では、実際に塾を使っていない場合、又、中学受験をどうするか決まっていない場合の注意点を


考えてみたいと思います。まず、普通に考えて、高学年からの塾の通塾時間には、抵抗感はある


と思います。また、塾によっては、受験塾では無い塾や明確に受験を意識していない塾もあります


ので、そういう塾から中学受験塾へ移ったりする場合には、下記の事がまず重要です。


中学受験塾でも、様々なパターンのテストがあります。例えば、関東では、SAPIXの組替、入塾テス


ト、これは、内部生も受けるために、順位、偏差値が出ますので、非常に参考になります。また、日


能研では、3年までのオープンテスト(これは3年内部生もうけます)、4年からは公開模試が内部生


も受けますので参考になります。四谷大塚は、全国統一模試がありますが、この試験は中学入試


にわれないマークシートであるのと、四谷以外の他塾生は高学年になるに従って、イベントとして位


置づけており、成績の参考にはしていません。5年ぐらいになると他塾生は、自分の塾の模試と重な


ったりするため受けません。四谷で、他塾でも受ける有名な模試は、6年に行われる合不合です。


今現在はどうなっているのか知りませんが、以前はSAPIXの塾生も受けていました。日能研は、以


前から自分のところの試験とぶつかるために、中学受験をする生徒が2つに分かれていました。


勿論、他にも色々な、たくさんの方法論はあると思います。しかし、現状で、中学受験をする多くの


生徒は、必ず一度はこの中のテストを受けている事と思います。


次にテストを受けた後の事ですが、低学年については、たまたま自分の子供に合っていた、以前や


っていた問題の場合、かなりの高得点を取ったりします。塾の先生は、当然のうたい文句として、難


関を目指せるから頑張ってくださいと声をかけますが、その言葉に確証はありません。ですので、今


現在の子供の立ち位置を確認するのみに留めて、また次の機会受けてみると良いと思います。また、


その試験は入塾試験も兼ねているので連絡は来ると思いますが、入るか入らないかはあくまでご本


人の家庭の考え次第です。ですので、無理に近づかなくても良いと思います。ただし、低学年から入


った方が、塾としても子供に色が付いてない事で教えやすい部分もあるので、入塾は簡単になって


いると思います。ジーニアスや宮本算数塾も、3年までは先着順と言うのも頷けます。


高学年の場合は、今までの雰囲気と少し変わってきます。何故ならば、中学受験塾で、授業と宿題


とテストをこなしていくには、ある程度の練習が親子共に必要だからです。以前より通塾している子


達は、そのペースに慣れています。勿論、バイタリティーがある子でしたら、6年から入ってもバリバ


リこなして行くと思います。しかしながら、そのスピードと量に挫折してしまう子もたくさんいます。ま


た、キャパシティの関係で募集人数が少なかったりして、入塾試験が通らないなんて言う事もありま


す。ですので、中学受験塾に入る入らないは別にして、少しでも可能性がある場合は、通塾した時の


授業、復習宿題、テストと言うサイクルを自分の家にあてはめて、スケジュールを見てみるのも良い


かと思います。


ですので、まずは出来るだけ全国の受験をする子のみの試験で自分の子の立ち位置を見てみる事


が大事ですが、実際には、それから始めての1年の経過が一番大事だと思います。とにかく、普通


は、上ったり下がったりしながら、子供ががんばって行きますので、一時の事ではなく、その経過を


しっかり見ていく事が一番大事です。また、既に早くから通塾しているご家庭は、とかく静かです。塾


へ行っていると言う事も言いませんし、成績についても騒ぐ事はありません。何故ならば、子供に純


粋に勉強を頑張って貰いたい為と、一喜一憂する事が子供の勉強の妨げになる事を知っているから


です。比較的この話題が出てくるところは、塾に通わせるかどうか悩んでいるご家庭が多いと思いま


す。まず、通うにしろ、しないにしろ、敵を知らなければ、その中に入る事も出来ません。情報につい


ては、直接塾で聞いてみる事も良いかと思います。


次は、塾を使わない場合、実際にどのような基本的な考えを持ったら良いか、考えてみたいと思いま


す。



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