チョクハン投信が日本を元気にする (かまた) | 鎌倉投信 結いブログ

チョクハン投信が日本を元気にする (かまた)

一昨日の日曜日、独立系直販投信8社合同でセミナー「直販投信が日本を元気にする」が開催されました。


結いブログ

私たちの世界でチョクハンとは、自分達で運用する投資信託(鎌倉投信であれば「結い2101」)を、銀行や証券会社を介さずにお客様に直接販売するという仕組みのこと。


野菜や果物に例えると、生産農家が産地直送でスーパーや農協等を介さずに直接お客さまの食卓に届けるのと同じです。


お客さまからみると、品揃えは限られるかもしれませんが、生産者の顔が見え、その生産の過程も良く知ることができます。

また、販売に関わる中間マージン(投信でいえば販売手数料)を下げることも期待されます。

金融商品は、野菜や果物のように、目で見、手で触れ、味わうことができません。

金融機関が扱う商品は“信頼”です。

今混沌とした時代だからこそ、尚更、チョクハンのような顔の見える金融がとても大切になっているように思います。


セミナーには、週末雨の中にも拘わらず数百名の方が足を運んで下さいました。

皆さん、とても真剣に資産形成のこと、日本のこと、直販投信のことを一緒に考えて下さっています。


こうした意識の高い投資家は、おそらく世界中を見渡してもいないのではないでしょうか。


1500兆円の個人金融資産は確かに国富です。ですが、今目の前にいる投資家達こそ本当の国富ではないかと感じました。


こうした投資家と同じ会場で議論しているとこんなことを予感させます。


顧客を意図的に自己の利益に誘導する金融は廃れ、(金融にかかわらないが)顧客参加型の金融の民主化が進む。


争う資本主義、奪い合う資本主義から、共に育てる資本主義に進歩軸が移っている。


小さくてもいい。世界がいずれ範とするようなチョクハンの姿を目指していきたいと思います。



お客様に随分と励ましを頂きました。

ありがとうございました!