古民家などの伝統構法の建物は地震の際に揺れますが揺れて上手く力を逃がす免震的な建物なのです。
現在の在来構法とは、地震に対する考え方が違います。現在の在来構法が地震に弱いという訳ではありませんが、伝統的な古民家などからも、もう一度学ぶべきものは多いと思います。
戦後60年余りの歴史しかない「在来構法」が歴史有る「伝統構法」に勝つにはまだまだ時間がかかりますし、勝ることは無いのかもしれません。
平安時代・江戸時代も地震はありました。そのたびに先人たちは「残すことの出来る構法」を創造してきたのだと思います。
現在一般的に行われている耐震診断は、図面や目視で建物の地震に対する安全性を判断する静的耐震診断です。・・・・・・・
現在の建築基準法では守れない伝統構法の古民家の耐震性を早稲田式動的耐震診断が古民家を持つ家主に安心・安全を与えます。素敵なことだと考えます。
動的耐震診断は、地震時に発生する共振的振動とそれに伴う建物の変形を簡単な調査方法で検討し得られた振動特性値を用いて建物の動的耐震性能の定量的な評価を行うシステムです。
専用の測定装置を用いておこない約1時間で診断できる手軽さが特徴です。
得られた性能評価から条件を満たす改修方法を明確に提示できます。
興味のある方公式ホームページで確認ください。http://www.retrofit.co.jp/waseda.html
伝統構法である古民家も安心・安全をもって、引き継ぐことが可能であることにうれしく、誇りに思います。