その終わりはつまり
始まりの合図でもあります
ゴールのテープはそこになく
ただ「よーいドン」の連続があるだけです
えてして人生はそうなのかな~と
恨めしいぐらい仕事しない冬の太陽みたいに
すぐに過ぎる魔法のような時間が始まります
それは素晴らしく、誰にとってもかけがえのない
一回で二時間十五分の
「よーいドン」の連続が始まるのです
その「誰」というのは
僕と僕の大切な仲間であり、見に来てくださる方々のことでもあります
僕らにはその奇跡の時間を提供する義務と、そして自信があります
それでは僕の大切な仲間の紹介です
画面左が斎藤優毅くんです
まさのりくんはアゴの力が強いと思います
僕はまさのりくんのことを心の中でアリゲーターまさのりと呼んでいます
他の動物より足が遅いアリゲーターは
けれど食らいつく力がすごいです
どうしても埋まらない経験値からくる技術力は
とにかく必死に食らいつき
ついて行くしかないのです
事あるごとに名前を上げられることの多いアリゲーターまさのりは
それでもめげずに貢献の道を進みました
そしてオーストラリアではワニより
ココナッツに頭を打って死ぬ人の方が多いらしいです
トリビアの泉に送ろう(提案)
画像右は警官役の安田瑞喜さん
ニックネームはやっさんです
やっさんは形而下表現、形容しきれない特別な存在です
俺は初めて会う人は必ず
「あの人はあれに似てる、この人はこれに似てる、アリゲーターはまさのりに似てる」って思うんですが
やっさんは俺がであってきた誰にも似ていません
こんなことは初めてです
一緒に歩いている時、ボソッという一言や
何気ない瞬間の存在か
にやけさせてくれます
やっさんはそういう人です
『やっさんの「や」は優しさの「や」かもしれない予想』を大学の卒論にする人募集中
そしてこれが警官役の佐藤暁臣さん
おみさんのニックネームで親しまれています
おみさんはきっと妖精です
東アルプスの森の中にある
美しい湖に野生のおみさんが群生しているはずです
そのうちの一人が迷子になって自然から人の世におりてしまった
それが今回エレファント・マンに出演しているおみさんだと
僕は信じて止みません
「何言ってんだこいつ」
って思う人はエレファント・マンをみにきてください
絶対おみさんを見たら
その純粋さや直向きに
愛らしさを感じると思います
そんなこんなでついに小屋入りとなってしまいました
そうです
あらたな「よーいドン」です
その音が響き渡ったら選手は否が応でも走りぬかなければいけません
次の「よーいドン」に向かって
僕もやっと遅まきながら、スタートの姿勢を取ることができました
いっそのことフライングしよう(暴挙)