コンビニ敬語 | 岐阜で働くサボリーマンのブログ

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岐阜県のメーカーで働くサボリーマンの戯言です

「○○のほうを……」
「こちら○○になります」

 コンビニや飲食店なんかで店員さんが接客時によく使われる言い回し。
俗にいう「コンビニ(ファミレス)敬語」
私自身も接客的な仕事をしているので、お客と話をするときがあり、ついつい「コンビニ敬語」を使ってしまう。
この「コンビニ敬語」。時には違和感をもたれ、言葉の乱れだとして煙たがられることがある。

 「コンビニ敬語」最近増加してきた言い回しで、日本語の文法から見ると間違いである。
「~のほう」という言い回し。例えば「コーヒーの方をお持ちいたしました」ではなく、「コーヒーをお持ちしました」と言ってしまえば良いし、「こちらが入り口になります」ではなく、「こちらが入り口です」と言ってしまっても良い。
では、なぜワザワザコンビニ敬語で表現してしまうのか。
あくまで私の感じ方なのであるが、要は言葉のデコレーションではないだろうか。
なんとなく、「コーヒーをお持ちいたしました」よりも「コーヒーの方をお持ちいたしました」、「こちらが入り口です」よりも「こちらが入り口になります」と言ったほうがなんとなく丁寧な感じがする。
そういった印象があるから私もお客さんと接するときはより丁寧に、よりソフトに対応しようと思い「コンビニ敬語」をつい使ってしまう。
我々の世代は「コンビニ敬語」を聞きながら育ってきた。よって、「コンビニ敬語」=丁寧な言葉というイメージがあると思われる。

 確かに「コンビニ敬語」というのはあくまで現在の日本語の文法から見ると間違いである。ただそれはあくまで今の日本語の文法に照らし合わせた場合である。
言葉というものは時代に伴って変化してゆくものである。
今まで日本語は常に変化を繰り返してきた。江戸時代の日本語の文法と現代の日本語の文法では明らかに違う。
よって、このまま「コンビニ敬語」がどの地域、どの世代にも深く浸透すれば近い将来「コンビニ敬語」が正しい日本語となり得ることもある。
「コンビニ敬語」とは、「乱れた日本語」と同時に「新しい日本語」という側面を持ち合わせていると思われる。

 私は「コンビニ敬語」というものは現場の「お客さんに丁寧に、柔軟に対応したい」という工夫、接客を円滑にしようという思いが「コンビニ敬語」が生んだのではないかと考える。ゆえに、「コンビニ敬語」に関する賛否の議論が挙がっているが、現場では今後も「コンビニ敬語」が普及していくものと思われる。




「コンビニ敬語」について書いてみました。
ついつい使ってしまう「コンビニ敬語」
拙い文でごめんなさいm(_ _)m
眠いので文章がヘたです(言い訳)

叩かれる「コンビニ敬語」。でも「コンビニ敬語」くらい可愛いもんじゃないでしょうか。
「コンビニ敬語」に比べてもっと酷くみぐるしい言葉の乱れってのはあるし、それ以外にも乱れている事ってのは世の中に山ほどあると思います。
僕はもっとほかに叩き、治すべきものがあると思います。いや、ある。
えっ、まずオマエ自身の乱れを直せって!?ごもっともです。

さあ、明日も仕事だ。