株式の値段は『株価』
FXの値段は『為替レート』
のように、投資信託にも
『基準価額』
という値段の呼び方があります。
よく『基準価格』と間違われるのですが
『価格』は需要と供給のバランス、
つまり買いたい人が多ければ値段は上がり
売りたい人が多ければ値段が下がる
といった理由で値段が変わるものを
『価格』とよびますので
株価はその代表例の1つです^ ^
一方『基準価額』の『価額』は
そのものの資産価値を表す金額のことです。
つまり、投資信託の値段は
需要と供給で決まっているのではなく
投資信託が現に保有する
株式や債券、不動産、金などの
資産価値を全部集計して算出されるため
『基準価額』なのです。
ですから、需要と供給の関係で
リアルタイムに価格の変動が画面で見られる
株式やFXと違って
投資信託は
株式の取引が終わる15時以降から
算出作業が始まります💡
簡単に書くと、投資信託が保有する
銘柄を15時の終値で価値計算し
それを投資信託の1口当たりに
割ることで、基準価額を算出します💡
(実際もっと複雑だけどイメージはこれで🆗)
だいたい17時くらいになると
その日の株価などの変動で
投資信託の資産評価価値(時価)が
上がったのか下がったのかが判明します^^
保有している解約対応用の現金や
株式や債券から配当や利子があった場合は
それも加算されます。
そこから運用にかかるコストが差し引かれて
昨日お話しした純資産総額が算出されます💡
それを全顧客の保有する総口数
(株だと発行済株式総数。
世の中に出回っている株券の総枚数)
で割ったものが
投資信託一口あたりの基準価額です。
ですから、仮に今日注文を入れた場合
いくらの値段で投資信託が買えたのかが
わかるのはだいたい17時以降くらいです^ ^