2新生児は死後十数年、手元に置き転々?…平塚5遺体
神奈川県平塚市のアパートで男女や新生児を含む計5人の遺体が見つかった事件で、新生児の2遺体は死後十数年経過していることが、平塚署捜査本部の調べでわかった。
娘の岡本利加香さん(当時19歳)殺害容疑で逮捕された岡本千鶴子容疑者(54)が、1984年に行方不明になった利英君(当時6歳)とみられる白骨化した遺体と一緒に、長年隠し持っていた可能性が高いとみて、捜査本部で追及している。
新生児2人と男児の遺体は、それぞれ2箱の段ボール箱から見つかった。いずれも黒い家庭用ゴミ袋に詰め込まれ、箱は粘着テープで密封されていた。
捜査本部が、箱や粘着テープの接着剤などを分析したところ、テープは一度もはがされた形跡がなく、かなり古い時期に梱包(こんぽう)されていた。さらに、腐食により液体化が進んだ新生児の遺体の状況から、捜査本部は死後十数年がたっていると断定した。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060509-00000301-yom-soci
<平塚5遺体>岡本容疑者、刃物で裁判所執行官にけがも
神奈川県平塚市のアパートで5人の遺体が見つかった事件で、岡本千鶴子容疑者(54)=殺人容疑で逮捕=が昨年2月、住んでいたマンションの家賃を約2年分滞納し、明け渡しを求めて訪れた裁判所執行官の前で刃物を持ち出して軽いけがを負わせていたことが分かった。娘の利加香(りかこ)さん(19)の殺害容疑については新たに「2人きりの時に殺した」と供述していることも分かり、平塚署捜査本部は動機などをさらに追及する。
関係者によると、岡本容疑者は98年ごろ、5遺体が見つかったアパートから500メートルほど離れた3階建てマンションに入居。03年ごろから家賃の支払いが滞り、05年2月時点で滞納額は少なくとも百数十万円に上った。
岡本容疑者は支払いに応じなかったため、同月26日午前10時ごろ、横浜地裁小田原支部の執行官3人が明け渡しを求めて部屋を訪問。岡本容疑者は台所付近から包丁を持ち出し「自殺する」と騒いだ。男性執行官1人が刃物に触れ、左手中指のつめの下に約1.5センチの傷を負った。平塚署員が駆けつけたが、被害届は出されなかった。
この騒ぎの直後、岡本容疑者は利加香さんと部屋を出た。自殺した利加香さんの異母兄、山内峰宏さん(35)が引っ越しを手伝ったというが、岡本容疑者らが山内さんが借りていた現場アパートに移った時期ははっきりしていない。
一方、現場で見つかった男児、新生児2人の遺体が入った二つの段ボールは、長い間開封された形跡がないことが分かった。捜査本部は岡本容疑者が以前から段ボールを所持し、山内さんのアパートに移った際に運び入れた可能性があるとみている。
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060509-00000009-mai-soci
根源はやっぱり母親だったのか・・・