敬愛する先輩、広沢かつみさんの著書。
玄関から始める片づいた暮らし (青春文庫)/青春出版社
¥691
Amazon.co.jp

「暮らし系の本だし、なんだかいい『氣』の本だし、のんびり読もう」と思っていたら、
購入の翌日に一気に読んでもうた!

まあ「片づけ本」です。

やましたひでこさんの「断捨離」とか、
こんまりさんの「片づけの魔法」とかみたいなもんだと思えば、
ザックリ合ってるんだと思います。

「玄関から」というのは、読むとちょっと「お」と思う。
ある種の統計が隠されているので、玄関から始めるのはスペース上都合がいいってのと、
その統計の裏付けからもたらされる結果を招かないように、という啓蒙。

まあでも、多くある片づけ本と同じ。
(近藤典子さんとはチト違う)

モノは適量。

ということが彼女のこれまでの人生訓や、
整理収納アドバイザーとしての知識や実践、編集者時代の取材例などを用いて解説されておりまして。
でも、この「モノは適量」って、最近の整理収納系本には書かれてることよね。

それを玄関からはじめるか、本棚からはじめるか、くらいの違いなんだと思う。

そうかあ。

一度は納得して、「片づけの道は一日にしてならず、だにゃ ジバニャン 
という感想を抱いて読了した。

この本の、本当の恐ろしいチカラは、ここからなんである。

どらえもん

読み終えて数時間経って、なんだかお尻が落ち着かない。
部屋を見回すと、あっちもこっちも気に食わない。なんだか怖い。

15年前に買った白いG3

こんなもんがリビングにでん、とあるって、おとろてぃくない?

白いG3というのは、PowerMackintoshってパソコン。
しかもですよ?

接続されたディスプレイはブラウン管ですよ?
ブラウン管って言わないのか? CRTディスプレイっての?
SCSIって知ってる? USBじゃなくて、SCSI

嫁に行くので家を出るのに処分しようと思ったら(7年前だ!)、
荷物を運び出し、新居を整えるので力尽き、
ついでに「実家用パソコン」ってことにしちゃったもんで(OS9なんだよ???)、
片づけそびれてもうた……。

目に入るたびに「ああ、片付けよう、片付けよう」と思って、
どれほど経ったことでしょう?

ムキャー!!!!

ってなって、撤去して、地層みたいになったホコリを拭いて、
押入れに入っていたダンボール(購入時のものをとっておいた)に詰めて、
今、回収申し込みをするところ。古すぎてとても面倒なことになってしもた。

でも、こいつらを撤去し、いろいろやりくりしたおかげで、
タタミ1畳分のスペースと、快適な動線を少し手に入れた……。

その後もスイッチはきれず、あれほど売っぱらったと思った本を、
80サイズに4箱集めてブックオフにドナドナしてもろた……。

そのほか、こまこまコマコマした片づけや掃除や洗濯をして、
2日後、ものすごい眠気で起きていられず、ほぼ1日寝てしもた。

マングース

翌日、ものすごくスッキリ。

いつものよーに、朝、ゴミを捨てて近所の神社さんにお参りに行った。
手水舎の龍神サマにパンパンし、
本殿に行こうとしたら……・

「そうそう、気になってたんだよね、こっち。抜け道かニャ? 
ジバニャン 

と、いつもスルーしていた道に行ってみた。

ら! 願いを叶えてくれるという白蛇サマを祀った祠が!

つば九郎

私が言いたいのは、広沢かつみ嬢が書かれた

玄関から始める片づいた暮らし (青春文庫)/青春出版社
¥691
Amazon.co.jp

が、やましたひでこさんでも、こんまりさんでも動かせなかったこのアタイを、
アタイの10年を、わずか半日で一気に動かした、とゆーおとろてぃさでしゅ、はむ。

アタイと同じく、なかなか片づけに腰が上がらないのでお悩みの方、
お読みになられてみては、いかがでせうか?

でもマジで一気に行くから、
気をつけたほうがいいよ!( ・∀・)