９月に入り、全国的に大気の状態が不安定である中、なぜかこの日は青空を仰ぐことができ、夏の名残の軽井沢へ友人たちと日帰り（！）で行ってまいりました。
８月に、お友達のバーベキューにお呼ばれした私の友人が、あまりに素晴らしいので、もう一度今度は私達をと、即座にご案内くださり、即（！）行ってまいりましたのが、「志音窯」。
日本の陶芸家・田端志音さんのご自宅に併設されている展示室には、染付、赤絵、銹絵（さびえ）など、さまざまな手法で丹精込められた作品が並んでおりました。
陶芸に詳しいわけでもない私が、穏やかな志音さんの笑顔に触れて、さまざまなお話をうかがう機会をいただき、その貴重な時間は、なにか、今この時の私に投げかけられる必要なメッセージが込められていたようで、そのめぐり合わせに感謝いたしました。
”実るほど頭を垂れる稲穂かな”とはよく言われておりますが、素晴らしい数々の作品を創作されていらっしゃる方であるのに、語られることがほんとうに謙虚で、作品に向かわれる時の無我の境地、けれども内にある強い創作意欲のエネルギーに、多くのヒントをいただきました。
静かで、謙虚である志音さんの、あふれるような陶芸への思いは、言葉を越えて、作品を通してパワーを放っておりました。
そしてそれは、そこにかざられるであろう花々を、そしてそこにもられるであろうお料理を、よりいっそう引き立て、輝かせるという強い慈愛のエネルギーをもった作品であるように感じました。
「私の体を使って、誰かが作品を作ってじゃないかしら？ってほんとうに思うことがあるのよ！」
とさりげなく語った一言が、心に残ります。
そんなわけで、陶芸に詳しくない私は、解説などせずに、素晴らしい作品の中のほんのいくつかを、ブログにもご紹介させていただきます。
志音さんの作品は高級料亭などで使われているとのこと。
プロのお料理人をよりいっそう本気モードにさせてしまう力があります。
どれもとても高価ですが、私もほんの小さなものでも、手元に置いておきたい気持ちになってしまいました。
ますますのご活躍、これからも素晴らしい作品を通して、多くの方にエネルギーを与えていかれることと思います。
土に心を注ぎ、音を奏でさせてくださる志音さん。
心の通ったお話、ほんとうにありがとうございました。
（私の写真の腕が悪くて、質感などが出せずお許しくださいませ。）
なお、名古屋で以下のような展示会があるとのことで、もしお近くの方、ご興味のおありの方がございましたらと、ご案内いたします。約３００点ほどの展示予定とのことでございます。
素晴らしい作品でしたので、さっそくの展示、シェアさせていただきます。
日時：１０月４日（金）５日（土）６日（日）午前１１時～午後４時
会場：日本料理「加勢」（愛知県名古屋市中区３－２１－１０）
内容：展示席／点心席／お茶席
会費：５０００円
定員：１日１００名
お問い合わせ：080-6939-0281
ご予約：shiongama@gmail.com
締め切り：９月２７日
どなたもそれぞれがお持ちの、素晴らしい才能。
その、内なる魂を輝かせていらっしゃる方にお会いできることは、ほんとうに感謝です。
今日もブログにお訪ねくださりありがとうございました。
こちらからも、どなたへもエール、送ります。
天候不順の折、ご自愛くださいませ。
ではまた！
つつく、、、、、