みなさんこんにちは、名古屋大学総合診療部の宮崎景といいます。卒後12年目です。今年の6月から3年間、ミシガン大学家庭医プログラムのレジデントとしてどっぷり家庭医療に浸かってくる予定です。その後は、家庭医療の指導者としてのフェローシップを受けてから地元、東海地方に帰りたいと思っています。


自分自身が家庭医として、患者さんとじっくり向き合える医師として成長したいだけでなく、日本に家庭医療の良さを広めたい、自分の仲間になってくれる若い人たちを育てられる人間になりたいと思っています。


 何故、私が今更留学をすることにしたのか?
 

 どんな道を辿って家庭医にたどりついたのか?


細かい話はブログを書いていますので、興味があれば覗いてみてください。
他にも学会のこと、専門医のこと、留学のこと、家庭医療や総合診療の概念など、医学生の方々も興味を持てるトピックをなるべくあげて書いています。


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ルン 今更留学記 Family Medicine ルン

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身の上話はこのぐらいにしておいて、せっかくですので皆さんが「家庭医って何?」「家庭医についてもっと知りたい」と思った時のリソースについて紹介したいと思います。


1.家庭医療学会若手部会 「家庭医療学の普及へ向けた広報活動・後進の育成」プロジェクト
 
家庭医療学会の若手部会は、初期臨床研修を終えてから卒後10年未満までの若手で構成されています。この若手部会に「家庭医療学の普及へ向けた広報活動・後進の育成」というプロジェクトがあります。私がそこのリーダーをしていたのですが、なかなか学生の皆さんと連携をとりきれずにいました。
全国の学生の勉強会の状況を把握したり、講師を斡旋したり、もちろん夏のセミナーに協力したりという活動も今後展開したいと考えています。是非協力していきましょう。

→ リンク 若手研修医部会HP



2.先輩家庭医のブログ

密かにブログを書いている家庭医の先輩はたくさんいます。
私のブログからのリンクでもいくつかたどりつけます。
例えば、


「Family Physicianの独り言」
「毎日精いっぱい生きる事が一番の修行なのです」
「あなたの幸せは、私の幸せでもあるのです」
「Dr Guts 院長奮闘物語(本音の家庭医)」
「家庭医療後期研修での気づきと学びと振り返り」
などなど。


ググってみてください。探せばもっとたくさんありますよ。

(※ググる・・・google で検索する事)




3.各地方での家庭医の集まり

実は皆さんが知らないだけで、各地方で家庭医の集まりが結構あります。
東海地方では「東海家庭医療ネットワーク」という集まりがあります(私が代表をしています)。参加対象者は、「東海地方にゆかりがあり、家庭医に興味がある医学生と医師」です。メーリングリストの運営と、年3回の勉強会をしています。ネットワークに参加希望の方はyahooグループで「東海家庭医療ネットワーク(TFMNet)」を検索して、自分の所属と「夏期セミブログをみました」と付記の上参加申し込みをしてください。


また
第7回の集まりが早速5月17日に14時から17時まで名古屋の協立総合病院あります

 
今回はアメリカの家庭医療でも有名な、ニューメキシコ大学の家庭医療科のPeter Barnett先生も講師役で参加されるという、おいしいチャンスです。


今回は医療生協家庭医療学レジデンシー・東海のレジデントセミナーと共同開催です。こちらに参加希望の方は名前、所属を記入し「学習会参加のみ」or「懇親会も参加」を選択の上、みなと医療生活協同組合協立総合病院 


minato99☆quartz.ocn.ne.jp (☆→@変換でメールをお願いします)までご連絡ください。

医局事務担当:桜井 


4.日本の家庭医の見学



亀田や北海道家庭医療学センターなどのメジャーどころであれば、皆さんご存知でしょう。それ以外にも皆さんの地元に、すばらしい家庭医の先生がいらっしゃるかもしれませんよ。
リンク PCFMネットワーク  はご存知ですか?プライマリケア・家庭医療の診療所見学を受け入れる医師のネットワークです。家庭医療学会のホームページからもリンクがあります。



5.アメリカ家庭医の見学
私がレジデンシー予定のミシガン大学にある「日本家庭健康プログラム」は、つてが無くてもアメリカの家庭医見学をできる数少ないリソースです。
これまでは日本人クリニックの見学が中心でしたが、私がレジデントとして研修を開始することになりましたので、私に張り付くことで研修医の一日を見学してもらうことも可能なればいいなと思っています。(この点は現段階では確約できませんが、プログラムと交渉していくつもりです。)
日本人家庭健康プログラムの詳細はリンクサイト   を見てください。