「古代蓮根」ができるまで。 | ニッポン放送~柿沢安耶と番組スタッフのブログ~The Voice of Farmers 

「古代蓮根」ができるまで。

★AM1242ニッポン放送★
☆The Voice of Farmers☆
★毎週日曜朝6時5分!★



スタッフ<K>です。


「蓮根」をテーマに


お送りした今回のVOF。


ニッポン放送~柿沢安耶と番組スタッフのブログ~The Voice of Farmers -851

お話を伺ったのは


千葉県成田市 有坂農場の


有坂照章さんです。



有坂さんの育てる、


生でもおいしく食べられる、


甘くてやわらかい


「古代蓮根」。


有坂さんが


子供のころ食べていた、


日本の在来種の味を


目指して作られたものなんです。


在来種の「蓮根」は


収穫が難しく、収量が上がらないため


明治時代ごろから


作られなくなっていきましたが


入れ替わりで主流になっていった


「中国種」の味に満足できなかった


有坂さんは、在来種の味を


中国種で再現しようと



「古代蓮根プロジェクト」



を20年前にスタート。



45年間、「蓮根」を育ててきた


有坂さんは、自分が食べていた


蓮根の味を目指して、


ひたすら地道に


明治以前の土壌を再現するために


土づくりをしました。



その結果、


在来種の味を再現した、


「古代蓮根」が


出来上がったんです。



そんな、有坂さんいわく


「蓮根」を収穫するのは


非常に難しく、


長年の経験が必要とのこと。


そもそも、「蓮根」が


どんな風に埋まっているか


ご存知ですか?


なんと、「蓮根」は


水を張った田んぼの


土の中に埋まっているのです!!


どこに埋まっているかわからない


「蓮根」を、昔は農具を使って


掘っていましたが


今は、ホースで水をかけ


水圧で掘り出すそうです。



「蓮根」の埋まっている


田んぼと、収穫の様子、


1度見てみたくなりますよね♪



来週は、有坂さんの育てた


「古代蓮根」を


試食させていただきます!


是非、お聴きください!!