
- 出版社:マガジンハウス
- 定価:250円(税込み)
ウフ.2007年2月号
livedoor BOOKSで購入
書評データ
今まで出版社がPR誌というものを
作っているなんて知らなかった。
けど、読んでみたら
ちょうどいい厚さだし、
どれを読んでもレベルが高い。
もともとマガジンハウスは
好感度の高い出版社なので
より一層好きになってしまった。
一冊250円というのが、少し高い気がするけど、
(これぐらいなら100円安くして150円がいいと思う)
いまをときめく、宮崎おあいや
大島美幸がエッセイを書いているのだから
充分読む価値があると思う。
なにより気軽に読めるので、
今まで読んだことのなかった作家との出会いがある。
今回面白かったのは、
ほしよりこ「ボナペティ日記」、山本幸久「美男子考」、
それから、玖保キリコ「ヒメママ」、川島誠「スタート・イン・ライフ」、辛島美登里「半熟女日記」だった。
特に辛島美登里さんの「半熟女日記」には、大いに笑わせてもらった。
た~まに見受けられる、ちょっと辛口なコメントや
正直な女性の心理がものすごく面白かったし、勉強になった。
こんな風に書いていったら、
ほとんどの作家さんにコメントしたくなるような
ステキな雑誌だった。
きっと出版社のほうでも
かなり力を入れて作っておられるんだと思う。
ぜひ次号も読んでみたい。