ブログ開設のご挨拶 | 異界行

異界行

オカルト歴ン10年の著者が、過去に行ってきたミステリースポットの調査内容を報告します。

「日本は神秘国である。時を問わず、何時、誰が、何処から見ても日本は神秘国である」

日本のピラミッド発見者の酒井勝軍の言葉である。

 

始めまして。謎学研究家(自称)のカケルです。

遥かな昔、筆者が中学生の頃、雑誌「サンデー毎日」による長野の皆神山ピラミッドの特集記事を発端とする第2次日本のピラミッドブームが起きました。

現存する唯一のオカルト雑誌「月刊ムー」でも2ヶ月連続で総力特集が組まれ、もともとオカルト属性の強かった著者の中二病心を直撃。

また、以前から熱中して読んでいた五島勉氏の「ノストラダムスの大予言」シリーズでも、「別のもの」による救いは日本から出現する、といった結論が提示されており、これまた「世界を救う」などという中二病心をくすぐられて、その後どっぷりと日本のピラミッドや日本超古代文明にのめり込むことになります。

その時、もっとも感銘を受けたのが、上記のムーブックス「日本ピラミッド超文明」。そこでは、日本のピラミッドを個別に紹介するだけでなく、これらピラミッドは法則性を持って地理上に並べられており、いわば日本列島を覆うネットワークを形成していることが述べられていた。

中二病少年としては、日本各地のピラミッドへ思いを馳せつつ、いつかこれらのピラミッドに実際に赴いてみることを夢想する。

そして、日本のピラミッドを語る上で欠かすことのできないものとして、古史古伝「竹内文書」が挙げられる。超古代、日本は世界の中心であったとする同書は、茨城県磯原にある「皇祖皇太神宮」が伝えている。
高校生になって多少は行動範囲が広がった著者は、日本各地のピラミッドや遺物を実地調査することを実行に移そうと思い、その第1弾はこの皇祖皇太神宮にすべきだと判断して、各駅電車を乗り継いで磯原へと赴いた。

これを出発点として、その後は行ける範囲で日本のあちこちを調査して来た。

また、当時「八幡書店」という出版社が酒井勝軍の著書や古史古伝の資料など、戦前の文献を多数復刻しており、出版社からカタログを取り寄せたりもした。しかし、貴重な資料であるが故にどれも高価。とても高校生の小遣いで買えるレベルではなく、そのためにアルバイトをして唯一「神秘之日本」だけは購入できた。

その後の調査行でのバイブルが上記のムー別冊「日本ミステリー・ゾーンガイド」。成人して車を得た著者は行動範囲も大幅に広がり、ピラミッドもそれなりの数を実地調査して来た。

その後、世の中がインターネット時代になって、著者も自らホームページを開設。そこで、調査報告もしてきた。

 

ただ、著者は(悪い意味で)波乱万丈の人生を送っており、ホームページ活動も続けられなくなり、これらの調査報告は過去のものとなった。

しかし、それでも少年時代の夢想のかがり火は胸の奥に僅かながらも残っており、機を見つけては調査行自体は現在でも散発的に続けている。

著者は写真撮影も趣味なので、各地で撮影してきた写真もかなりの数に上り、いずれこれらを整理して報告したいと思った。

 

前置きが長くなりましたが、これが当ブログを開設した理由です。

これから過去〜現在に続く調査報告をして行きますが、できれば古い順に記事作成していきたかったけど、過去の調査時の写真はデジカメの無い時代の紙の写真。しかも著者は先述のように波乱万丈の人生を送っていて引っ越し回数も多く、その過程で写真もかなり散逸している。

これらの写真を探すのにも手間暇かかることでブログの開設が遅れていたけど、それならばデジカメ画像データの所在もはっきりしている新しい順に記事を作成すれば良いわけで、ようやく開設に至りました。

 

あくまで著者個人の趣味によるブログ記事ですが、興味のある方にお読み頂いて、いいねやコメント等して頂けると幸いです。