随分更新をお休みしてました。
現在マンゴー園地では花が終わり、チラホラと小さな実が付いている状態です。
今年の作柄についてですが、記録的暖冬で花の付きが悪く、すでにお手上げ状態です。
1月でもハウス内が30度を超えていて2月になんと真夏の高温を好むハダニ被害を受けました。
※こちらは1月終わり頃撮影
グッと冷え込みがあればこんな事にならないのですが想定外でした。
新芽の伸長を止める為に冠水を絞り気味にしたのですが、それが乾燥を好むハダニの増殖に有利に働いたようです。
気候のせいばかりではないですね。ハイ。
まるで素人の失敗です。
満開時期の画像ですが例年の半分以下。
花の質が十分なものは2割くらいでしょうか?
花は園地管理者にとっては通知表のようなものだと考えていますが落第決定です。
やっちまったなぁという感じです。⤵︎⤵︎
ぼちぼち今年の作柄予想が出始めて常連のお客様、新規のお客様からのお問い合わせも入り始めたところなのですが、今のところ新規のお客様のご注文にはお応えできる状態ではなく、ネット販売の受け付けも行わない予定です。
毎年ご注文頂いているお客様、申し訳ありません😢
なかなかブログを更新出来なかったのも良い材料が見つからずというところもありまして。
例年なら花吊りや誘引など時間に追われる時期なのですが、現在その時間を放置気味のたんかん圃場に費やしています。
こちらは嵩上げの為に入れた土がとんでもない代物でして。
結局手作業で石を掘り起こす以外方法がないので先の見えない土方作業を続けています。
荒れ地を開墾するってこういう事なんだろうと改めて先人の苦労に触れるような気持ちがします。
先入観に囚われず自己流でやるのは傍目で見ると一見良い事はひとつも無いように見えるのでしょうが、失敗から学ぶという点では本質を捉える為の近道だったりするんじゃないかと思っています。
マンゴーは定植して今年でちょうど10年ですが、まだまだ知識も経験も足りません。
今年の失敗を糧にまた成長していけたらと思います。
※画像は園地隣集落於斉の浜