『茶蝶貝と蟹太鼓』

台風なので溜まっていたネタを一気に放出!

 

『茶蝶貝』チャチョウガイは別名

一般的には『マベ貝』(マベガイ)

和名は『マベ』

真珠層を持つ二枚貝。

アクセサリーの素材として歴史があり、瀬戸内町では古くから養殖が盛んです。

ちなみに、Seamamでは天然個体を使用しています。

 

夜光貝のような厚みのある素材ではないものの、非常にきれいな真珠層の輝きです。

 

 

削り込む場所や深さによって、真珠層の色が変わってきます。

削りが浅いと表面近くは茶色、削り込むと肌色のような色合いになります。

 

夜光貝同様、虹色の輝きはピンクとグリーンが強め。

 

削り込み方でグラデーションが付けられます。

 

茶色部分が薄めのパーツ

 

 

 

同時に制作していた夜光貝パーツ。

詳しい説明や完成品はまた今度~

 

 

 

 

 

『蟹太鼓』

またまた謎タイトルです。

 

カニ助の飼育開始後、陸生の蟹に興味がでてきたのでいろいろ観察。

庭でデッカイのが捕れました。

ぱっと見サワガニのようですが、

 

 

手と比べるとこんな感じ

名前は『オカガニ』

標準和名がオカガニです。

 

デカいです

甲羅の幅は9cmありました。

水中ならもっと大きなカニはいくらでもいますが、陸生は存在感が別物ですね。

 

 

陸生と言っても、絶えず体の中(エラ部分)に水を溜めています。

ハサミでか過ぎ・・・これに挟まれたらヤバい。

鉛筆で握力テストをしたけれどまったく挟まなかった。

 

エビやカニは、足やハサミの先端に、嗅覚や味覚を感じ取る器官があります。

おそらく無機質なものには反応しないのかもしれません。

指なら一発でしょう。

 

雄なので名前は『カニ太郎』

 

カニ助と一緒にバケツで飼育開始。

すぐに喧嘩を始めたので、2つのバケツで別々に飼育開始。

 

 

 

≪蟹太鼓≫

カニは基本夜行性。

味や匂いを感じ取るハサミの先端で突いたり叩いたり、あちこち押し当てながら餌を探します。

 

日が暮れてから2時間後ぐらい、

カニ太郎もカニ助も動き出します。

餌を探して

トントンとんとん

空のバケツなのでよく響きます。

 

餌をあげると落ち着きますが、しばらくするとまたトントン。

これが一晩中響きます。

 

明け方はテンションが上がるのか、2匹とも大暴れ。

ドンドンガラガラ

・・・・もう・・・無理

3日目には2匹とも放してあげました。

 

 

≪生物観察≫

デザインの勉強も兼ねて身近な生き物をよく飼育します。

いつも一週間程度の短い期間だけ。

それ以上は、回復できないダメージを与えてしまうことになりかねません。

 

自分が一時的に生物を飼育する理由は一つだけ。

『生態や能力の一片だけでも垣間見ること』

 

武器でもありながら、

嗅覚と味覚を兼ね備え、

米粒一つを潰さずにつまみ上げ、

カニカマを綺麗に切り裂く繊細さ。

 

今回はハサミの能力についていろいろ発見できました。

 

図鑑やWEBで仕入れた『情報』は、文字を読んだだけに過ぎず、到底『知識』とは言えない。

誰かに何かを伝えるとき、僅かでも経験を交えた説明でないと相手には伝わりません。

薄っぺらい情報だと聞いているほうも面白くないですし。

 

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