なんてこった、今年2回目の投稿です。
『抹香鯨とカニカマと蟹』
かなり謎な題名ですがそのままです。
もうすでに、いつのことだったのか忘れてしまいましたが、数年前の作品です。
お得意様のHaruさんデザイン
『マッコウフック』
夜光貝は使える素材の色模様やサイズに制限があります。
サイズ的に1つの素材から作り上げることが難しい場合、
表現したい色模様が1つのパーツからでは作れない場合、
そんな場面によく出会います。
限られた素材をいかに工夫し、その部位の色模様を表現するかが夜光貝細工です。
ただ、無理して1つの素材から作り上げる必要もありません。
そんな時は潔く、2つのパーツを繋ぎ合わせて作ることもあります。
Seamamオリジナルシリーズ
甲羅張り合わせのカメさんもそうですね。
今回のオーダーは、
特大サイズと、
「海のように青いボディー」がキーワードでした。
青味の強い素材、1年は覚悟していた素材探しの旅。
奇跡的に1日で終わりました。
夜光貝細工では、良い素材を探す作業(時間)を『旅』と表現します。
分かりやすく言うと、
あり得ないぐらい最高の素材がすぐに見つかった。
ということです。
張り合わせなので2ピース。
早速もう片方のパーツの制作。
柔軟性の高い真珠層素材。
仕上げ磨き前。
自分でも思っていた以上にカチャっとはまるので、ずっとカチャカチャしてました。
仕上げ磨き後
張り合わせた後のバランスも考えて、パーツにひねりを加えてあります。
完成!
とにかくデカいので、重さもすごいことに。
実用的というよりは、1つのオブジェとして。
<カニカマと蟹>
タイトル通り、
蟹がカニカマを食べているだけの記事です。
奄美には陸生の蟹が沢山います。
夜運転中に見かける赤い蟹はアカテガニやベンケイガニ。
陸生の蟹は他にも、クロベンケイガニ、オカガニなどが生息しています。
オレンジの縁取りに青いハサミ、
びっくりするほどカラフルな蟹がいた。
しかも何故か玄関の中に。
アカテガニがいるのでアオテガニとか、
派手なので、ニシキガニだとか、
見た目にちなんだ名前だろうと思っていたら、
この蟹の名前は、
『ハマガニ』
・・・・・結構普通の名前でした。
本州にも生息している普通種らしいです。
この個体は特別色鮮やかだったのでしばらく飼育してみました。
雄なので、名前は「カニ助」
初日
餌はとりあえずカニカマ。
食べやすそうなのがこれしかなかった。
カニカマ、
おそらく、見るのも食べるのも初めてのはず。
しかし・・・
・・・・なんか食べるの上手いね。
共食い・・・ではないな、
でも、
何かいけないことをさせている気がする。
カニバリズム(共食い)
・・・カニだけに。
蟹ネタは次回に続く
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