シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ | Pessimistic Optimist

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徒然の想いと出来事

終映間近になってしまった、前々から気になっていた

マーベル映画を性懲りも無く観て来ました(^▽^;)


シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ」です。


お馴染みアベンジャーシリーズの中の1作で、

初作から映画館で観ている、キャプテンアメリカ

シリーズとしては3作目になる映画です。


タイトルのシビルウォー通り、今作では初めて

アベンジャー内での内戦が勃発します。


アイアインマンとキャプテンアメリカが対立するとの

前宣伝でしたが、実際に観ると予想していた

対立に観えて実際はおざなりな瞬間誤解的な

モノとは違い、かなりシリアスなテーマが基軸でした。


このシリーズは殆ど全て、まんまとマーベル商法に

引っ掛かり映画館で鑑賞している私ですが、

毎作、予想以上に作品レベルが高く、その分、話も

煩雑且つ登場人物も多いので私のボロボロ記憶装置

では片っ端から忘れていて、今作でも登場人物の多さで

相関関係が完全理解出来ておらず、そこに更に

新キャラが加わるので理解するのも大変でした。


キャプテンアメリカとアイアンマンの対立に至った

ベースは、私が好きだった平成ガメラシリーズのⅢで

初めてタブーに踏み込んだ、正義の戦いと称される

市街戦の中で、どれだけ一般の罪の無い人間が

巻き込まれ犠牲になっているかという部分でした。


そこがベースにあるだけに考え方の相違も根深く、

アイアンマンチームとキャプテンアメリカチームに

分かれて戦う壮絶アクションシーンも登場します。


ヒーローの名前を覚えるだけでも大変ですが、

キャプテンアメリカチームには、ホークアイ、

ファルコン、スカレートウィッチと過去作でも

活躍した面々に何と、アントマンが新参入。


片やアイアンマンチームには、ウォーマシン、ヴィジョン、

ブラックウィドウ、新加入でブラックパンサー、

そしてサプライズ参戦でスパイダーマン迄登場します。


これらのヒーローが入り乱れて、それぞれの

得意技をもって戦うシーンは壮絶で、決して

お笑いになっていないのが凄いところです。


そしてクライマックスでは、そうした意識の違い

だけでは無かった更なるどんでん返しが、それ迄の

見事な伏線を回収する形で登場し、予定調和通り

和解したかに観えた主人公2人が結局、壮絶な

死闘を繰り返す事になり、物別れのまま終わります。


次作の期待をもたせるエンドロール後の1シーンでは、

アベンジャーズに絡む形での新スパイダーマンが

キッチリと宣伝されています。今迄のスパイダーマン

とはかなり趣の違う映画になりそうです(;^ω^)


2時間半という長尺を全く感じさせない、それこそ

ビジュアル、音楽、ストーリーとどれをとっても

1級の娯楽大作だと思える作品でした!!