第13回LIVE後記/新党日本代表 衆議院議員 田中康夫《 #kajiho 》 | ☆* USTREAM×ニコ生 梶原放送局 *☆

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あの、「梶原しげるの本気でDONDON」が、21世紀にUSTREAMで帰ってきた!!

田中康夫さん登場


「梶原放送局」の源流は、ラジオの文化放送でかつて12年間にわたり放送されていた「梶原しげるの本気でDONDON」という番組です。


今回で13回を迎えたUST三馬鹿トリオ。

梶原はもちろん、編成局長伊東、技術局長鈴木は当時の番組構成者であり、出演者でもありました。


「伝説の番組・本気でDONDON」の作りは実にシンプルです。


朝8時にスタッフ67人が集まり当日発売の新聞、週刊誌から一人1ネタ。

「ニュース探検したいテーマ」を提案します。


政治から経済、芸能スポーツ、生活、ワールド。

各自がプレゼンを行い多くが「それいいねえ」と言ったものを

その日のテーマに決定。


取材を始め、本番の午前11時を迎えます。


番組開始時は、取材対象者がどこにいるか、現場とどう連絡をとるか、皆目見当がつかないまま、とにかく番組を走らせるのです。


この時に重要なのが、私のお相手を努めてくださる

「ニュージングパーソン」

と呼んでいた、日替わりコメンテーターの方々です。


お名前を上げるときりがありませんが、その中には、辻元清美さんや蓮舫さんなど

その後、議員になられた方も少なくありません。


今回ご登場の田中康夫さんもご出演開始当時は

ベストセラー「なんとなくクリスタル」を始めとする
時代感覚を新鮮に描き、語る「オピニオンリーダー」として大活躍される、いわば

「若い世代を代表する文化人」でした。


最新ファッションや若者文化ならどんと来い、という田中さんが
最初に付き合わされたのは(我々が付きあわせたのですが)、
「バカ貝の秘密」というテーマでした。


その日、バカ貝を食べて亡くなった方のニュースが報じられ、

「貝類に含まれる毒の恐怖」

「貝の流通」

「漁師の嘆き」

「魚屋の反応」

「すしやの対応」など

徹底的に「バカ貝」に絞り込んだ話をしていくのです。


「なんでも来い!」の田中康夫さんもCM中に

「ねえ、バカ貝だけで2時間持つの?」と不安を漏らしました。

そういう番組だったのです。


経済の専門家がアイドルの色恋沙汰を2時間語る羽目になったり、

競馬博士が死刑廃止問題を2時間たっぷり語らなければならない。


要するに、事前の準備はゼロ!という

いかにも生放送らしい番組でした。


結果

「いやー、番組内では答えがまるで見つかりませんでしたねえ」

なんてエンディングはもちろんあり。乱暴な番組でした。


そういう番組にお付き合いいただいたお一人、

田中康夫さんと久々お目にかかれ、我々三馬鹿トリオも大いに喜び、田中康夫さんもお忙しい中、とことんお付き合い下さったというわけです。


県知事から始まり、政治の世界に身をおいて10年以上になられますが、

根本にある「弾けるエネルギー」はいささかも衰えないどころか、ますます熱を帯びてきています。


情熱だけではなく、相変わらず、ものすごい勉強家です。


そして「独自の視点」「独自のスタンス」「叩かれてもへこたれないタフネス」

そういうものに更に磨きがかかり、円熟味が増してきている感じでした。


議論は白熱、予定時間を軽く30分オーバーしました。
秘書さんは
「明日朝イチで選挙区尼崎なんだけどなあ」

と不安な表情ですが、ご本人は一向に気にする様子がありません。



そんな田中康夫劇場を、ぜひアーカイブ で御覧ください。


なんだか勇気が湧いてくるかもしれませんよ。