マッタツ書店の店長松本です。
今日はテーマの通り「赤本」について書かせて頂きたいと思います。
赤本って何?っと甥っ子の小学生の女の子に聞かれたので、
高校生のお兄ちゃんやお姉ちゃんたちが頑張って勉強して入りたい
大学にチャレンジするための勉強道具みたいなものだよって教えてあげました。
あまりピンときていなかったようでしたが、大学に行くために受験するために
必要な教科書みたいに思ってくれたので良かったです。
ところで本屋を開業してから様々なジャンルの本を扱うようになり、
赤本の売れ行きがいい時期や相場が高い大学、学部、人気があり、
並べるや否やすぐに売れていく大学などある程度、予測がつくようになりました。
赤本にも書籍同様に需給バランスがありますので、おのずと値段は決まってきます。
毎年、決まった時期にその年度の赤本が発売されるわけですが、
1冊あたり1980円~3980円くらいと新品を購入すると
大学や学部にもよりますが・・・
高校生にはかなり痛い出費になってしまいます。
高校生が大学入試として志望するのは3~4校と言われています。
併願しますと大学の試験日程などで被ってしまうケースもあるので、
このあたりが妥当な数のようですね。
仮に1冊あたり1980円だとしても3校で5940円、
4校の赤本を購入すると7920円にもなりますね。
医学部など少し特殊な学部は3000円以上する赤本も多くあります。
そうすると赤本だけで1万円以上も出費することになり、
17、18歳の若者には大変な金額だと思います。
そこで我々、インターネットの古書店が活躍する出番だと思います。
赤本の場合、どの大学や学部のものが高値になりやすいのか気になるところだと
思いますので、以下まとめてみました。
①国立大学の医学部(医歯薬・医療系)(獣医・畜産系)(看護・歯科)
②私立大学の医学部(医歯薬・医療系)(獣医・畜産系)(看護・歯科)
③難関校(国立・私立)、地方の大学
④3年以上前に発行された赤本
⑤専門的、希少な学部
①~⑤に該当する赤本をお持ちの方、マッタツ書店では買取に力を入れております。
高校生で大学入試を控えている方にはお伝えしたいのですが、
赤本を安く購入する時期というのが存在しています。
想像も出来る範疇ではありますが、やはり夏休みが終わり10月以降は
最後の追い込みとして赤本を購入される方は多くいますので、
供給より需要が勝り、相場も高くなる傾向があります。
上記に挙げた①~⑤に該当する場合は、特に相場が上がると考えてください。
赤本の購入でオススメの時期としては、4月~6月です。
この時期は赤本の需要が少ないため、赤本の相場がかなり下がっている時期です。
3月に大学受験を終えた高校生たちが一斉に赤本を売りにいくのです。
4月~6月で相場が高い赤本は相場が上がる10月以降はどんどん相場が上がって
しまうので、折り合いをつけて必ず4月~6月の期間で購入してください。
それにこの時期は流通量が多いので、
赤本の書き込みやアンダーライン(線引き)、角折れなど
コンディションが悪い赤本を買わずに新品同様の赤本を購入できる時期でもあります。
早い段階から目標(志望大学)を決めて行動することが大事です。
マッタツ書店では赤本の買取強化、その他古本についても
買取に力を入れておりますので、一度、ご利用してみてください。
今後ともよろしくお願い申し上げます。