TLP(the listening program)について、なぜこんなに効果が早く、高いのか?

約1ケ月TLPを海斗や自身に試してきておぼろげながらつかんだ感覚
ゆうゆうさんからいただいた衝撃の告白
そこから広がる学びから私の中で感じている事を書きます。


赤ちゃんがお腹の中で獲得していく感覚の順番。

1、前庭システム(耳の中にあり、体のバランス感覚をつかさどります)
2、聴覚

どちらも 耳 に関する所です。


そして発達の順番

①「感覚」=目や耳、肌の感覚などが順調に育つ

②「前後」の動き

③「上下」の動き

④「左右」の動き

とおおまかに進んでいきます。これは、脳の発達の順番です。


発達の順番が ①「感覚」 で
赤ちゃんが獲得する感覚の順番が ①「耳にかんする所」


発達に課題のあるお子さんは、私が見てきたお子さんでいえば全員が聴覚の過敏を持っていました。
私がみてきたお子さんなんてたかが数がしれていますし、やはり自閉症のお子さんが多いです。
当たり前ですが、10人いれば10通りの課題の違いがあります。



でも共通している聴覚過敏。



最初、これ(赤ちゃんが一番最初に獲得する感覚が聴覚関連)を聞いた時、正直、愕然としました。


その一番最初からつまずいていたのか~~~~(泣)
そこからやり直しなの???


そして気付く。
・・・じゃあ、この最初の感覚からアプローチして成長を促してあげればいいんじゃない!?


ああ!!!それをするからTLPが効果が早くて、高い!!


成長の基盤の「感覚」
そのいの一番のものから再構築!!!


基盤がいいからうわものがぐらつかない。
良い土壌には健康な木が育つ。


納得~~~~(*^^)v


いや。うちの子は、文字も書けるし、会話だってできる。
①の感覚なんて所はもう終わっているはず。


と、感じられるかたもいらっしゃると思います。
たしかにシナプスはその部分で繋がっていますが、その繋がり方に問題がある場合が多いのです。
例えば・・・
AとBという回路が繋がって行動をする際に、普通ならA→Bと指令が最短で行くのが理想ですが、発達に課題のあるお子さんは A→F→G→Bというようにかなり回り道をしてから指令が届くそうです。
その回り道が、ぎこちなさだったり生きづらさに繋がるわけです。

その回り道の回路も、感覚をしっかり入れてあげて、最短距離の指令が通るようにしてあげる。
そしてその最短距離のシナプスをしっかり使っていく過程で、はじめの回り道回路が消滅していく・・

一見出来るように見えていても、その背景にかなり大変さがあるという事。
同じ 「出来ること」 でも、より簡単に無理なくできるようになる。
回り道に使っていた努力を他に回せる事で、改善が進んでいくのだと思います。



最後に、動画のご紹介です。
私にTLPプロバイダ合宿参加を決意させた動画。
こういう類の紹介VTRは、上手く作られているとは思いますが、その可能性に・・・ワクワクしました。
そしてその予感は当たっていました。


http://www.youtube.com/watch?feature=player_embedded&v=JglmY2yElLs


あなたの胸にもワクワクが届いたと思います(*^_^*)