2024 播磨町 海のふれあい事業
第5回「はりまの海きっずチャレンジ」
「海藻万華鏡体験教室」実施報告書
■開催概要
・開催日時 2024年5月18日(土)
午前の部:9:00~12:30
午後の部:13:00~16:30
・開催場所 播磨町小型船舶係留施設
播磨フィッシャリーナ(兵庫県加古郡播磨町本荘2丁目阿
閇漁港内)
・主催 播磨町 (担当部署)土木課
・参加対象者 播磨町立小学校児童(蓮池小・播磨南小・播
磨小・播磨西小)
・参加者数 児童:午前28名/ 午後27名 合計55名
+α(関係者4名) 総計59名
・協力団体 ・海上保安庁加古川海上保安署・兵庫県栽培漁業
センター・播磨町漁業協同組合・播磨町教育委員会・播磨
フィッシャリーナ利用契約者・海藻おしば協会
・泉佐野ウォーターフロント株式会社(大会事務局/播磨
フィッシャリーナ指定管理者)
・海藻万華鏡指導 海藻おしば協会 認定講師:前田 ゆきみ
/ 補助 会員:佐藤 真理 / 記録 会員:本藤 善朗
/ 統括管理・交渉 事務局
■開催概要
播磨町~海とのふれあい事業~「第5回はりまの海きっずチャレンジ」の開催は、瀬戸内海に面した播磨町の「海」のすばらしさを次世代のこども達に知ってもらうことを基本におき、地元の播磨フィッシャリーナを舞台に、プレジャーボートで周辺海域をクルージングする「ボート乗船体験」、元気になって戻っておいでと「ヒラメの稚魚の放流」、海の植物「海藻」のカラフルな色とユニークな形の漂着乾燥海藻を材料に「海の森」の大切さを学ぶ「海藻万華鏡づくり体験」、また海で遊ぶ時の心構えを啓発する「海の安全講習」などのプログラム構成で、午前・午後合計55名の播磨町立小学校(蓮池小・播磨南小・播磨小・播磨西小)の児童を招待し開催されました。
播磨町は近年の住宅開発、海岸部の埋め立て、コンクリート化で、子どもたちが自然と触れ合う機会が少なくなっています。それだけにクルージングを終えた子どもたちに「海面のギラギラした太陽の光」は海の中まで届き、海藻を育てているのです」と伝えるため、海の森の大切な働きを学ぶDVDを鑑賞。万華鏡教室ではほぼ実物大の乾燥海藻を各自の手にとらせ、紅藻・褐藻・緑藻に分別させ、色々な活用方法があることなどを伝えました。アカモクの気泡は「海の中で皆さんが着用しているライフジャケットと同じような役割をしていますよ」と伝えると、子どもたちは不思議そうに海藻を見つめていました。会場のフィッシャリーナでは、ボートを係留しているロープをよく見るとフトジュズモ・イギスなどの海藻が付着していて“海藻はいのちを育む場”の役割を果たしており、私たちの足元に自然があることを伝える大事さを感じました。
●開催の模様
開会式 午前・午後開催(午前の部:9:30~9:45/午後の部:13:30~13:45)指導:播磨町土木課/泉佐野ウォーターフロント(株)
会場となったはりまフィッシャリーナ全景
海藻万華鏡づくりの体験ブース
佐伯町長さんのご挨拶
関空マリーナ小澤さんのプログラム説明
●播磨漁協の用意したタッチングプール
播摩漁協が用意したお魚の紹介
普段は触ることなどないタコを手に自慢気の児童
●ヒラメの稚魚放流 午前・午後開催
(午前の部:9:45~10:00/午後の部:13:45~14:00)指導:兵庫県栽培漁業センター
元気になって戻っておいでと声をかけ放流
●記念写真 午前・午後開催
(午前の部:10:00~10:15)
(午後の部:14:00~14:15)
指導:播磨町/泉佐野ウォーターフロント(株)
午前の参加者記念写真
午後の参加者記念写真
●ボート乗船体験 午前・午後開催
(午前の部:10:15~11:00/11:00~11:45)(午後の部:14:45~15:30/15:30~16:15)
指導:泉佐野ウォーターフロント(株)/播磨フィッシャリーナ利用契約者
大型ボート2隻で播磨の海を楽しみました
海から眺める播磨の町に胸ワクワクです!
●海の安全講習 午前・午後開催
(午前の部:11:45~12:15)(午後の部:14:15~14:45)指導:海上保安庁加古川海上保安署
人命救助のデモンストレーションに参加
海で遊ぶ際には救命胴衣着用も忘れずにと教わりました
●海藻万華鏡づくり体験 午前・午後開催
(午前の部:10:15~11:00/11:00~11:45)(午後の部:14:45~15:30/15:30~16:15)指導:海藻おしば協会スタッフ
DVD「ようこそ海の森へ」で海の森の働きを学びました
●実技「海藻万華鏡づくり」
「美しい」という感動が、海の環境への糸口となります!
万華鏡のポイントは三角ミラーの組立です
カラフルで美しい模様が見えるか期待の一瞬です
●海藻で作った子ども達自慢の美しい万華鏡模様(抜粋)
●閉会式 午前・午後開催
閉会式終了後、児童たちはアンケートを記入しお土産を受け取りました。
海藻おしば協会からは小冊子とパンフがお土産
★アンケート(総数55)
1:播磨町を海から見たことはありますか
ハイ36 イイエ19
2:今までボートやヨットに乗ったことがありますか
ハイ39 イイエ16
3:はりまの海で遊んだことがありますか
ハイ31 イイエ24
4:海上保安庁の方が海を守っているのは知っていましたか
ハイ43 イイエ11 無回答1
5:お魚の放流は楽しかったですか
ハイ53 イイエ2
6:ボートのクルージングは楽しかったですか
ハイ55
7:海藻万華鏡づくりは楽しかった
ハイ55
8:海上保安庁の海の安全講習は勉強になりましたか
ハイ55
9:人命救助御方法を友達に教えられますかですか
ハイ51 イイエ4
10:見たことのないはりまの海の魚はいましたか
ハイ47 イイエ8
11:播磨の海に興味を持ちましたか
ハイ55
12:またボートに乗りたいですか
ハイ55
13:播磨の海が好きになりましたか
ハイ55
14:来年もまた参加したいですか
ハイ55
コメント抜粋
・今回初めて参加し、播磨町の海のことをたくさん知れてよ
かったです。 他4名
・海藻万華鏡づくりはとても楽しかった。
・ボートにまた乗りたいです。海の風が気持ち良かった!
他7名
・すべて楽しかったので、来年も参加したいです。 他4名
・楽しかったです。次も参加させてください! 他3名
・播磨の海にどんな魚がいるか知らなかったけれど今回いろ
んな魚がいることを知りました。 他2名
・ボート体験で播磨の海もきれいな海だと思いました。
・友達に海上保安庁の海の救助方法を教えてあげたいです。
・いろいろ教えてくれる人もやさしくて楽しかった。
・中学生になっても機会があれば参加したいです。 他3名
・野生のサメを初めて見たこと。タコも初めて触りました。
今年で5回目を迎える「はりまの海きっずチャレンジ」では、子どもたちに故郷の海の様々な魅力を知る格好の場となっているようです。海藻おしば協会として、子どもたちにきれいで豊かな海の環境保全の啓発に貢献できる機会を与えて頂いていることに感謝!