劇団の発表会「雨と事件」に向け
台本構成を考えています。
テレビは選挙のネタばかり。
なんだか退屈。
ふと、自分のセリフがひっかかります。


「私ね、何か見えない力に自分が支配されてるような気持ちになる事があるねん。誰がてっちゃんを犯人にしたんやろ?」
「そら警察やろ」
「生まれ故郷がね、隣村と合併して勝手に名前変えられたん」
「何の話や。変えられたって?」
「相談もなく」
「そらあんたに相談せんやろ」
「ひとこと相談して欲しかったわ・・・なんもかも知らんうちに決まってるんやもん」
「誰か偉い人が集まって色々ええように決めてくれとんやろ」
「誰かって誰? 偉い人が、戦争やら人殺しやら決めはったら、私らどうやったって従わなあかんのやろか」


何かにつけて怒りをおぼえていた頃に書きました。
昭和40年代の舞台だったけれど
古くない気がします。
今だってもっと怒っていい気がしてきます。
でも 今の私はなんだか退屈。・・・?

「怒り」が足りない気がしてきました。
まだ私
怒らなきゃいけないんじゃないか
退屈してるヒマなんてないんじゃないか


舞台写真 「誰かって誰?・・・」




海市工房8月企画「雨と事件」ワークショップオーディション
2016年7月23日(土)、30日(土)   全2回
〆切間近です!
応募詳細はHPをご覧ください。
http://kaishikobo.web.fc2.com/