vs 大分トリニータ(入れ替え第2戦) | 観戦日記

vs 大分トリニータ(入れ替え第2戦)

三年目の復帰くらい大分で観ろよー
ひらべったーいこの財布がゆるさないのよー


大分 0-1 町田
勝ちました…どうだー!おらー!うらぁー!!!(錯乱)


スカパー!の中継を家族揃って(最初だけ)自宅で観ました。
どんな結果でも受け入れるという覚悟をもって、しかし勝利を信じていました。
なのに冒頭の状態です。


試合は序盤から大分が攻勢をかけます。
残留へ勝利しかない大分は一週間前とはまるで別のチームのよう。

また高松選手がスターティングメンバーだったのは脅威でした。
私的に先週の試合では最も怖さのある選手だったので。


前半、大分にPKを与えてしまいます。

この場面、中継には大分の選手達が勝ったように喜んでいるのが映し出されました。
まだ得点は入ってないのにこんなに喜んでいいものか…辛いことが多すぎて幸運に飢えているのかもしれません。
とにかくPKは主審の判断だから仕方ない、反撃の時間はあるという気持ちでした。

PKSTOP2

これを髙原選手がスーパーセーブ!

思わず声が出て相方と二人で拍手してしまいました。

一方ピッチに伏せてしまう高松選手。
気持ちはわかりますが、すぐCKなんですから精神的支柱が倒れていてはいけません。

前半はこのまま0-0で終了。
0-0は町田のペース…残り時間は1/4。


大分銀行ドームの
構造的な問題だとは思いますが…それにしても芝生は酷い状態ですね。

先週の対戦後、大分の選手や柳田監督が芝生に慣れないと仰っていましたが、野津田のほうが標準的な状態だと思うのですが…いかがでしょう?


後半も鬼気迫る勢いの大分。
1点取ったほうへ流れが大きく傾く状況になってきました。

ここで鈴木孝司選手がPKを奪取。

おちつけ

彼は目つきと同じくらい肝の据わった男です。
大事な場面ですが落ち着いているよ、というジェスチャー。

そうそう、それで良いんです。
あなたが外すなら文句ありませんよ私は。


シュートコースを読まれていたようにも見えましたが、しっかり決まって先制。
これで一気に優位に立ちました。

しかし勝利こそがJ2昇格には相応しい…リーグ最終戦が脳裏に焼きついている町田、大分の怒涛の攻めを体を張って食い止めます。

そのままスコアは動かず両チーム、疲弊しきってタイムアップ。

終了の瞬間、私はボールがサイド割っただけじゃないのかと疑っていて喜ぶタイミングを完全に逸しました。
人間は痛い目を見ると疑り深くなりますね。

選手達も「まあまあ、この間喜んだしいいか」みたいな雰囲気で可笑しかったです。
長野戦後の映像を合成したいくらいですね(笑)。
きっと喜びはジワジワくるのでしょう。

今年最後の独偏。

髙原選手…数々のピンチをしのぎ完封。大舞台で大仕事をやってのける。私的MOM。
孝司選手…双肩にクラブの浮沈をかけて奮闘。決勝点となるPKを決める。インタビューの緊張しましたか?しませんはお約束。
崇文選手…大分にとってかなり鬱陶しいプレーヤーとして激走。この日は縁の下を支える。
重松選手…この試合ではファウルは取ってもらえないと考えて大人しめの活躍。
李漢宰選手…男泣きのキャプテン。こちらは予行演習になかったようで涙が止まらず。
土岐田選手…慣れ親しんだ古巣との対戦にも獅子奮迅の活躍。これぞプロ。
遠藤選手…キープ力を発揮すべく終盤に登場。髪型と去就が気になる。

為田選手…厳しいマークにイライラさせられ時折集中が切れる。ボールを蹴って相手にぶつけようとしているようではチームは勝てない。
エヴァンドロ選手…俊敏性のある大型外国人。動きを封じるのに苦労させられる。
高松選手…先発で町田守備陣を攻略という狙いは当たっていた。J3にこのサイズのFWはほとんどいない。怪我が残念。
武田選手…運以外に悪い部分なし。J2基準のゴールキーパー。


現地で観戦された方は幸運でした。
私は一瞬、これがあるなら降格も悪くないなぁと余計なことを考えて反省しています(汗)。

そしてこれだけはいえます。

最後に笑うのは俺たちだ(盗作)。