vs 東京ヴェルディ | 観戦日記

vs 東京ヴェルディ

「J2じゃ負けるから帰ろうよ。」
長男の後ろ向きな性格を直したいです。

幸運にも時間200円の格安駐車場に駐車。
毎度相方の強運には驚かされます。
駐車場内にはヴェルディサポーター、町田サポーターが半々くらいですね。
近くのコンビニではややヴェルディサポーター優勢でしょうか。どうでも良いですが。

テクテクと歩いて何気なく競技場内へ。
ここで観戦素人っぷりを如何なく発揮。
ヴェルディ側から入場した挙句、パンフ売り場の目の前でペットボトルを開封。
緑色のレプリカを着た方々からジロジロ見られる理由がわかりました。
田舎者で大変申し訳ありません。

相方は既に来場している友人に会いにゴール裏へ移動しました。
釣られて子供たちも一緒に移動。渋る相方、頑張ってください。
おかげで一人バックスタンドで観戦することになりました。
なんという贅沢な時間でしょう。
ビールを飲もうかと思ったんですが、さすがに喧嘩になりそうなので止めておきます。

ピッチには練習のため修行選手、吉田選手がコーチとともに入場。遅れてフィールドプレーヤーの選手達が入ってきます。
バックスタンドの目の前を通り拍手が起こります。
客席のほとんどの人が未明の発表のことを知っていたようです。
 観客も選手も、この試合には期するものがあります。
選手の表情は鋭気が漲っていました。

それにしてもヴェルディのゴール裏サポーターは素晴らしい団結ですね。
松本山雅サポも素晴らしかったですが、J2のサポは殺気が漂います。

観戦日記-ヴェルディ側

町田ゴール裏のエールに一瞬の間があってヴェルディも返答。
賛否あるでしょうが効果的だった、といったら怒られるでしょうね。
勿論声を出している町田サポーターに下衆な思惑などある筈もありません。
町田サポーターの多くはヴェルディサポーターを尊重していると断言できます。
私はエールによってヴェルディサポーターの気持ちがどこに向うのか、それが気になっていました。

さて試合ですが、町田のハイペースでヴェルディを押し込めるという意外な展開になります。
ヴェルディはメンバーを落としてきたようですが、町田はベストメンバーです。
美しくスピード溢れる連携、これほど自由に出来る試合は久しぶりですね。
何度もチャンスを作りだしますが得点には至りません。それでもペースを落とさない町田。
まさか自棄になっているのではないかと心配になるほどです。

しばらくして試合が落ち着いたあたりでヴェルディの河野選手が退場してしまいます。
なにやらビデオ再生を見ているような退場場面。
後で知ったのですが主審は野津田での琉球戦と同じ方だったようです。
町田は当然覚えていますが、ヴェルディとしては堪らなかったでしょうね。
この退場者が出る前に両チームのキャプテンを呼ぶなりして、注意を促すべきだったと思います。
主審の最大のミスはジャッジではなく、試合をコントロールできなかったことです。

上川徹さんがどう感じたか是非伺いたいところですね。

試合はこの後も町田が優勢に進めます。
ヴェルディは時折鋭い攻撃を見せますが、数的不利もあって単発で後が続きません。
この展開の中で山腰選手の得点は必然といって良いでしょう。
80分以降は町田の運動量も落ちますが、怪我人による交代などの不運もあってヴェルディは攻勢がかけられません。
町田はうまく時間を使い、そのまま試合終了。

観戦日記-天皇杯初勝利

ヴェルディは前半の退場後も守りに入らず打ち合いに来ました。
トーナメントとリーグ戦の兼ね合いなどの判断もあったとは思いますが、その姿勢に心から感謝したいと思います。
延長を狙われればお互い傷だらけになっていたかもしれません。
さすがはJの古豪です。
お互い道は険しいですが、もう一度公式戦で戦いたいですね。

勝ち残った町田は天皇杯でアピールを続けるしかありません。
幸い論調は今のところ町田よりだと感じます。

相方はゴール裏でセクシー・トレインな状態だったらしく新潟に行くそうです。
良いキャンプ場があれば良いですが、どうなることやら。