TM vs横河武蔵野 1本目 | 観戦日記

TM vs横河武蔵野 1本目

仕事も家族もボランティア説明会も(順不同)すっぽかしただけあって、この日はついてました。
ぴったりの時間に一番近い50台収容の駐車場に停められたし、午後は寒くなるという予報も当たってました。
結局仕事に呼び出されましたが。

横河電機グラウンドは三鷹駅に程近い人工芝の練習場。
地元を支える大企業ならではの贅沢な立地です。

開始時間には曇り空でしたが、ピッチは降り続いた雨の影響でバシャバシャと音を立てて走るような状態です。
試合はどうやら前後半×2本とのこと。
先発は山腰、勝又、酒井、飯塚、柳崎、太田、斎藤広、津田、雑賀、藤田、吉田選手ら
横河武蔵野の選手はわかりませんが、レギュラークラスと見て間違いないと思います。
というのも大きさ、強さ、技術すべて高いレベルだった為です。

観戦日記-yokokawaG

1本目の試合、選手の力はほぼ互角か、もしかすると町田のほうが少し上かもしれません。
しかし試合は押されています。
サッカーのサポーターなら常に「○○らしく戦え」と思うものですが、この日の横河武蔵野は「らしさ」を存分に発揮。
充実した連携、適切な指示、味方を鼓舞する声。
選手が入れ替わってもチームは変わらず高いレベルを維持し続ける、非常に羨ましいです。
これがクラブの歴史、前年度リーグ2位の自信なのでしょうか。

町田は武蔵野が苦手なのか相性が悪いのか、その両方なのかどうにも繋がらず選手たちのイライラが伝わってきます。
出しても繋がらず、要求しても来ない、苛立って疲労が蓄積するという悪循環に陥ります。
実は選手交代に少し期待していたのですが、練習試合にそこまで拘るはずもなく後半も交代はなし。
試合はオウンゴール気味に失点、内容的には押されたまま終了という感じでした。

とはいえ収穫が無かったわけではありません。
守備は失点したとはいえ最後まで機能的に動いていました。
両サイドは高い位置を保持し、陣形は縦に短くなっていました。
個人に頼らず攻撃の形を増やせば押し込まれたままでも勝てると思います。
その個人が強烈すぎて今まで見えなかった部分が見えたという印象です。
時間はそれほどありませんが開幕までに修正してくれるでしょう。

さて独断と偏見による選手たちの印象は以下の通りです。
吉田選手・・・父性を感じさせるキーパーです。もっともっとフィールドプレーヤーを褒めてあげてほしい。
斉藤広選手・・・パフォーマンスは変わらず高いのですが、やりづらそうでした。自由にやっても破綻しないのが理想ですね。
津田選手・・・CBが板についてきました。髪の毛も充実してきて本当に羨ましいです。
雑賀選手・・・1対1で圧倒。武蔵野はセカンドボールを追う以外ありませんでした。本人は仕事の多さに珍しく苛立つ場面も。でもそのぐらいの調子で良いと思います。
木島選手・・・今日はおやすみですね。おかげで良いものが見れました。
山腰選手・・・当たりの強さは健在。サイドに流れるなど何とか打開しようと必死でした。