過去問を解いてみて… | 中学受験・高校受験・大学受験に強い杉並区の個別指導塾TESTEA

過去問を解いてみて…

こんにちは!
下高井戸・久我山・西永福の個別指導塾TESTEA(テスティー)塾長、繁田和貴です。

この時期、受験生にとって非常に重要な「問題集」として、過去問の存在に目をつぶることはできません。

秋からは過去問対策!

といった言い伝えもあるので、11月にもなれば過去問対策に頭を悩ませるのは当然といえます。

しかしながら、その点数に一喜一憂するのも考えもの。

過去問はあくまで過去に出題された問題なので、その点数で合否が決まるわけではありません(合否に深くかかわるのは事実ですが)。

仮に点数が悪かったら、

「この年度の受験生じゃなくてよかった、ラッキー!」

くらいに前向きに考えるようにしてください。


さて実際のところ、この時期に過去問をやっても合格点に達しないというのはよくあることです。

だからといってそういう人がみんな落ちるのかというと、そんなことはありません。

なにせ受験本番まではまだ2~3ヵ月あるわけです(中学受験~大学受験)。

直前の数ヵ月は受験生たちの学力が飛躍的に伸びる時期なので、その期間の特訓の成果で合格レベルにまで成長するという人は多いです。


ではそうした躍進を果たすために大切なことは何か?

それこそが、一喜一憂しないこと、なのです。

もう少し正確に言えば、一喜一憂せず、間違えた問題の原因と対策を考えること、です。


過去問はあくまで過去の問題とはいえ、学校ごとの色が出ています。

傾向がガラッと変わるということは無きにしも非ずですが、まずは志望校の過去の出題傾向に沿った対策を打つことはこの時期の勉強において最重要といえるでしょう。

特に、間違えた問題がその学校の頻出問題である場合、その分野に絞って分野別の対策をすることは極めて有効な手段です。

この時期の過去問は、「苦手」を改めて割り出すためにやるといっても過言ではありません。

「苦手」を抱えたままでどんどん過去問を「解きつぶす」と、せっかくの過去問がもったいないことになりかねません。

2~3年分やってみて明らかな苦手分野がある場合、そこを重点的に対策し鍛え上げてから、改めてチャレンジした方がよい結果につながりやすいのです。


大手塾の一般的なカリキュラムに沿わないこうした個々の対策は、テスティーのもっとも得意とするところです。

もし過去問の点数が伸び悩んで困っている人がいれば、ぜひお気軽にご相談ください。


急がば回れ。

過去問はあくまで「総合演習」です。

分野別の特訓が、きっと合格への道を切り開いてくれますよ!