さてここから、どうやって一曲に仕上げていくのが。
詩はほとんど
6才 ダウン症+ADHDの女の子の詩のまんまですが。

何個か作品があるので、
それらを織り交ぜていくのか。

新しい詩をプラスするのかが。
悩みどころです。

6才 ダウン症+ADHDでも
指筆談を使って、コミュニケーションをとると

健常児と変わらないのには、ほんと驚きですが。
こうした子供たちの多くが詩を紡いでいるケースが多いのには

さらに驚き。
何十人も見ているけど。

知的障害なんて言葉はもう必要ないですね。
あくまで、『表現障害』

表現がたまたま、できないだけ。
こうした、表現をするお手伝いさえできれば。

今までの誤解や、偏見も少なくなるでしょうね。
ユーアーエンゼルの中で。

指筆談で、子供と言葉のコミュニケーションが
できるようになった。ママさんも出てきています。






以下お母さんのfacebookより転載


りんちゃん 最初の『指筆談』
6才 ダウン症+ADHD
発達検査では、愛護手帳 2度 A 判定

話す言葉は、「あーとー。(ありがとう)」「ゴメンね。」「いーよー。」などの一語文がほとんどと少し二語文。



知的障害と身体の発達障害の判定を受けているけれど、2~3 才のカワイイ子供という感じです。
この子が『指筆談』で話して、ママが号泣だった時のことを書きたいと思います。

この日から、私の人生観が変わりました。うちの娘が・・・!!
という、今までと全く違う見方が出来るようになると、

こんなに嬉しくて幸せなものなのかとしみじみ思い、
世の中のママたちにも味わってほしいなぁと心から思います。
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りんちゃんの『指筆談』ここから

あらためて、「 ママありがとう。」という言葉を伝えようと思っていました。
ママがいつも私を大事にしてくれるので、私はいつも幸せですが、私のような子がいると、いろいろ言われるので、やっぱり「ごめんね。」といつも思ってしまうけれど、ママがいつも可愛がって


くれるので、私はいつも幸せです。
私もむずかしいことが分からないのですが、

なんとなく分かった気がしていて、
私も、きっと大人になったら、

あんな事が言えるようになるんだなぁと思っていました。
それから、私はいつも、人を見ると、

その人の気持ちを一番に考えるので、

泣いている人がいたら悲しくなるし、
笑っている人がいると嬉しくなるので、

その事に、母がよく気付いてくれているので、

私はそれがとても嬉しいです。
私は、自分のことになると、

ちょっと悲しい気がするけれど、

人の事を考えるととても嬉しくなるので、
たくさん友達が欲しいと思います。

私のような小っちゃな子供でも、

ちゃんと字がどうして分かると先生は思うのか不思議ですが、

お母さんが毎日ちゃんと絵本で教えてくれるので、
私は字はよく知っていますが、まさか書ける
なんて夢のようですが、


どうして書いたことがないのに書けるのか、先生は分かりますか?



柴田先生「えっとね、説明するのが難しいのですが、
一人で書くのって大変なんですが、

目で見て分かっていることをちょっとだけ手で足せば手伝えるんだよ」
分かりました。

私が目で見て分かっていることを、
ちょっとがんばって字にしようとすると、

もうすぐに手伝ってくれるので書けるみたいですが、
どうやら私は、この速さ以上には出来ないようですね。

だって私はスラスラ字を書くことができていないので、
これ以上は早く伝えられないからですが、

「一人くらい出来ない人がいた方がいい」
と言っていたのはこの私のようです。

私がまだ字を覚えたてなので、
私は早く伝えられませんから、

先生ががんばっても早くなりません。
以上です。

と言いたかったけど、
私も何を話していいのか分からなかったけど、


一つ、母さんに捧げる詩を伝えたいと思います。

ママへ
ママはどうして今日も泣いているの
ママの涙が流れるわけは

きっと私がいるからね
でも私は ママの笑顔のおかげでこんなに幸せに生きている

だからママは もう涙を流さないでほしい
ママの涙は どこかで困っている人のために流してほしいので

私のために もう 泣かないで
これがママへの詩ですが、

今、作ったわけではないですが、
よく考えては作り直してきたので、

ちょっとだけ抜けていたところがあるので、
後で付け加えておいてください。

ママの涙はダイアモンドだから 私のために流さないで
という一点は入れておいてほしいと思います。

先生「ちょっと、そこが抜けちゃったんだね」
そうです。

ダイヤモンドのように、

キラキラキラキラしている涙だから、
私のために流さずに、どこかで泣いている人のそばで、

流してあげてほしいといつも思ってます。
あともう一つ、詩があるので聞いて下さい。

キラキラ光る お星さま
キラキラ光る涙になって

今 ママの目からこぼれてきたよ
以上ですが、

「以上」なんて考えたこともない言葉ですが、
さっきからみんなが使っているのでまねをして

星みたいな涙という言葉も大好きなので
もう一つだけ ごめんなさい。

桜の花が散るときに ママの涙もこぼれたよ
桜の花の美しさは ママの涙とおんなじだから

私は桜の花が大好き
たいした詩ではありませんが、私はいつもこんなことを考えて生きています。


以上です。