さくらさくらんぼ保育の実践園関係者の中では絶大な知名度を信頼を誇る、山口平八先生をご存知でしょうか?
山口先生は埼玉県深谷市にあるさくらんぼ保育園の隣で、山口理療科院を営んでおられる発達の専門家の先生です。
私はただの保護者なので、山口先生の詳しい経歴は存じ上げておりません(汗)
ただ、今までいろいろな人から聞いた話を総合すると…


・全盲で目が見えないけれど触覚の発達が素晴らしく、少し子供を触って筋肉の状態などを確認するだけで、その子が抱えている問題や個性を見抜いてしまうらしい

・昔は養護学校に勤務していた経験があって、障害を抱える子供たちを数多く診てきたらしい。

・さくらさくらんぼ保育の創設者である斎藤公子さんと共に子供たちの発達を診てきたらしい。
(でも保育への考え方は、斎藤公子さんと一致する部分と、少し意見が違う部分もあるらしい?)


と、こんな感じでしょうか??
こんな中途半端な情報で山口先生を語ってしまうと、各所からお叱りを受けそうですが…(ドキドキ)

先日、そんな山口先生にうちの末っ子ディーディ君(0歳児)の発達を個人的に診てもらって来ました★



さて、うちの子は3人とも緊張が高いようで、赤ちゃんの頃の発達が早めなんですよね。
グーグは生後10ヵ月で歩き始め、11か月ですっかり歩行が完成していました。
メイメイは1歳0か月で歩行が完成。
ディーディは生後11か月の今、普通に歩行できますが、まだ急いでいるときはハイハイになる感じです。


そんなわけで、ディーディの担任の先生が心配で心配で仕方ないのは、ディーディが1歳になる前に歩き始めちゃったこと!
一般的には「11か月で歩くなんて凄ーい!早ーい!」って褒められると思います。
でも、さくらさくらんぼ保育では、赤ちゃん時代に成長が早いのはあまり歓迎されません。
「筋肉が余計に緊張している」とか「ハイハイを乳児期に十分しないと内臓が育たない」とか「ハイハイ期間が短いと、上半身の筋肉の発達が足りなくなる」とか、理由はいっぱいあります。
そうは言っても、赤ちゃんに「まだ歩いちゃだめよ。もっとハイハイを頑張りなさい」とか説得しても聞いてくれません。
なので、保育士さんはあの手この手を使ってハイハイを促そうと頑張って下さっています。



んで、山口先生の診察開始。


やっぱりディーディは、生まれ持った筋肉はそう固くないのに、その割に発達が早いそうです。
そうすると、緊張を高めるような原因が生活の中にあるのかな?と。


生活の中で気をつけなければいけないのは、「早寝早起き」と「電磁波」の2点です。
うちは早寝早起きに関してはほぼ完ぺきだと思うんですよね~。
ディーディは大体午後6時半~7時過ぎには寝てしまいます。
そして4時半~5時過ぎにはニコニコと起きてきます(夜泣きはほぼ無し)
それから少し庭で遊んだり、散歩に出たりして朝の日光を浴びます。
5時半~6時にはグーグとメイメイも起きてくるので、6時半頃から朝ごはん。
なので、生活リズムは山口先生のおっしゃるとおりにできているので問題ないかと。
ってことは、電磁波??
これは…少々…思い当たる節が…(笑)



ディーディみたいに赤ちゃん時代の発達が早いと、年長くらいになったときに瞬発力が弱くなったりするらしいです。
あとはじっくりと遊びこむ、というより興味がポンポン逸れてしまって、一つのことをなかなかやり通せない。
そうすると自信が積み重ならないので、年長になる頃には自信のない子になってしまいがちらしいです。

あれ?
これって、グーグのことなんじゃ…(汗)
グーグって歩き出しが早かったけど、小1現在では瞬発力は苦手系です。
短距離走、縄跳び、跳び箱とかは、できるけど得意ではない。
マラソンとか登山は得意なんですけどねー。
あと、なかなか自信を持てないのも、グーグの大きな課題です。


生まれつき筋肉が固い質の子は、歩き出しとか早くなるみたいです。
でもこれは個性なので問題ありません。
そういう子は、きっと瞬発力とかも素晴らしいんだと思います。
フィギュアスケートのプルシェンコとか、歩き出しがめっちゃ早かったらしいですけど、今でも瞬発力凄いですもんね。
でもうちのグーグとかディーディのように、筋肉の質は柔らかめなのに乳児期の発達が早いと、十分な筋肉の発達ができないみたいです。



でもまぁ、順調に自我が育っている点とか、生活リズムが整っている点とかはとても褒めて頂きました★
第三子ってこともあって、ママが手取り足取りフォローしてあげられていないせいか、自我はガッツリ育っております(^_^;)
大根を投げ捨てるもんだから、私がディーディの口に入れてみたら、吐き出されましたからね(笑)
そして吐き出した大根を、自分で食べるという失礼っぷり!!
「ママに食べさせられるのは嫌なの!僕が自分で食べるの!!」と言わんばかりの行為です。
この点はとても褒められました。



山口先生曰く…

1歳くらいで自分で食べずに「食べさせて~♪」みたいにしている子は、母親を自分の手の一部だと勘違いしています。
そうなると自己と母親を切り離すのが難しくなります。
そのまま成長すると、母親のフォローがないと宿題もできない、明日の準備もできない、忘れ物をしたら母親のせい。
そんな他力本願な指示待ち人間が育ってしまうそうです。


おっと、これもわが家のグーグのことか…(以下自粛)
おほほほほほ。
確かに第一子のグーグは、私が気合を入れてフォローしまくったおかげか(?)非常に他力本願!!
グーグが生まれ持った性格も関係しているとは思うんですけどね…。。
ディーディはこのままいくと、自立心旺盛な息子に育ってくれる…かな!?
なーんて期待しつつ、心は離さず、言葉を掛けながら、でもなるべく手は出さずに育てていけたらな、と思いました。





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