お山の日 ~ 西穂高岳・独標 ~
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西穂高岳 独標 (2701m)
2009/10/11 (日)
ロープウェイ・西穂高口駅 (8:00) ~ 西穂高山荘 (9:10) ~ 丸山山頂 (9:45) ~
西穂高岳・独標直下(11:00)
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ついに 『穂高』 の名の付いたお山に挑戦です!
でもそこは、へたれクライマーの名を欲しいままにする二人。
山ヤならば、上高地からの登山口を登るのが定石と言うもの。
そこをあえて、『新穂高ロープウェイ』 の終点駅からスタートです。
だってしんどいもん。(笑)
平湯温泉から新穂高温泉を抜け、鍋平高原駐車場へ。
15分ほど歩けば、しらかば平駅に到着。
7:30の便のロープウェイで15分ほど。
快晴のこの日、笠ヶ岳や槍、乗鞍岳や遠くには白山までもを眺めつつ、西穂高口駅に到着。
ごそごそと準備をして、いざ出発!
夜の冷え込みがきつかったせいで、辺りには霜が下りています。
三連休なので観光客も多く、登山道はアップダウンがあるものの、比較的登り易い。
途中、視界がj開ける場所に出ると、笠ヶ岳が ド~ン!
西穂の稜線が ド~ン!
美しすぎます。 この眺め。
急登を登りきると、『西穂高山荘』 です。
西穂ラーメンが有名ですが、ここはトイレだけお借りして先を急ぎます。
次第に斜度がきつくなると、『丸山』 山頂に到着。
素晴らしい写真スポット。
観光目当ての方々は、ここで引き返すのが懸命だと思います。
そしてここからは、かなりの急登になり、ペースも落として、ゆっくりと登ります。
かなりきつい!
しかも足場が悪いので、落石の無いように気を使って歩きます。
その上、この辺からは積雪があり、滑る。
僕は軽い高山病なのか、頭がズキズキと痛み出す。
体調悪い中、ハイマツ郡を抜けると、稜線に出ます。
ここからは風が強くなりだし、気温も一気に下がりだす。
衣服での調整に大忙し。
さていよいよ西穂・独標が近づいてきたら......
大渋滞だよ、おい。
なんだこりゃ。 ラーメン屋じゃないんだから。
山頂部は狭い上に、登るには急斜面の岩登りが必要。
不慣れな観光客の方々が、時間をかけて登る。
そして眺めを満喫して降りてこない。
必然的に大渋滞が発生します。
パトロールが二名、猛ダッシュでやって来て交通整理を始めるが、動く気配なし。
みんな、言うこと聞こうよ。(笑)
体も冷えてくるし、帰りのロープウェイの時間も気になるし。
山頂に執着の無い二人は、帰還を決意。
お山はいつだって逃げません。 また登りにきます。
最後に反対側が見たくて、山側のガレ場を少し登ると、素晴らしいご褒美が待っていました。
上高地を眼下に眺め、正面には岳沢から、奥穂高岳と前穂高岳、そして明神岳がド~ン!
もうこれで充分。 気絶しそうです。(笑)
時間がお昼に差し掛かると、急に雲が出てきて、寒さが一気に増します。
とにかく急いで降りだします。
が、HONEYの膝が悲鳴をあげだし、スピードもノロノロの下り道。
HONEYの体力が底を尽きかける頃、やっとこさ西穂高口駅に到着。
寒さは予想以上に体力を奪うことがわかりました。
待ち時間には二人とも立ったまま寝そう。 いや、寝てました。 完全に。(笑)
まだまだへたれな二人には、とても勉強になった山行でした。
必ずまた来ます。
まってろよ~! あ、嘘。
まっててくださ~い!