記者:株価は大暴落していますが、株主の方にどう経緯を説明させていくのか? 原発のリスクというのが、これで1民間会社がおえるのか? 電力業界、今後,大きく余波がひろがると思いますが、そのあたり、どうお考えかお聞かせください。

M:これも、ともかく今回の事故につきまして、発電所の状況を安全な状態に収束させるというのが一番大事でございまして、今、ご指摘があったところも、いったいそこがどういった結果になっていくのかということが、大変大きく左右される、そういう
性格を持っていると思っています。ご指摘のとおりをどうするかというよりは、ともかく発電所を安全な状態に持って行くということで努力をしていくことが、今はともかく一番大事だと思っております。

記者:各プラントの状況をこれ以上悪いことが起きるのか、起きないのか。その見込みというのは? 例えば格納容器が壊れてしまう等、そういう事がおきる可能性はどのくらい?

M:さきほどの話に少し戻りますが,原子炉はしっかり冷やさないといけないということでございまして、現在海水をいれていることで出てきます熱を除去するということをやっているわけですが、これをさらにしっかりとしたものにしていくことが重要かと思っております。

記者:冷やすということで、電源が復旧しつつあると一つの山場を迎えていると思うのですが。当初保安委員の方から今日中に2号機の制御室の空調とか計器が復活しつつあるという話がありましたが、まだ戻っていないようですけれども、どこまで来てて、何が困難で遅れているのでしょうか? そして、もう1つ、もし復旧した場合、緊急炉心冷却装置は使う予定はありますか?

M:電源は、1、2号機、5、6号機につきましては外部電源との接続することが出来ました。3、4号機につきましては今日ケーブル付設をしておったわけですけれども、さきほどの3号機からの黒煙が発生して作業が中断したところでございます。電源が来ましたプラントにつきましては、一つ一つ機器の絶縁などを測定しながら、電気を流していいかという判断をしていくということになるわけですけれども、残念ながらまだその作業の途中ということでございます。これが一つ一つやるということで大変な手間がかかるということと、それから特に現場の作業環境、専業率(?)が大変高くなってきている部分がありまして、こういう部分につきましては、なかなか接近をすることが難しいような場所もあるということで、少し時間がかかっているということでございます。

記者:予想の2倍を超える津波を体験して未曾有の震災とはいえ(不明瞭)

M:ここにつきましても、これから考えて行く必要があると我々思っておりますけれども、ご指摘のような点もふまえてこの津波をどういうふうに考えるのかという事、必要だと思っておりますけれども、ともかく今はこのプラントの状態におきまして、しっかり監視して、打てるてを打って行くということが大事な時期かなと思っております。

記者:(不明瞭)

M:事態が進んで行く中で、関係省庁にご報告をさせていただきながら、自衛隊あるいは消防等々のたいへんなお力添えをいただいて現時点にいたっているわけでございまして、これまでいただきました???に深く感謝を申し上げたいと思いますし、まだそういう意味ではま余談をもって将来を考えてはならないと思っておりますので、引続き関係機関のご協力をいただきながら、全力を挙げて進んで参りたいとおもっております。

記者:広報のあり方について。この事故についての広報のあり方は、文部省の方からこういう風にしろときちんと指導されていますか?

M:いろいろご意見を賜りながら、できるだけ分かりやすい広報をするようにということで我々も日頃から言ってきたという事がありますけれども…

記者:これまでの経緯を見ますと,有利なデータしか言わない。不利なデータがあるとこちらが聞くまで言わない。そういう状況がずっと続いています。それは会社の方針なんですか? 

M:我々、地震の前からずっと言ってきたことですけれども、透明性高く我々の事業を見ていただくというのが、東京電力の事業を見ていただくということが、東京電力の基本的考え方でございます。ですから、現場でおきていることを、包み隠さずご報告していくということが基本的な考え方だと思っております。

記者:今後は不利な状況もふくめてきちんと広報されますか? それがきちんと広報されなかったときは貴方自身の責任だと考えていいんですね?

M:とにかく現場で起きていることを世の中にお伝えするというのが、我々の基本的な責務だと思っております。

記者:もんじゅの時に、取締役じゃなくって、次長あたりが自殺されたでしょ? 今回そういう悲惨なことが起きないように、きちんと社の方針として広報して、仮に広報において故意または過失でウソの情報があったとしても、その責任を各広報マンに取らせるのではなくて、会社として、ちゃんと責任を取ってほしいんですよ。

M:広報というのは大変重要な仕事でございます。そのあり方については経営として、しっかり見て、でご指摘のような事がないように、全体を組み立てて行きたいと思っております。

記者:(不明瞭)

M:これまでも精一杯,分かりやすく情報提供する努力をしてきたつもりですが、いたらないところがあったとすれば、これは1つ1つきちんと対処してなおしていきたいとおもっております。

記者:勝俣会長は何をやっているんだ! 全然顔出さないですよ。

M:冒頭私も申し上げましたとおり、対策本部の中で関係省庁の皆さまともさまざまな議論を重ねながら、日夜対処を議論しているということで、私自身このタイミングまでこちらにお邪魔をできなかったことを大変申し訳なく思っております。

記者:現場はですね、所長以下、協力会社の方々に任せて、より責任の高い幹部の方々は、内幸町の本社であるとか……これじゃ現場の人たちの士気がさがっちゃうのではないかと。普段の記者会見も課長クラスの方がほとんどなさっておられる。責任ある立場の方々は、説明責任を果たしていない。

M:地震の直後、私自身ヘリコプターで現地に飛びまして,現場に入って、福島第2原子力発電所、第1原子力発電所の現場を見ましたあと、現地にとどまりまして、現地にしばらくいましたあと、こちらに戻ってきたという事でございまして、私自身も現場に出向きましたし、それから現在はJ-Villageに常務を派遣いたしておりますし、それから福島にも常務が行っております。我々としましても現地に幹部を配置しながら全体をマネージしていると思っております。

記者:なんで戻ってきちゃったんですか?

M:これはこちらで対策本部で全体の方針を考えないといけないような事態になっているというふうに思いましたので、本部長として、こちらに戻ってまいりました。

記者:会長、社長、副社長と代表権がある方が8人もいらっしゃるわけですよね? どなたか一人は現場で指揮を執られても良さそうに思うわけですが。

M:現場とは極めて緊密な連携をとりながら、常時テレビ会議システムなどつなぎながら一体となって対策を考えいるわけであります。

記者:1、2号機、3号機(音声不明瞭)

M:それぞれにプラントの挙動は少しずつ違っておりますけれども、基本的な問題というか課題は共通なわけでして、とにかく原子炉をしっかり冷すということだと思っています。そのための努力をずっとしてきたわけでありまして、具体的に言えば、原子炉の中に水をいれてやるという事につきるので、そこにつきましては3つとも同じやり方で対処してきております。

ただ、同じやり方をやってきても、プラントの原子炉の圧力であるとか、格納機の圧力でありますとか、それぞれに差がございますので、やり方につきましては、それぞれ
調整をしているということ。それから1号機と3号機と4号機は残念ながら建屋の屋根が破損しております。一方の2号機は建屋の屋根はそのままでございますので、プールの中に水をいれてやるにしても、やり方も、そこはそれぞれに差がある、と言うことでございます。

ただいずれにしましても、とにかく水をいれるということが大切で、これは各号機共通だと思います。

記者:すみません、シュミレーションのことに話が戻ってしまうのですが、正門のところでモニタリングできてある程度のデータがあるにもかかわらず不確かということで今のところ出していらっしゃらない理由と、不確かなことデータをもとにシュミレーションを公表したときに心配されることの2点を教えてください。

M:先ほどの質問にまた戻りますけれども、全体の持つデータの意味合いというのがたいへんに重要だと思います。放射能の放出というのも、時間とともに変わるわけでして、本来であれば連続的に出るところでモニターされるわけですけれども、そこが今回データが取れない状態で、シュミレーションそのものがどういう意味あいをもつかということも含めて、考える必要があるかな、と。(大きな声でと言われ)放出源のところのデータを本来であれば、継続的にデータを取ることになるわけですけれども、
それが今回はさきほどから申し上げているように取れていませんので、そのなかでのシュミレーションというのがいったいどんな意味あいをもつのか、良く検証する必要があると思います。

これにつきましては関係機関もあわせて全体の対策を考えているところであります。よく調整をさせていただいて考える必要があることだと思っています。


記者:データを公表することによってどんな不利益があるのかということなんですが。

M:本件につきましては、どういう形でご報告したらいいのか、出来るのかということについては、預からせていただきたいと思います。

記者:それは分かっています、それはお聞きしているのですが、どういった不利益が想定されるんですか、ということをお聞きしているんです。

M:実際のデータというのはいろいろな意味合いがあるものでありまして、これはきちんとした形でもって公表させていただく……それはいろいろな意味合いを持つ事になりますから、そこにつきましては、そもそもそれがどういうところから出来たものなのか、どういった根拠に基づくものなのかといったようなこともふくめてよく吟味する必要があるだろうというふうに思います。

記者:朝日新聞社の~~(不明瞭)ですが、今まで避難の範囲についてあまり積極的に言ってこられてませんけれども、今の20kmは避難、30kmは屋内待機ということについてですね、良いと現在も考えてらっしゃいますでしょうか?
何故今まで東電として積極的に避難について言ってこなかったのでしょうか?

M:これは、えー、我々、えー……の考えているというよりは国全体として様々な状況を総合的に判断して決められたものだというふうに理解をいたしております。

記者:最近,政府との統合本部をこちらに作られたり,そういう状況があったと想うのですが、その点については,どういう風にかんがえられてますか?

M:さきほどのご質問とも共通するけれども、この事態を収束させるうえで、東京電力だけではなくて国の関係機関の総力をあげて、ご協力をいただきながら収束をさせていただくという事が必要な状態になっていると…いうことで、そういう体制が取られているということになっていると思われます。

記者:20日の官房長官の会見だともう再稼働は厳しいだろうということが出て来て,昨日郡山の 廃炉を前提に 
地域住民から

炉の安全を取り戻すのは最低限の義務だと思うのですが、どいうう言葉を地元住民に返すのか


M:ともかく安全を確保することが最優先なわけでして、それ以降のことにつきまして、そこを飛び越えて今後どうしたいということを申し上げるのは少し早いかなという気がいたします。

記者:安全というのは(不明瞭)

M:これ以上事態を拡大させないで、放射能を含めて災害の拡大防止がはかられるということだと思われます。

記者:どのくらい時間がかかります?

M:できるだけ早くというふうにおもっておりますけれども、残念ながらいつまでにというのは大変難しい状況かと思っております。

記者:すでに線量がオーバーして出て行かれる方が多いとは思うのですが、最終的に何人くらい最終的に投入されたり(不明瞭)

M:あの、これは線量の限度の中で仕事をしていただくということは必要なわけでして、東京からあるいは他の発電所から順次現地に送り込んでいると、いう状況でございます。

記者:次から次に人を投入されて……(不明瞭)

M:ともかくできるだけ早く収束できるように……持っていきたいと思っております。

記者:緊急炉心冷却装置というのは使うのでしょうか? 使えるんでしょうか?

M:先ほどもそのご質問いただきました。これも他の機器と同じでございまして、使える状況にあるのかどうかということを確認しないといけませんので、現時点で使えるのか使えないのかということにつきましては、申し上げるところまで行っておりません。

記者:結局2号機の電源復旧の目処はいつになるのでしょうか? 

M:2号機につきましては、電源をつなぎこみました。

記者:中央制御室に空調が通るのかとか…そこが今夜中と最初保安員から言われていたのですが、遅れているようなのですけれども、それはいつになるんでしょうか?

M:えー、今日も先ほどの3号機の黒煙、2号機のモアなどをございまして、こういうことがありますと、現場から安全第一ということで作業員を退避させております。現場作業環境が厳しい状況にありますので、現場に行くだけでも防護着を着替えたりなどなど、手間がかかりますので、そういったこともありまして、少し時間がかかっております。残念ながら2号については現時点では、いつまでというところまで行っておりません。

記者:影響を与えている3号と2号の今日出ている煙なんですけど、原因はどういうことが考えられるのでしょう。
特に3号の方はもうああやって水をかけているわけですし、2号についてもそうなんですが、副社長はどんなふうに現時点ではお考えになるのですか?

M:現場に人間が入れているわけではありませんので、外から見えている状況…みなさんが見ている状況と同じ情報の中で我々も判断しないといけないわけですが、原子炉建屋の中には燃えるものというのはあまりございません。ごく一部で油を使っているようなものがございますけれども、ほとんどのものは……建屋の中の例えば塗装とか、非常に量の少ない、表面の塗装は燃える可能性はありますけれども、たぶんそれだけではあぁいったことにならないと思いますので。

あとは建屋の中にあります量は少ないですけれども可燃性のものが燃えたということは可能性としてあるかもしれませんけれども、これはもう推測になってしまいますので、あまり明確なことは申し上げるべきではないかなと思っております。

記者:20km、30kmの指定については、これでよろしいんでしょうか?

M:さきほどのご質問と一緒だと思います。これにつきましては、さまざまなデータを総合的に判断して、国全体として決められた数字だと言って思っております。

記者:事業者としてどうなんですか?

M:これは事業者だけのデータではないと思いますので、全体の状況を総合的に判断して決められた数字だと思っております。

記者:東電さんとしてもっと上の数字がいいと政府側に言ったことがあるかどうかという事です(不明瞭)

M:これは我々というよりは政府として総合的な状況を判断して決められた数字だと思っております。

記者:質問(聞こえず)

M:住民の方々の安全が第一ということでありますので、住民の方の安全確保ということで総合的に判断して決められたと私は思っております。

記者:東電さんのシュミレーションはそれは充分なんですか? 

M:さきほどのシュミレーションの話に戻りますが、そのシュミレーションをもってそのことを決めるだけのデータは持ち合わせておらないということでございます。

記者:保安員は現場にいるのか? 本社と現場とのテレビ会議に保安員が立ち会っているのでしょうか?

M:保安員さんはテレビ会議でも我々と一緒に参加されていますし、我々適宜ご相談をさせていただきながら一緒に
なって活動をさせていただいております。

記者:現場の方で?

M:現時点で現場にいらっしゃるかどうかは、ちょっと私、確認をしておりません。

記者:すると、東電さんとしては明確なデータのない20km、30kmなのに、それを良しと、今しているわけですか?

M:我々はモニタリング結果など、データをお出しをしているわけでして、それだけで決まっているということではないと思います。全体として総合的に決められたものだと思っております。

記者:東電さんの見解では計量的に裏付けられた範囲ではない、ということですね?

M:我々のデータだけではなくて、さまざまなデータを総合的に組み合わせて判断されているというふうに私は理解しております。

記者:すみません、先ほどから話をうかがっておりますと都合の悪いときは政府というふうに言っている(不明瞭)…例えばですね、枝野官房長官がですね「廃炉にせざるを得ない」といっていることについては、先ほど「廃炉は早すぎる」と、これはどうなんですか。枝野さんが廃炉と言ったことについては早すぎるとお考えですか?

M:すみません、私、その発言につきましては承知をいたしておりません。

記者:承知してないんですか?

記者:昨日ですよ。

M:はい、報道では…新聞でも読ませていただきました。

記者:(音聞こえす)

M:失礼しました。新聞では読ませていただきました。

記者:会社の中ではその発言は確認されていないのですか?

M:私は新聞で読みましたけれども、会社としてどういう認識だったかということは再度確認させてください。

記者:(質問聞こえず)

M:全体をご覧になってそういうご発言があったということですので、そういう判断をされたのかなということでございます。

記者:私の質問は…廃炉については早すぎるという発言を繰り返されていますが、枝野さんの発言についても早すぎる、全体を見ていない、という事なのでしょうか? そういうふうな理解でいらっしゃるんですか?

M:プラントの状態は、大変厳しいというこは私も認識しております。早いと申し上げましたのは、このプラントを将来どうするかということ以前にやることが事業者としてあると言うことを申し上げたかったのでありまして、それより一歩先に出ていろいろお考えになってご発言をいただいているということだと理解しております。

記者:自衛隊が注水を開始するまでに空白の1日ってのがありましたけれども、そのときに東電さんは専門家としてどういう意識であったのか、と。

M:原子炉を冷す上で水が必要、プールを冷す上で水が必要ということで、さまざまな手を取ってきたわけでありますけれども、おー、おー、まぁ、その中で我々としても最大限の努力をしていったわけでありますけれども、上から…空から水を入れることについては我々の能力をこえていたわけでありまして、それにつきましては国の力をお借りする必要があるだろうということで、ご相談申し上げたということでございます。

記者:政権が1日熟議をしていたわけですよね? 当事者として、今、そのとき(不明瞭)

M:ともかく我々としても出来る事は最大限にやろうと思って努力をしてきたわけでございまして、確かに空からあぁいう形で水を入れていただくというのは一つの方法でありますけれども、我々としても出来ることは他にもあるわけでありまして、それにつきまして社内で検討をしておりました。

司会:大変申し訳ございません。そろそろ1時間でございますので……

記者:(不明瞭)少なくとも今の段階において分かっていることについては、きちんと広報していただきたいんです。

(おそらく小林照明課長):先ほどからいろいろご説明させていただいておりますが、電源関係の調査につきましては、いろいろな中断等もございますし、あと中の厳しい環境もございます。机上で検討したものが、現場に行って確認するとなかなか厳しいものがあると状況でございまして、なかなか思うように進んでいない状況でございます。今のところ日数はかかっておりますけれども、かなり進んできておりますので、近いうちには何か物が動かせて、それがいい方向に進んで行くのではないかと思いますので、それを毎日この中で報告をしながら、皆さんにお伝えしていきたいと考えております。まだ本日の現段階では、まだ機器を動かせると、また中塔(?)の電気がつくというような報告をうけておりませんので、まだもうしばらく時間がかかりそうな状況でございます。

記者:ダメだった場合、ちゃんと東電さんがバックアップ体制を取って検討されているかどうか(不明瞭)

課長:資材、ポンプ等につきましては、まず現段階で必要と確認を取れているものにつきましては先行で手配をしているところでございます。あと例えば電源関係のバン関係も津波等で影響を受けておりますので、こちらも仮設で作れるようにこちらも資材の準備をしております。可能な限り、今あるものを使えば労力を減らせる状況でございますので、そちらも使いたいのですが、水没等による場合は、取り替える必要もありますので、資材につきましては、順次そろえているところでございます。

司会:大変申し訳ございませんが…

記者:炉心の損傷具合について。福島の方では1号機が70%、2号機が33%と出ていますが、そういったシュミレーションについてはどうお考えになりますか?

巻上:炉心の損傷割合の数字につきましては、これは格納容器に設置されております~~モニター(?)の読みから換算しているものと理解しています。したがいまして、モニターの読みの大小によって、いわゆる大きな値をしめす場合、小さな値をしめす場合があると考えています。そちらが70/33に結びついているものだと理解しています。
一方「3%以上」につきましては、こちらはナンですけれども1週間前の土曜日の際、福島第一一号機で、最初のベントをする際の格納機をベントする際の、これはシュミレーションですけれども、そのときの想定として燃料の2%が壊れていると話を申し上げたと思っています。1週間前の土曜日の時点と比べて、じゃあ現状それよりも楽観的な状態かというとそうではわけですから、そういった想定で2%想定よりかは良り厳しい状態ではないかと…いう考えが、これが3%以上という保安委員さんの数字にあうものと思っています。

記者:だいたいどのくらい、ってのは出来ると思うのですけれども、人手は足りているのでしょうか? 足りているのに出してないのでしょうか?

巻上:当時の2%につきましては、まだ1号機、3号機、それから2号機もそうですけれども、この1週間の推移(水位?)を得る前でしので、現状もありますけれども、いわゆる許認可の際にもちいた前提の一部を参照して、算定したのが2%です。その後の推移につきましては、それを超える状況で推移していきいるのではないかと考えています。

司会:それでは大変申し訳ございませんが、1時間たちましたので、ここで終了させていただきたいと思います。今日はどうもありがとうございました。