セブンイレブンでバイトをする意味 | 財務・経理の実務

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多くの人は、高校生になるとアルバイトをやります。


そのアルバイトをやる目的は人それぞれ様々な理由があると思います。

お小遣いを稼ぐためにやる、欲しいものを買うためにやる、などほとんどの人は「お金を稼ぐ」ことを目的としているのではないでしょうか。


よく、コンビニのレジのアルバイトは楽だからという理由でアルバイトをする人がいるという話を聞いたりしますが、コンビニのレジのアルバイトは楽ではありません。


セブンイレブンのコンビニのアルバイトでは、アルバイト社員でも、商品ごとに担当を付け、その商品をいくら店舗に置いて、卸業者にいくら注文をするのかを判断します。経済状況を考え、自分なりに仮説を立て、実際に商品を納品して、その商品がどういった結末を迎えるのかを見守ることができます。


結果、アルバイト社員でも、ビジネスマンに必要とされる仮説、実行、検証のプロセスを社会に出る前に養うことができるのです。


アルバイトをする目的は決してお金だけではないのです。だから、セブンイレブンで働くアルバイトの人たちは、アルバイトをして3ヶ月もたつと、自分なりに小規模な経済を作り出し、経済について語りだすのだそうです。


こういった試み、失敗も多くあると思いますが、体感できることが、その人にも大切ですし、社会経済の為にも良いものとして跳ね返ってくるのではないかと思います。


社会に出る前に、アルバイトを通じて社会をしることができる。アルバイトにはこんな利点が含まれているのではないでしょうか。