「ヤバイよヤバイよ~」(出川)と散々言われてますが、会計士業界は本当にヤバイらしい。


久しぶりに補修所の元講師をやってた方にお会いして色々とお話を聞く機会があったのですが、もうポジティブな情報が全くなかったです。監査法人にいない自分でも聞いてて凹みましたから。



あ○○監査法人。


リストラが凄いそうです。入所して1年経たない人でも切られたりしてるとか。信じられないですよね!!でもリアルに起こってるそうです。1年で切られてどうしたらいいってんだか・・・



ただその元講師の方、「J1で首切られた方が幸せかもしれないよ」、とも仰ってました。


年次が上の人の人員整理も進んでるけど、そこはもっと悲惨だと。


家族を養い、家などを購入して高額ローンを組んでたのに切られた人なども普通にいるそうです。

おいおい、ローン返済どうすんだよ!!ってなりますよね。

その年で切られても転職先ねーよ!って人まで切られてるとか。


実際に、転職活動で悲惨な状態になってる方は少なくないとか・・・



能力に見合ってない給料を貰い、殿様商売に慣れてしまってプライドも高く柔軟性もない。


監査法人に長くいると会計士のほとんどがそんな感じになるそうですけど、退職して転職先探す時も一般の転職市場のことや労働環境を知らないから、「自分は会計士だから凄いんだ!」「年収は今より高くないとダメだ!」「俺には大企業じゃないと相応しくない!」みたいなスタンスだから、全然決まらないと。。。



つまり、そこまでいって首切られるよりは、まだリスタートも効いて柔軟性のある1年目2年目で切られた方がマシだよ、ということらしいです。


まるでタイタニックのようですね。


豪華客船に乗り込み、楽しく飲んで食って歌って楽しむのに夢中で、氷山にぶつかって船が沈んで行ってるのに気付かない。いざ気づいた時にはもう手遅れ。


未就職問題を対岸の火事として笑って見下していた法人勤務者達もどうなることやら・・・



今後もますますリストラは進んでいくそうです。


前々から何回も言ってきましたけど、監査しか出来ない“会計士”は転職市場では評価されません。

むしろ監査法人という組織に染まってしまってるので、使いづらい人材として敬遠されてしまいます。



監査法人に入りたくても入れなかった私としては、「ざまーみろ」って気持ちもありますし、悲しい気持ちもあって複雑な気持ちです。


だって、監査法人入っても経験積めない、いつ首切られるか分からない、給料など待遇も下がってきてる、独立しようにも人材が溢れてて厳しい、一般企業の経理やるにも会計士資格なんて全く必要ない、むしろマイナス評価になりかねない。


じゃあ、「会計士」って資格に何の意味があるんだ!?


って思ってしまうわけです。


その講師の方には「下手に監査法人に入っちゃうよりは今のリトルボーイの状況の方が良かったんじゃないの?その年齢で監査法人入ってても厳しかったと思うよ?」と言われました。


う~ん・・・会計士って何なんだろう・・・