「何故会計士を目指したのですか?」


これも必ず聞かれます。



結構、会計士目指す人って「収入がいいから」とか「ステータスがあるから」って理由の人が多い。

なかには「就活したくないから」とかね。


もう就活を避けられる資格じゃないですがな・・・



で、結局一般企業に面接受けに行ってる時点で、「別に会計士必要なくね?」ってなるわけです。



会計士目指した理由をなんて答えても、面接で言われますよ。


「一般企業の経理で働くのに会計士の資格なんていらないのではないですか?」


本当にどこの面接でも何回も言われましたよ、ええ。



そんなの自分が一番わかってるわ!監査法人いけないから来てるんじゃねーか!!

監査法人に入れてたら、お前みたいな待遇の低いいつ潰れるか分らない企業にくるはずねーだろこのチキン野郎!!


って思いつつも口にしてはいけません。

そこを上手くプラスで返せるようにしないといけないわけです。


「その通りでげす。でも旦那さま、あっしにはこういう考えがあって、今回面接を受けに来たんでげす」


こういう風にしっかりと、自分の意思表示をしましょう。



私の場合は



きっかけは大学の会計士講座

「会計」の企業の活動や取引を客観的な数値として把握できて、分析や評価や予測のために利用するという経営に欠かせないツールとして興味を抱き、会計のプロである会計士を目指した。

ちょうど会計のコンバージェンスも進んでおり、今後は世界的に統一の動きもあるので、「会計士」という資格に可能性を感じた

企業の財務諸表をチェックするのみの監査だけでなく、実際に経営に携わりキャッシュを生み出す業務に携われる一般企業での経理や財務といった仕事に興味が出てきたので、まずは監査法人で経験を積んで会計士登録を済ませてから一般企業の経理としてのキャリアを積もうと考えた。

具体的には企業内で○○をやりたい。

しかし、監査法人の就職状況が急激に悪化してしまい、自分の努力不足もあって監査法人に入れなかった。

そこで反省し、考えを切り替えて、「最初から一般企業に属してキャリアを積んでいこう」と思い、一般企業の就活をしている。


って感じの流れで説明しました。

そこから志望業界や志望動機、将来のキャリアビジョンに繋げていく感じですね。

全部1つのストーリーとして繋がってるのが大事です。


それに加えて、その自分のやりたいことのためには会計士という資格は必要で、決して無駄ではない!ってことを猛烈アピールしました。



まあ結局屁理屈みたいなもんですけど。



「新卒で就職してたほうがよかったんじゃないの?」

とか


「そんなに苦労して一般企業行くなんてもったいないんじゃない?」

とか


まあ色々言われますよ。


「会計士はプライド高いからねー」

「会計士って頭でっかちで実務は出来ないんだよね」

「会計士ってコミュニケーションが上手く取れないよね」

「監査法人の待遇に慣れきってて、企業では使えないんだよね」


とか、会計士ってどんだけ印象悪いんだよ!!って思いました。


まあ、一昔前までは先生先生言われて、接待ゴルフしたり飲み食いしたり豪遊してたからねー。