口蹄疫は人災 | 海神くんの南関東鉄火場にて

口蹄疫は人災

僕が生まれた宮崎で、口蹄疫問題がエライ事になっています。


が、東京には公的な発表以外のニュースは流れてきません。


実はこれには理由があります。


去年の鳥インフルの場合もそうでしたが、このようなウイルスの媒介になるのは実は人間なのです。実際に鳥インフルの感染を広めたのは現地を取材したマスコミである事が明らかになっています。


口蹄疫のウイルスも、人間の衣服や資材を積んだ車を媒介にして広範囲に拡散していきます。


特に口蹄疫のウイルスは感染力が強力な為、国際的な法定伝染病に指定されており、口蹄疫に感染された家畜が発見された場合は、人間の移動も含めて制限される可能性のあるとんでもない伝染病なわけです。


このような強力な伝染病が発見された場合こそ冷静な判断が必要ですが、去年の鳥インフルの際の風評被害の広がりや、新型インフルエンザの際の過剰な反応を見てると、マスコミが大きく取り上げるとロクな事にならないのは明らかなので、政府や宮崎県から各マスコミに報道規制を要請しているわけです。


既に鹿児島でも一頭が感染確定、熊本でも感染濃厚な一頭が出てきており、大分の牛が埼玉で数十頭殺処分されたと言われています。


移動が容易ではない家畜の牛への口蹄疫への感染がこれだけ広範囲に広がってきているのは、明らかにどこかの畜産関係者が感染の疑いのある牛を移動させているわけです。


そこで疑いがかかるのが埼玉で殺処分された大分の牛の移動です。


仮にこの埼玉で殺処分された牛が口蹄疫に感染していたら感染が本州にも拡大(特に埼玉や移動経路のそばの地域)している確率はかなり高くなります。


ちなみにこの大分の牛の所有者とは………あの悪名高き牛肉投資会社らしいですね。


このような投資会社は、とにかくコストを掛けずになるべく高値で売る事を商売としてやってるので、牛のエサの藁も中国から輸入してるんですが、口蹄疫のウイルスは、だいたいこの中国から輸入した藁に入り込んでる事が多いわけです。


結局は、和牛に投資するという馬鹿げた詐欺話に騙されるパッパラパーな連中が起こした人災という事です。