認知症ケアを笑顔で!症状を改善する在宅介護
 
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還暦を迎えて~理想の介護チーム編成

★ 還暦を迎えて~理想の介護チーム編成

おはようございます。笑顔で認知症ケア:中嶋です。


平成22年が、過ぎようとしていますね。中嶋は、今年還暦でした。還暦も厄だそうです。人生最後の厄が、還暦というわけです。


還暦を迎えて決意したことが、ふたつあります。


■ 多くの人に嫌われないようにしないこと


今まで発言する時は、ネットでも実際生活でも言葉を慎重に選んできました。特に母の介護をするようになってからは、特に気をつけてきました。


中嶋が人から嫌われたくないという思いより、最愛の母がたくさんの方たちから応援してもらいたいからでした。


母との介護生活は、二人三脚です。どちらかが倒れたら、それでお終い。非常にもろいものです。


それで人を傷つける発言をしないようにしてきたのです。中嶋が何かあったら、誰かに母を助けてもらいたいからでした。


しかし中嶋の心に、ストレスがたまるようになって来ました。本音で相手と向き合っていないからです。


そこでこれからは、中嶋の思いをストレートに出して生きて行こうと決意しました。


母のケアマネージャーの方とも、先日私の思いを告げました。予想通りの結果になりました。彼女は、自分の欠点に気がついていませんでした。


彼女は、母のケアプラン作成業務を降りたいと言われました。やりたくない人を無理にとどめて、ケアマネになってもらいたくないと判断しました。


中嶋が本音を語ることに決意した結果です。これから母のケアプランを私が作っていきます。非常に晴れ晴れとした気持ちになっています。


■ 残りの人生は、母と2人で歩む時間をもっと作ろう


中嶋は、還暦まで母のおかげで結構気ままに暮らして来れました。大変感謝しています。


母の認知症の進行具合が、かなりのものになった今。母親への恩返し。罪滅ぼしと言ったものではありません。


今まで以上に母の心に寄り添い、母との2人の時間を増やしていこうと決意しました。


2人に残された時間は、いくらあるのでしょう。そんなことも考えることなく、2人で笑顔あふれる人生を歩んで行きたいと思っています。

セルフケアプランと理想の介護チーム編成

★ セルフケアプランと理想の介護チーム編成

おひさしぶりです。笑顔で認知症ケア:中嶋です。母子の近況報告します。

認知症の母と息子は、今年の夏の異常な暑さに体調を崩していました。中嶋の生きるモチベーションは、母の体調に左右されます。

中嶋の気力の衰えは、ブログ更新頻度に表れます(笑)。ブログ更新を怠って何をしていたかと言うと、大掃除です。

家のなかにあるものを、今後使うものともう使わなくなったものを仕分けしていました。使わなくなった物は、ゴミとして処分しました。

そのゴミのなかに、今までの母の介護記録も含まれています。


■ 母のセルフケアプランを再開することにしました。

セルフケアプランは、介護保険を利用するための介護プランを同居家族が作成することです。

ふつうケアプランは、ケアマネジャーが作成します。そうなると、ケアマネジャーの資質が、利用者の運命を左右してしまいます。

先日までのケアマネジャーさんは、社会福祉協議会の経営している事業所に在籍しています。

土・日・祝日は、定休日。なおかつ平日でも代休をよくとられます。かなり利用する側からすると、不便です。

なぜなら、何かして欲しいことが会ってもすぐに連絡取れない。つまり母の介護生活に何か不具合が生じても、すぐに問題解決が出来ないということです。

その上事業所としてもかなり問題を抱えているのです。いわゆる不祥事が多いのです。

こんな事業所・ケアマネには任していられないと、ずっと思っていました。

そこで以前していた母のケアプランを自己作成することにしました。

セルフケアプランを作成するに当たって、中嶋の理想の介護チームとは何かを考えました。

更新は、気が向いたときにしますが、シリーズとして書きつづって行きたいと思います。

認知症進行中~ちよ本日抜歯手術します

★ 認知症進行中~ちよ本日抜歯手術します


笑顔で認知症ケア:中嶋です。本日最愛の母ちよが、一本抜歯手術します。

高齢者特に認知症を患っている患者が、どんな手術をするにもリスクが健常者の何倍もアップします。

母の病気の基底は、糖尿病です。その上に認知症が、乗っかっていると言うのが、イメージですね。主治医は、糖尿病に目をいつも光らせ、そのうえで認知症に対処するといった感じでしょうか。

今回の抜歯の手術は、口腔外科担当なので、主治医はサポートに回ります。

しかしレビー小体型認知症の母は、悲しいかなその現実を認識できません。それが認知症というものです。

手術をしてくれるのが主治医なら、何の問題もなく母は先生に身柄を素直に預けてくれます。

「ねえ!ちよさん。明日手術をするんだけれど、だれにお手てを、ニギニギしてほしいの?」
「お兄ちゃん(中嶋のこと)」
「息子さんは、ドクターでないからダメだよ」
「じゃ、主治医のO先生」
「明日は、先生お忙しいんだって」
「じゃ!もうここは、いや!おうちに帰る」

この話になると、もう中嶋でもお手上げです。

この先を続けて、母を説得しようものなら、パニックになります。

「じゃ!こうしたらどう。息子さんのお嫁さんみたいな看護婦さんに、お手てを握ってもらうのは?」
「司の好きな、スマートで背の高い看護婦さん?」
「違うよ!ちよさんみたいに、ふっくらした看護婦さんだよ」
「あんた、ぶっとい人が好きだった???」
「そうだよ、昔から太めの看護婦さんが、タイプさ」

母が満面の笑顔でうれしそうに、中嶋に微笑みます。

中嶋に来るお嫁さんが、スマートな女性でなく、母のような太目な人であることを知って喜ぶ母。

この先も母が生きている限り、ウソをつき続けなければなりません。苦しいです。

笑顔で認知症ケア:中嶋は、今は禁煙外来サポーター:中嶋としてブログ更新しています。

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