父の能力を超えた欲求 | 一人っ子がする介護ってこんなもん?

一人っ子がする介護ってこんなもん?

親の介護が始まって約10年・・・要介護3だった母が心不全で急逝してからは、独居老人の父のもとに1時間かけて通い介護を6年、母の七回忌直後に父は脳出血!施設介護を経て2017年8月12日父は急逝。悲しい・・・なのに義父母介護・・・

捻挫も落ちつき、

きょうは娘といっしょにフイットネスクラブに

いってきた。

ラテン系のダンスをとりいれたエクササイズのZUNBA、

そのあとはストリートダンス。

元々バレエを12年間習い、高校ではダンス部にいた娘は

ストリートダンスも経験済み。

すぐに格好よく踊っていたけど

おばさんの私。

まるで盆踊りだよ~

え~ん、ザイルのように踊りたいよ~


でもこうやって一生懸命踊ってきたら

朝、父に話の途中で電話を切られた

不愉快さも和らぐ。


そうだ。

父のいやなところ。

意味不明~なところ。



父はこのところパソコンに復活してきた。

MacPCでメールをいじったりしている。

それに初代アイパッド。2010年のものだ。


もっともiPadに関しては

2010年にテレビを買いに行った際衝動買いしたっきり

まったく使いこなせていなかった。

使いこなすレベルどころか、電源もどうやっていれるのか

わからない状態だった。


ところが5万円程使って買った大量のCD。

これをipadにいれて

デイサービスに持って行きたいと言い出して

それを教えてあげたら

どんどんCDを買いたがって

さらにはもっとIpadを使いたがるようになった。


そこで父が言うには

「アイパッドの入力キーは

 つかいにくいんだ。

 キーボードをつなげて使いたいから

 キーボードを買いに行きたい!」



こんなことを言いだすから

このまえの水曜日

アキバのヨドバシにいって探してみた。


ところが、そんな初代アイパッドにつなぐ

有線キーボードなんて

もう扱ってなかった。

あたりまえ~だよね。


もしつなぐとしたらBluetooth機能を使ったキーボード

しかない、しかも初代アイパッドのバージョン次第では

つかえないかもといわれ、

結局キーボードを購入せずに

ヨドバシを出た。

父にも確認した。

「1万円くらいのキーボード

使えるか使えないか、わからないけど

無駄になってもいいなら、買っていくけど。

アイパッドのソフトのヴァージョンによっては

つかえないかもなんだけど。」


すると父は「それならいい」と言ったのだ。


その後父のところに行き

アイパッドのヴァージョンを確かめると

5.1以上で、もしかしたら

Bluetoothがつかえるかもというところまでは

わかった。

でも、そんなにすぐに買いに行けるほど

こっちはひまじゃない。


それがきょう父の電話

「キーボードのことはどうなったんだ?」

なんて言いだした。


「そんなのまだわからないよ。

バージョン的に使えるものがあるかもしれない

ことまではわかあったけど

どうなるかわからないよ。」


「そんなんじゃ

 アイパッド新しいの買いなおさないと

 ならないじゃないか!?むかっ


そういって

父は私との電話を切ってしまった。


すんご~く不愉快になるわよね~


自分じゃなんにもできないのよ。

パソコンとプリンターを接続するのだって

できなくて

私の夫がやってあげたのに。

そのことに対して

なんのお礼も言わず、

あたりまえみたいな顔して。


自分じゃなにもできないくせに

アイパッド買いなおす気なのか?



ホント、

父の自分の能力を超えた欲求には

うんざり~


こういうときは

父のことが本当にキライだって思うのだ。