喫煙者の父 | 一人っ子がする介護ってこんなもん?

一人っ子がする介護ってこんなもん?

親の介護が始まって約10年・・・要介護3だった母が心不全で急逝してからは、独居老人の父のもとに1時間かけて通い介護を6年、母の七回忌直後に父は脳出血!施設介護を経て2017年8月12日父は急逝。悲しい・・・なのに義父母介護・・・

一昨日父をショートステイにおいてきて

やっぱりちょっとほっとする。

親を施設に預けると

毎日こんなふうにホッとするのかなとも思う。


朝様子伺いに父に電話。


するとやっぱり不満げ。


それは自由に喫煙ができないから。


父の入っているショートステイは全室個室。

そのためか比較的自由度は高い。

スタッフにあずけて酒やたばこも

許可してくれるとのこと。


ところが実際は煙草に関しては

喫煙所につれていかないとならないことから

ショートステイ側はあまりさせたがらない。

面倒なのだろうと思う。


それでも一昨日、施設長さんとの話し合いで

1日に2回は喫煙させてくれるとのことになった。


ところが実際は

なかなか父に声をかけてくれないらしい。


「それならば自分から喫煙所にいきたいって

 いえばいいじゃん。」

というと、

「おれはそういうふうに

 お願いしたりするのは

 大っ嫌いなんだ!」


なによ!

それ・・・


「あのさあ、人間関係うまくいくためには

 お願いも必要なんだよ。

 相変わらずの偏屈、がんこじじぃだね~

 少しは人間まるくなったら?」


「おれが丸くなるのは

 死ぬ時だ~!」爆弾


この人は本当に面倒な人だよ。



こんなふうに喫煙が自由にできないとなると

父にとっては、

「早く家に帰りたい」気持ちにどんどんなり

ショートステイなんていやだというふうに

なりかねない。


また考えてみると

老健や特養だって

有料ホームだって喫煙が認められるところなんて

そうそうあるもんじゃないだろう。

火の不始末があっては

大変だからね。


ということは

父が言ってもいいと思える施設は

ないのかもしれない。


これまた難題だ・・・


こまったものだよ。