『心に寄り添うケア』☆ VOL.43
みなさんおはようございます
水曜日担当の砂賀裕一です
今日もご一緒にお付き合いください
よろしくお願いします
今日は、私の事業所である『デイハウスみかんの花』での利用者様との関わりについて書いてみたいと思います
85歳男性利用者様なのですが…
ご夫婦と二人暮らしでしたが、認知症が進み、奥さんの負担も増え、デイサービスをご利用されましたが、帰宅願望が強く継続利用とならず、以前利用していた事業所から断られてしまったとのことでした
娘さんは、とてもお父さんとお母さんのことを心配され、自分の家に同居してもらおうと、お母さんに話したら、『私は、同居したくありません。お父さんのことは、私が面倒を見ます。』と言い切りました。
娘さんは、お母さんの介護疲れが心配で、お母さんに倒れられたらと、頭を悩ませていました。
そしてケアーマネージャーの提案で娘さんの住んでいる近くのケアハウスで生活してみるという案に、お母さんも納得してくれ、ご夫婦でケアハウスに入所されることになりました。
奥さんは、まだまだ介護認定は受けてなく、とてもしっかりされています。
奥さんの介護負担軽減も考え、やはりお父さんの介護サービスを利用することが、望ましいとのことで、私の事業所にお話しを頂きました
その内容を聞き、ぜひ私たちのできるお手伝いを全力でさせてくださいと、即答させて頂きました
他の事業所では、お受けできなかった、このおじいちゃんの心を掴みたいと本気に思いました
ご利用となったのが、5月でした。
ご利用当初、ケアマネさんご家族のおっしゃる通り、とっても難しい方でした。
帰宅願望が強く、不穏で落ち着かない様子が続きました。
時に、ご利用時間を短縮し、早くお帰りになって頂くこともありました。
ご本人様とご一緒に2時間くらいドライブ にでかけることもありました。
どうにか、このおじいちゃんの心を掴みたいと、いろいろ考え、行動に移しました。
しかし、他の利用者様にも、ご迷惑をおかけしてしまい、正直私たち職員の思考では、限界にきていました
でも、諦めたくありませんでした
そこで、私たち職員で考えていても、答えは見つからず、他の手段・方法として、この日本介護アカデミー主催である介護業界活性化交流会で知り合った、認知症対応型デイサービスに勤務している角山君にアドバイスを頂くことにしました
彼は、この日本介護アカデミーのブログも定期的に参戦してくださり、とても勉強になる記事を書いてくれています
そして、彼は私より年は下ですが、介護経験も私より長く、とっても信頼できる仲間です
彼は気持ち良く、私の相談を親身になって受けてくれました
数多くの認知症の方と接している彼ですから、いろいろなケースを知っています
そして、たくさんの壁を乗り越えてきています
彼と話をしているうちに、とても落ち着いてきました
こうして困ったときに頼れるかけがえのない仲間がいるってことに、まず自分自身安心感を持てます
そして、貴重な意見を頂き、自分では出てこなかった発想や、方法に、気持ちがすっきりしました
考えてみると、私自身少し焦りがあったのかもしれません。
すぐに答えを求めすぎていたのかもしれません。
そんな自分に角山君は気付かさせてくれました
角山君
本当にありがとうございました
長い目で考えてみて、少しずつおじいちゃんの心を掴んで行こうという答えに行きつきました
おじいちゃんのペースに合わせ、ご本人様の意見を尊重し心に寄り添うケアを実施させて頂きました
すると、おじいちゃんは
だんだんと心を開いてきてくれたのか、ご利用時の不穏な様子もなくなってきました
体操やレクリエーションなどに、参加するということは、考えられない状態でしたが、今では、体操やレクリエーションにも、積極的に参加されています
帰宅願望もほとんどなくなり、ご利用当初に比べたら、本当に考えられないくらい、落ち着かれて皆勤賞でご利用されています
私たちだけの力では、どうにもならなかった、問題でしたが、仲間のアドバイスで、また一つ難題をクリアして、自分自身の引き出しを増やすことができました
この介護業界こうして困った時に、意見交換だったり、知恵を貸して頂き、より良いケアを提供できたら、利用者様にとっても大変良いことだと思います
同業者だからと言って敵対意識を持つのではなく、介護業界を活性化するためにも、交流や情報交換とっても大切なことだと思います
みんなで力を合わせて、より良い介護業界を作って行きたいです
そして、今回私が感じたことは・・・
焦らずゆっくり時間をかけて、ご利用者様一人一人接して行けば、必ずいつの日か、心を開いてくれると改めて感じました
すぐに結果を求めるのではなく、長いスパンで考えて、利用者様と接していくことの大切さを肌で感じました
これからも、この気持ちを大切に、最高のおもてなしをお届けできるよう、自分自身もっともっと成長して行きたいと思います
福祉という仕事を通じて幸せな社会の実現に少しでも貢献できるよう、私は今日も目の前にいる一人を大事にしていきたいと思います
一人の勇気ある一歩が明るい社会を作る
今日も元気に参りましょう
ルンルン
最後まで読んで頂きありがとうございました
それではまた、来週お会いしましょう
よ~~~し今日も新しい扉へレッツらGO~
今日もみなさんと繋がっていることに感謝しています
いつもありがとうございます
桐生交流会より
本日は、一色がブログを担当します。
先週は、桐生交流会でした。
参加頂いた方、司会の周藤さん、鏑木さんありがとうございました。
今回、参加頂いた方から、是非伊勢崎市でも、交流会をやりたいという声が。
これからの繋がりが楽しみです。
伊勢崎の詳細も決まったら、このブログでも、お伝えします。
いつも、ありがとうございます。
iPhoneからの投稿
絶好調!!
おはようございます
今日は埼玉県上里町のひだまりの里で働かせていただいてます石橋が担当いたします
先日桐生で行われた介護交流会で、介護をやっていて楽しい時はどんな時
と聞かれました
考えてみると、利用者様の笑顔や元気になる姿仲間の成長などありますが楽しい~~といいますか嬉しいです
素敵に輝く仲間みたいに楽しい域を目指して今日も顔晴ります
仕事は楽を求めると苦労が待っていて、楽しさ(仕事をしていての喜びや成長)を求めるとうまくいきますと成功者の方が言っていました
成功して輝く方から学び実行していきます
ああ~~ヤングマンを踊っている時は楽しいな~~
失礼位いたしました
今日も最高の1日を
ついてる道☆石橋高弘