OJTを活用するコツ | 介護コンサルタント本田の『介護サービス地域一番化ブログ』

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株式会社ビジテラスの経営コンサルタントの本田新也が、日本中の介護施設をコンサルティングで回った中で感じたことを発信するブログ

おはようございます。
スターコンサルティンググループ 本田です。

昨日はOJTの罠についてお伝えしました。
(参考 OJTの罠

では、今日はどのようにOJTを活用すれば
職員の成長につながるのかをお伝えします。

昨日のブログの3つめのポイントとして、
『現場はすべて個別対応の応用編』という
ことをお伝えしました。

どういうことかと言うと
OJTの場だと何が基本で、何が個別対応用の
特別な対応なのかが見えてこないのです。

そのため、新人職員から見ると
とあるAさんに対して行ったことを
他の利用者に対しても行えばいいとかんじるのですが、
今度はBさんに対してケアをしようとすると注意をされる。
これでは混乱します。

しかも現場では対応をしなければならない利用者は
2人なんてことはありません。

つまり、最初に基本を教えていなければOJTはかえって
時間のかかる教育方法なのです。

したがって、OJTをする前にまずは、しっかりと
Off-JTを行うことが重要です。

Off-JTでは、どのようなことを教育するかと言えば、
まずはその施設流の基本中の基本の介助の研修を
座学と実技(相互介助)で行い、ある程度頭に入れたうえで
現場に入る。

これがOJTを活かすためのコツです!

ぜひご活用ください!

スターコンサルティンググループ
介護経営コンサルタント 本田新也