株式ニュース【場中発表】
不動産F系が高い 公示地価への期待から
2007年03月19日(月) 14時55分
パシフィックマネジメント<8902>、リサパートナーズ<8924>、ケネディクス<4321>など不動産ファンド系銘柄の一角が買われている。22日の公示地価を控え、大手不動産だけでなく、不動産ファンド系の銘柄にも先回り買いが入っているようだ。
みらい建設が下げ目立つ
2007年03月19日(月) 14時53分
みらい建設<1792>が57円安の148円と一時は145円まで下げを拡大する場面があった。先週末の下方修正・無配修正が嫌気されていたが、リバウンド狙いの個人の買いも上値を重くしたようだ。
日経平均は1万7000円台回復
2007年03月19日(月) 14時52分
日経平均は1万7000円台を回復した。先物主導で上げ幅を拡大しているもよう。
三菱マテリアルが後場に入って一段高
2007年03月19日(月) 14時47分
三菱マテリアル<5711>が後場に入って一段高。増額修正が好感されたようだ。
同社はこの日、今3月期の連結業績予想について、経常利益1030億円(前回予想960億円)、純利益690億円(同660億円)に増額修正している。また年間配当も5円から6円に引き上げた。
同社では、銅地金相違場が想定よりも高く、為替も円安に推移したほか、海外の銅鉱山会社の配当金の増加なども見込まれるため、としている。
亀田製菓が昨年来高値更新
2007年03月19日(月) 14時43分
亀田製菓<2220>が昨年来高値更新。配当予想の上方修正が引き続き手がかり材料になっているようだ。同社は15日、今3月期の年間配当予想について、従来予想の14円から22円に引き上げると発表した。同社では、創業50周年記念配当を行うため、としている。
東証1部騰落数(14:30)
2007年03月19日(月) 14時38分
値上がり:907
値下がり:677
変わらず:147
任天堂が3日続伸 為替の円安、製品好調で
2007年03月19日(月) 14時37分
任天堂<7974>が3日続伸。為替が1ドル=117円台と円安方向に振れてきたことに加え、「Wii」「ニンテンドーDS」ともに品薄状態が続くなど人気となっていることが引き続き手がかり材料視されている。
2月の全国百貨店売上高
2007年03月19日(月) 14時35分
2月の全国百貨店売上高は、前年同月比同1.7%増の5295億円。東京地区は、同0.3%減の1262億円。
三洋電機 野中会長辞任へ
2007年03月19日(月) 14時33分
この日の日本経済新聞は、三洋電機<6764>の野中会長が辞表を提出した事が明らかになったと報じている。不適切な会計処理に絡んで徹底調査を訴えたが受け入れられなかった事が辞任理由としている。
主力ハイテクが堅調 為替の円安で
2007年03月19日(月) 14時32分
キヤノン<7751>、アドバンテスト<6857>、ソニー<6758>、シャープ<6753>など主力ハイテク株が買われている。為替相場が1ドル117円台のドル高・円安に振れたことから、押し目買いや買い戻しが入っているようだ。
北陸電力 社債発行中止
2007年03月19日(月) 14時29分
北陸電力<9505>は、総額100億円の第285回社債の発行を中止すると発表した。原子炉緊急停止で厳重注意を受けた事など状況が変化したためとしている。
日立ビジネスがマイナスに 下方修正を受けて
2007年03月19日(月) 14時26分
日立ビジネスソリューション<4738>がマイナスに転じている。同社はこの日、今3月期の連結業績予想について、経常利益を従来予想の9億3500万円から7億2000万円に、純損益を5億4000万円の黒字から1億9600万円の赤字に下方修正しており、これが嫌気されたようだ。
F&Mがストップ高 東京スター銀と提携で
2007年03月19日(月) 14時16分
エフアンドエム<4771>が後場に入って急騰、ストップ高となっている。同社はこの日、東京スター銀行<8384>と業務委託契約を締結し銀行代理業で提携したと発表しており、これをきっかけに見直し買いが入っている。同社のよれば、銀行代理業による取扱手数料などの収入増が見込まれるとしている。
ニイウス クボテックなども下げ目立つ
2007年03月19日(月) 14時15分
ニイウスコー<2731>、クボテック<7709>、T&G<4331>など東証1部でも今後の業績に対して不安感のある銘柄に投げが続いている。投信の組み換えの売りが20日頃まで出るとの思惑から、20日までは買いを入れにくいようだ。
21LADYが軟調 ヒロタの製品回収で
2007年03月19日(月) 14時12分
21LADY<3346>が軟調な値動き。同社の100%子会社である、洋菓子のヒロタがシュークリームを自主回収し、販売を一時、見合わせると発表しており、これが嫌気されたもよう。
同社によれば、大阪を中心に消費者からカスタードクリームに酸味を感じたり、クリームが粒状になっていたりするといった問い合わせが寄せられたが、同社が調べたところ、製造過程で洗浄作業が完全でなかったことから、乳酸菌が混入したことが原因であることがわかったという。同社では、商品を回収し、販売を一時見合わせている。
2007年03月19日(月) 14時04分
NTN<6472>の鈴木社長はブルームバーグニュースで来期も過去最高益を更新する見込みなどと述べた。また、2015年の売上高は1兆円超えを目標としている。
不動産株が高い 公示地価を控え
2007年03月19日(月) 13時59分
三菱地所<8802>、三井不動産<8801>、住友不動産<8053>などを中心に不動産株が堅調な値動き。今週22日の公示地価の発表を控え、先回り買いが入っているようだ。
本日IPOのアイフリークの初値は50万円
2007年03月19日(月) 13時54分
ヘラクレスに新規上場したアイフリーク<3845>の初値は、公開価格28万円の1.78倍にあたる50万円だった。その後は利食い売りに押されており、46万円前後でもみあっている。
野村HDが再び下げに転じる
2007年03月19日(月) 13時52分
野村HD<8604>が一時は2510円とプラスに復帰したものの、現在は20円安の2475円と再びマイナスに転じてきた。指数の上昇に伴い出遅れ銘柄として物色されていたが、物色の流れが止まった事や、投げを出してきたようだ。また、期末特有の法人売りが14時過ぎに出る懸念からも、積極的に上値は買い難いようだ。
東証1部騰落数(13:45)
2007年03月19日(月) 13時47分
値上がり:936
値下がり:655
変わらず:140
クリムゾンが大幅安 今期見通しを嫌気
2007年03月19日(月) 13時43分
クリムゾン<2776>が大幅安。同社は16日、今1月期の連結業績予想について、経常利益2億9500万円と前期の4億8600万円の赤字から黒字転換する見込みとしたものの、「四季報」の5億円の黒字予想を下回ったことが嫌気されている。
ドリコム 上場来安値更新 高PER銘柄を嫌気
2007年03月19日(月) 13時40分
ドリコム<3793>が5万2000円安の67万8000円と下げ幅を拡大している。ライブドアの堀江元社長の実刑判決で、新興市場の高PER銘柄には見切売りが加速する傾向があるようだ。
サイバーエージェントが昨年来安値更新
2007年03月19日(月) 13時40分
サイバーエージェント<4751>が昨年来安値更新。ライブドア元社長の堀江貴文氏の実刑判決を受けて、新興市場の底入れが遠のいたとの見方が後退、新興市場の代表的な銘柄の一角として売られているようだ。
エフアンドエム 東京スター銀行と提携
2007年03月19日(月) 13時32分
エフアンドエム<4771>は、東京スター銀行<8384>と業務委託契約を締結し銀行代理業提携そしたと発表を行った。銀行代理業による取扱手数料等の収入増が見込まれるとしている。
新興市場 業績不安株が売られる
2007年03月19日(月) 13時27分
オープンインター<4302>が370円安の4030円、ドリームテク<4840>が300円安の4770円、オーベン<4797>が230円安の7860円など、新興市場の業績不安株が売られている。ライブドアの堀江元社長の実刑判決を受けて、新興市場の底入れが遠のいたとの見方から、買いが入りにくいようだ。
ACCESSが上場来安値を更新
2007年03月19日(月) 13時26分
ACCESS<4813>が上場来安値を更新した。一部外資系証券や国内大手証券を中心に高いレーティングの付与が続いているものの、下値模索の動きとなっている。信用買い残が1万7000株を超える水準が続くなど、需給面での整理が依然として進んでおらず、戻りも限定的なものとなっている。
ラクーンが後場一段高 商材10万点突破で
2007年03月19日(月) 13時19分
ラクーン<3031>が後場に入って一段高。19日、eマーケットプレイス「スーパーデリバリー」で、商材件数が10万点を突破したと発表しており、これが手がかり材料になっているようだ。
同社によれば、19日10時現在の商材件数は10万0436点となり、アパレル・雑貨のeマーケットプレイスとしては国内最大級になるという。今4月期末では9万2000点を計画していたが、19日時点ですでに計画を超過したことになる。
なお、同社ではこれを記念して「消費税相当分(5%)還元+人気商品プレゼント」を実施する、としている。
日立ビジネスが下方修正
2007年03月19日(月) 13時19分
日立ビジネス<4738>は、2007年3月通期連結予想を発表した。 子会社の業績悪化で株式の減損処理で下方修正となった。
売上高140億円(前予想151億円)、経常利益7.2億円(同9.35億円)、当期純利益1.96億円赤字(同5.4億円)、期末配当7円(変更なし)。
トプコン、ソキアが大幅高 経営統合発表で
2007年03月19日(月) 13時09分
トプコン<7732>とソキア<7720>が大幅高。両社は16日、経営統合することで基本合意したと発表しており、これが手がかり材料になっているという。トプコンがソキアを子会社化する形で経営統合し、社名を「ソキア・トプコン」に変更。統合は公取委から独禁法上問題ない旨の回答が得られることを条件に実施するため、詳細は改めて公表するという。
サイバーファームがS安 有報の提出遅延で
2007年03月19日(月) 13時03分
サイバーファーム<2377>が本日もS安売り気配。同社は16日、沖縄総合事務局に対し、第8期有価証券報告書を法定提出期限である平成19年4月2日までに提出できる見込みがないと発表しており、これが嫌気されている。
同社によれば、遅延理由は証券取引等監視委員会の調査や取引先による循環取引に利用された可能性のある一部取引リスクなどについて、会計監査人より追加監査の依頼があり、しばらく時間を要するものと判断したという。
三菱重工が高い ポスト新日鉄
2007年03月19日(月) 13時00分
三菱重工<7011>が27円高の724円、出来高も6296万株と新日鉄の出来高を上回っている。先週以来、出来高が東証1部1位となる日がたびたびあり、新日鉄の次のディーリング銘柄として注目を浴びているようだ。
東証1部騰落数(13:00)
2007年03月19日(月) 13時00分
値上がり:1084
値下がり:511
変わらず:136
日経平均は200円を超える上昇
2007年03月19日(月) 12時50分
日経平均は前営業日比で200円を超える上昇となっている。12時49分現在、225円06銭高の1万6969円21銭。
みずほインベの16日の株価格付け
2007年03月19日(月) 12時47分
みずほインベスターズ証券の16日の株価格付けは以下のとおり。
<格下げ>
大丸<8234>「2+」→「2」
<新規>
森精機製作所<6141>「2」
塩野義製薬<4507>「2」
東証1部 前場出来高低調
2007年03月19日(月) 12時46分
東証1部の前場の出来高が8億8304万株と低調となっていた。今まで出来高の中心的存在であった新日鉄<5401>の売買が急減し、鉄鋼株全体が閑散となって来た事で、全体のボリューム不足に繋がっているようだ。
大和総研の16日の株価格付け 2007年03月19日(月) 12時45分 大和総研の16日の株価格付けは以下のとおり。 GS証券の19日の株価格付け ゴールドマン・サックス(GS)証券の19日の株価格付けは以下のとおり。 日経平均上げ拡大 200円超える上げ 日経平均が後場に入り上げ幅を拡大し、一時は1万6967円と200円を超える上昇となった。先物主導で買いが入ったことや、三菱マテリアルの上方修正・増配で、素材株に買いが入ったことが指数を押し上げたようだ。 12時半までのバスケット取引 12時30分までの立会い外でのバスケット取引は、2741万3000株・30件・388億9300万円。 三菱マテリアル 上方修正 1円増配 三菱マテリアル<5711>は、2007年3月通期連結予想を発表した。銅地金相場が想定以上の高水準を維持していることに加え、為替相場が円安基調に推移したこと、海外銅鉱山会社からの配当金増加等の影響により上方修正、増配となった。 岡村製作がさえない 配当増額も材料視されず 岡村製作所<7994>がさえない。16日、今3月期の配当予想について、従来予想の12円から15円に引き上げたものの、市場では特に材料視されていないようだ。 新規上場 やまねメディカルがS安 この日の新規上場したやまねメディカル<2144>がS安の22万円まで急落した。前引間際である事でデイトレーダーの処分売りが加速し急落したようだ。 ローランドが小動き 配当増額も反応薄 ローランド<7944>が小動き。配当予想を増額したものの、市場の反応は薄い。同社は16日、今3月期の年間配当予想について、従来予想の30円から35円に引き上げている。 KSKが3日続伸 配当予想を引き上げ KSK<9687>が3日続伸。16日、今3月期の年間配当予想について、従来予想の15円から20円に引き上げたことが好感されている。 上海株 大幅続落で始まるも下げ渋る 上海総合指数が-65の2864でスタートし、現在は-4の2925まで値を戻している。利上げ発表で寄り付きは売りにおされたが、他のアジア市場も軒並みプラスで推移している事で、中国市場も買いが戻り始めたようだ。 三菱UFJ証券の19日の株価格付け 三菱UFJ証券の19日の株価格付けは以下のとおり。 東証REIT指数が反発 東証REIT指数が2301+36と反発した。指数が上昇している事でで買い安心感が出て来たことや、法人や投信の期末の売り一巡観測から買いが戻り始めたようである。 JCOMが反発 VOD番組に広告挿入 ジュピターテレコム(JCOM)<4817>が反発。19日付日本経済新聞朝刊で、同社が双方向でデータなどのやり取りができるデジタルテレビを活用した広告事業を拡大すると報じられており、これが手がかり材料視されている。 東北パイオニアが高い 今期配当20円に 東北パイオニア<6827>がこじっかり。16日、今3月期の年間配当予想について、前期比5円増の20円に設定すると発表したことが手がかり材料視されている。 みらい建設が大幅安 下方修正、無配転落で みらい建設グループ<1792>が大幅安。下方修正と無配転落が嫌気されたようだ。同社は16日、今3月期の連結業績予想について、経常損益を8億円の黒字から25億円の赤字、純損益を2億2000万円の黒字から70億円の赤字に下方修正した。また配当予想も従来予想の6円から無配とした。 NECモバがこじっかり 配当予想を増額 NECモバイリング<9430>がこじっかり。同社は16日、今3月期の年間配当予想について、従来予想の45円から47.5円に引き上げており、これが好感されているようだ。 外国為替 1円以上円安 この日の外国為替市場は、円が、ドル・ユーロに対して1円近い円安となっている。1ドル1円円安の117円30銭、1ユーロ1円25銭円安の156円11銭。中国の利上げ発表でも元が1ドル・7.7351元と0.027%の元安となった事でアジア通貨に売りが出ているようだ。 アドバンテスト<6857>、東京エレク<8035>、京セラ<6971>、など日経225品薄ハイテク銘柄が高い。先物主導で買われていることで、指数に寄与度の高い銘柄に買いが入り易いことや、為替が1円以上の急激な円安で推移している事で買いが入り易いようだ。 マガシークがS高 配当予想を増額 マガシーク<3060>がストップ高。同社は16日、今3月期の配当予想について、従来の無配から3000円にすると発表しており、これが手がかり材料視されているようだ。 淺沼組が続落 赤字修正、配当減額で 淺沼組<1852>が続落。下方修正が嫌気されている。同社は16日、今3月期の連結業績予想について、経常損益を従来予想の7億4000万円の黒字から5000万円の赤字に下方修正すると同時に、年間の配当予想も5円から2円50銭に引き下げている。 テルモが反発 日経に業績観測記事 テルモ<4543>が反発。17日付の日本経済新聞朝刊で、同社の今3月期の連結経常利益が従来予想(575億円)を上回る前期比21%増の590億円程度に拡大、過去最高を更新する見通しと報じられており、これが手がかり材料視されているようだ。 三菱商事がプラスに転じる 三菱商事<8058>が10円高の2695円とプラスに転じてきた。朝方は売り物でスタートし2645円で寄り付きしたが、その後に売り物が出てこないことで、徐々に買いが戻り始め、指数の上昇とともにプラスに転じてきた。他の商社株も同様に、好業績割安銘柄に買いが入る流れからプラスで推移している。市場の一部では「信託の買いでは?」(市場関係者)との声があるようだ。 東京建物が反発 来期3000戸販売との報道 東京建物<8804>が反発。19日付の日本経済新聞朝刊で、同社が2008年12月期に売上計上するマンションの販売戸数3000戸台を目指す計画をまとめたと報じており、これが手がかり材料になっているようだ。 エアウォーター 増配 エア・ウォーター<4088>は、3月期末配当を8.5円から11円配当にすると発表した。年間配当は20円となる。 黒崎播磨が軟調 上方修正も市場予想下回る 黒崎播磨<5352>がさえない。上方修正したものの、市場予想を下回ったため、買い材料視されてないようだ。同社は16日、今3月期の連結業績予想について、経常利益58億円(前回予想50億円)、純利益34億円(同33億円)に上方修正した。ただ、クイックコンセンサスの経常利益60億円、純利益39億5000万円を下回った。 新興市場 下げ拡大 個人の投げ続く J-Stockindex、1712-13、マザーズ指数が992-18、ヘラクレス総合指数が1629-24と下げ幅を拡大している。個人投資家が底値と思って買い向ったがリバウンドが殆ど無い事で見切売りや追証の処分売りが出ているようだ。 日本ケアサプライがさえない 今期も減益予想で 日本ケアサプライ<2393>がさえない。前期に続き、今期も減益見通しになったことが嫌気されたようだ。 新規上場 やまねメディカルの初値26万円 この日にヘラクレスに新規上場上した、やまねメディカル<2144>の初値26万円。公開価格は21万円であった。 富山化学が70円安で寄り付き 富山化学<4518>が70円安の700円で寄り付きし、現在は7020円近辺まで切り返ししている。先週末に下方修正を発表したが、売残が多い事で買い戻しを期待できる事や、売上の一部が翌期に持越しになった事が要因から来期持ち直すとの見方により買いを集め始めたようだ。 銀行株が続落 米住宅金融会社懸念で みずほFG<8411>、三井住友FG<8316>、三菱UFJFG<8306>などメガバンクが続落となっている。米住宅金融業界にかんして業績懸念がある事で、日本のメガバンクが融資をしているとの思惑や、期末特有の法人売りや優先株の転換売りで需給悪化を嫌気した投げが出ているようだ。 日経平均が107円高の1万6851円と上昇に転じてきた。朝方売り物でスタートした銘柄が多かったが、その後は売り物が出なかったことで、先週末に処分して枠の開いた投資家が一気に優良株の買いに転じたようである。 マザーズ指数が1000割れ マザーズ指数が997-12と1000ポイントの大台を割り込みした。日経平均と違い、リバウンドが殆ど無い事で、1部市場への乗り換えの投げや、換金の売りが出ているようだ。 日銀 オペ見送り 日銀は9時20分の定例金融調節を見送りした。当座預金残高は、7兆8000億円程度になる模様。 ドリコムが最安値 ドリコム<3793>は、4万円安の69万円と上場来安値を更新している。期末にかけて損失を抱えた法人の見切売りが出るとの思惑での投げや、マザーズ指数が再度1000ポイント割れとなり、見切り売りが出ているようだ。 OAKキャピタルの下げ目立つ OAKキャピタル<3113>が13円安の86円と安い。金曜日の大引け後に、無配に転じると発表し事が嫌気されているようだ。金曜日のお昼休み中に銀食器を株主優待で贈呈と報じられた事で買った投資家の失望売りも出ているようだ。 東栄住宅<8875>がしっかり。今期の増益予想が手がかり材料視されている。同社は16日、今1月期の連結業績予想を発表しており、経常利益67億4000万円(前期比33%増)、純利益39億3000万円(同53%増)としている。 ソフトバンク<9984>が55円高の3030円と3000円の大台を回復した。先週に大和総研が目標株価4000円のレポートを出した事が依然として好感されたことや、3000円を超えるとショートカバーが入り易いとの見方から買いに弾みがついたようである。 フィールズ<2767>が売り気配スタート。単体の下方修正が嫌気されたようだ。同社は16日、今3月期の単体の業績予想について、経常利益92億5000万円(前回予想140億2000万円)、純利益49億2000万円(同76億1000万円)に下方修正。同社では、連結業績は集計中とコメント。ただ、連結に占める単体の割合が大きいため、連結の下方修正も懸念されているという。 東京鋼鐵が買い気配 配当予想の増額で 東京鋼鐵<5445>が買い気配スタート。同社は16日、今3月期の年間配当予想について、従来予想の8円から10円に引き上げると発表しており、これが手がかり材料視されている。 リンクセオリーが売り気配 下方修正を嫌気 リンクセオリー<3373>が売り気配スタート。下方修正が嫌気されているようだ。同社は16日、今8月期の連結業績予想を、経常損益0円(前回予想34億5000万円の黒字)、純損益60億円の赤字(同16億5000万円の黒字)に下方修正した。また1株625円配当から無配に転落する見通し。 保証受託80行庫126商品に クレディア クレディア<8567>が親和銀行(持株会社:九州親和HD<8340>)の事業者向け証書貸付ローン「しんわクイックサポート」に関する保証業務を受託し、3月15日から業務を開始した。これで同様の保証業務提携・受託は80行庫126商品になった。 T&CHD、4月17日に決算説明会開催 T&Cホールディングス<3832>は、4月17日(火)10時30分より、機関投資家・アナリスト向けに「平成19年度第1四半期決算説明会」を開催する。 ラアトレ、3月23日に中期経営計画説明会を開催 ラ・アトレ<8885>は、3月23日(金)16時より、「中期経営計画(2008年3月期~2010年3月期)説明会」を開催する。 3月19日の外資系証券の動向 寄り付き前の外資系証券13社経由の注文状況は、売り2770万株、買い2180万株で、差し引き590万株の売り越しと観測されている。 3月16日の米国市場 16日の米株式相場は反落。ダウ工業株30種平均終値は前日比49ドル27セント安の1万2110ドル41セント、ナスダック総合株価指数は6.04ポイント安の2372.66ポイントで取引を終えた。消費者物価指数が市場予想を上回り、インフレ懸念となったものの、鉱工業生産指数もまた市場予想を上回るなど経済指標は強弱まちまち。FOMCを控えて利益確定売りが主導した模様。なお、シカゴ日経平均先物は反落。6月物終値は前日比105円安の1万6730円、大証終値を30円上回った。 2月の米消費者物価 0.4%プラス 米労働省が発表した2月の米消費者物価指数は、季節調整値で前月比0.4%プラスの203.5となった。コア指数は0.2%プラス。市場予想は0.3%プラス。同コア指数は0.2%プラス。 |