私が起業サポートをしようと思った理由。 | 上海在住10年・億超え企業経営の須野テツが教える海外起業への最短距離

上海在住10年・億超え企業経営の須野テツが教える海外起業への最短距離

「海外起業」って難しそう?いえ、ビジネス・商売の基本は世界中どこでも同じ。秘伝のスパイスをパパっとふりかけるだけで外国人にも売れるようになります。1日で2億935万円を売った須野がひとつひとつ分かりやすく伝えます。

こんにちは!須野です。


昨日、ハッピーアワーという記事を書いたんですが
いつもよりいいね!がたくさんついていて驚きました。


こういうかるーい記事のほうが
好まれるのかも知れない、とちょっと反省しました ^^;



ここ数日、なんか重めの記事が多かったですからね 笑



さて。



さっきまで、スカイプセッションしてました。

今日は5件!やりましたよ。



こんなに連続でセッションしたのは始めてのことで、

だいぶへとへとにはなりました。



が、皆さん、それぞれの道を少しずつ進まれていて、

いいな~と思いました。



ぜひ、その調子で(もっとエンジンふかしてもOK!)

進んでいっていただきたいと思います。



■私が起業サポートをしようと思った理由。



上海でのビジネスもそこそこうまくいっている須野が、


(ちなみに今年は前年比165%の成長見込みです。うふふ)


なぜ起業サポートをしようとしているのか?



について、触れておこうと思います。



結論から言うと、




『企業のコンサルをして、その会社が100人の雇用を生むよりも、
 
 どんなに小さくても、100人が独立した事業者になるほうが
 
 世の中の幸せの総量はもっと増える!』


んじゃないか、と思っているからです。



先日も書いたように、どんな大企業でも、

そこで勤め続けることが幸せにつながるかというと、

なかなか自信をもってYes!といいにくい時代なんだと思います。



大変失礼な話ですが、

今、本業でコンサルしている企業の社員さんたち、

「幸せなのかなぁ・・・」って、いつも思っちゃいます。


(中国で苦労されているから、特にそう感じるのかも知れないですね ^^; )



中国に来たくて来たんじゃない方も、多いです。



そういう方は(私の観察によると)

ストレス発散のために毎晩お酒をたくさん飲んだり、

ヘンな遊び(女性関係ですね ^^; )に逃避したり、

というケースが、結構目につきます。



また、すごくやる気と能力を発揮して、

難しいといわれる中国ビジネスでうまく成功の端緒をつかんでも、



会社の都合で帰国せざるを得なかったり、

別の国に赴任したりと、悔しい思いをされてる方も多いです。



また、大企業の方は比較的、恵まれた駐在員生活をなさってるケースが多いのですが

(いいマンションに会社負担で住んだり、海外手当てが多かったり)

昨今は中小企業も中国進出する時代ですから、

生活環境が大企業の方ほどよくなかったり、

そういう現実をものすごくまっすぐ直視せざるを得なかったり・・・




なんか、お勤めの方は大変だよなぁ・・・

報われないことも多いよなぁ・・・



って、すごくすごく、思うことが多いのです。




■いちばん強く感じるのは、「報われないよなぁ・・・」

っていう部分。



私のクライアントには、ものすごく仕事ができる方も多いです。



そういう方は、日本国内での新規事業とか、

中国を含めた海外事業とかで、

かなりの結果を出している方もいます。



それこそ、その方が約6~7年でつくった事業は

年商ウン億円になっていたりするわけです。



その方、出会った当初から



「ぼく、○○○ッ○ィ買うのが当面の夢なんですよねー」



っておっしゃっていました。

(分かる人には分かる、高級車の名前です)



数年後、ウン億の事業つくったわけですから、


聞いてみました。



「もう買えるでしょ?」




って。でも、




「買えるわけないでしょ!」



って、ちょっと怒られました。^^;



それどころか、自分の立ち上げた事業は

ほかの社員さんに任せて、自分はまた新規の事業を立ち上げるポストを

与えられて、日々、立ち上げ屋さんとしてまい進しているらしいです・・・。



ま、多少はお給料も上がったらしいんですけどね。



■これが、私たち事業家だったら。



ウン億の事業立ち上げたら、

利益はまるまる、自分のものです。


組織のメンテナンスだけしながら、

自分は遊びながら利益を享受する、という選択肢もあります。


また、どこかの大企業に事業を売却してもいいでしょう。


きっと、ウン億円が手にできます。




せっかく自分の働きで築いた資産が、

自分のものにまったくならず、それどころか

もっと(会社のために)資産をつくることを期待され、強制される・・・。




これが、「会社に勤める」ということなんだな、と強烈に思い知らされたんです。その時。




もちろん、その会社の社長にしてみれば、

資金は会社が出したものだし、その人の給料も会社が保障しているし、

失敗しても金銭的な責任は会社が負うし・・・



ということで、築かれた資産は会社のものになって当然、

ということでしょうけどね。



というか、私もその社長の立場だったら、そう考えると思います。笑



でも・・・報われないですよね。



■で、思ったんです。



本業のコンサルで、クライアント企業の成功を手助けするのは、

もちろんやりがいのあること。



でも、毎日の仕事でやり取りしている、担当者の方は、

あんなに頑張って、結果を出しているのにちょっと不当なほど、報われない。



この仕事を、ライフワークとして、一生情熱を持ってやり続けられるか?



と自分に問うたとき、




「うーーーーん、、、、、No!」




って答えが出ちゃったんです。




それから、いろいろ考え、悩み、温泉一人合宿もやって、たどり着いた考えが・・・





『企業のコンサルをして、その会社が100人の雇用を生むよりも、
 
 どんなに小さくても、100人が独立した事業者になるほうが
 
 世の中の幸せの総量はもっと増える!』




っていう、想いですね。



もちろん、独立した事業者にはそれなりの悩みがありますよ。もちろん。


でも、それは乗り越えられるし、それを乗り越えるスキルや考え方は

これからでも、いつでも見に付けられる種類のものだと思います。



誰もがその道を歩める、とも思っていません。

中には向いていない人もいるでしょうね。



でも、それはどんな分野でも同じこと。

理系を選ぶのか、文系を選ぶのか?

と同じ種類の、選択でしかないと思っています。



少なくとも、このあまり有名でもなく、

顔出しもしていないブログにたどり着いて、こんな長い記事まで

読んでくれているあなたは、その可能性があると思いますよ。



・・・長くなりました。



今日はたくさんの起業志望の方、すでに起業している方、

もうすぐで芽が出る方々とお話をしたためか、

なぜかこんなことが書きたくなってしまいました。



土曜日なのに暑苦しくてすみません m(_ _ )m



では、お互い週末を楽しみましょう!



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