海外進出お手伝いします!海外販路クリエーター・中小企業診断士のブログ

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埼玉でコンサルタントとして独立を目指す企業内診断士です。製造業での海外営業20年の経験を活かし、海外販路クリエーターとして中小企業の国際化支援を行っています。これまでの海外経験・ノウハウ・日々の所感をお伝えしていきます。

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先月、中国人の爆買いで箱買いを書いたが、情報をアップデートしたい。

中国人の箱買いによる爆買い 持ち込み手荷物以上?!



今回も上海出張であったが、お客様に業務上でご迷惑を

掛けたこともあり、確実に喜ばれる「白い恋人」を買って

いくことにした。


第一ターミナルでは、出国して左側に行くと「白い恋人」を

販売しているお土産屋さんはなく、今回はわざわざ右側の

大きなお土産屋さんに向かった。


そこにはたくさんの「白い恋人」を発見。ちょうど店員さんが、

箱を崩して並べているところであった。同行した部下に数を

指定して、買いに行かせ、待っている間に話しかけてみた。




「箱買いする中国人のお客さん多いんですよね?その時は

箱を指名してくるんですか?」




「いやいや、もう箱では売ってないよ。」


「え、そうなんですか?1カ月くらい前からですか?先月の出張時、

 機内で見かけましたよ」


「いや、半年くらい前からだよ。航空会社から手荷物の収納棚に

入らないから箱売りを止めてくれって言われたんだよ。


こちらとしては箱を崩す手間がなくなるから楽なんだけどなぁ。

箱で売ってるとわかると、他の人も私も、私も、ってなるから

果てしなくなってしまうしな」


「でも、箱でなくても両手一杯に買っていく人も多いんですよね?」

「そうそう。箱はダメだけど、同じ量くらいは買ってくれるよ。」

というような会話を搬入していた店員さんと交わしたのであった。

私が前回見た箱は、成田に入る前にすでに買っていたのか?


少し疑問に残るが実態として、箱買いはできないようになっていた。


それから、お土産の販売場所についても聞いた。



「私は上海行きは、出国して左だけど、今回わざわざ来たんですよ。
旅行者の皆さんはわざわざここまで来るんですか?」

「そうだよ。 皆さん販売場所知ってるから、出国したらここめがけて

くるよ。それにほら、そこにもいるけど、みんなスマホで確認しながら

やってくるよ」


購買意欲旺盛だなぁと心底思ってしまった。


他にも聞いたが、「白い恋人」を製造する石屋製菓も増

ような状況らしい。また、隣に並べてあった「じゃがポックル」は、

お一人様5個までという購入制限付きであった。ますまずこのような

制限が希少価値を高めて行くのであろう。



今後も目が離せない爆買いだ。引き続きウォッチしていきたい。



追伸: お客様には、お土産は喜んでもらえた!!





先週ロンドンに行った際に、ヒースロー空港周辺のある有名ホテルの一つに宿泊した。普段泊まるホテルよりは1ランク上であったが、顧客と同じところに宿泊する必要があったので利用することにした。

夕方到着後、時差はあるものの夕食をとり、早々と寝た。長距離フライトの疲れもあり、時差ボケで起きることなく、ゆっくりと寝られた。


翌日の朝は、打合せの開始が遅かったので、8:30くらいに朝食のビュッフェに行った。月曜日の朝であり少し遅めだったので、若干空いているような気がした。受付のおじさん(インド系?)に部屋番号を伝え、ルームチャージに朝食が含まれているかの確認を受けて、席に案内された。

そのホテルは部屋の建物が並行に2つならびその間にロビーやレストランが配置されていた。また、レストランの向こう側はガラス張りになっていて開放感がある。


できれば窓側がいいなと思いつつ、あまり時間もないので何も言わずに、通されるがままついていく。壁側でキッチンにつながるドアの近くであったが、端っこなので、ま、いいかと思い座った。


だが、座った後によくよく見るとその周りに座っているのは、アジア人ばかりであった。個人客が数人、5-6人の若いグループが一組であり、国籍はよくわからない。ある程度の高級ホテルであったので、さすがに格安ツアーの団体客らしい層はいなかったが、窓側ではなく、壁際にまとめられたという感じ。


真ん中の目立つところや窓側のところにアジア人がいるかどうか確認したが、欧米系の人たちばかりであった。あきらかに入ってくる人たちの印象を考慮して、アジア人は、壁側に追いやられた感があった。

最近あからさまな差別を感じたことはなかったが、今回は久々にショックというか、まだまだ差別はあるのだなと再認識をした。


ちょうど少し前にあったGACKTさんのニュースを思い出した。仏のホテルの朝食で、窓際に座ったところ、ここではなく奥の方へと案内され、そのあとに来た白人はその窓側の席に通されたのこと。一度出て再入店したところ、またもや奥の席に案内されたので、なぜそうなのかと説明を求めたようだが、明確な答えもなく不愉快な思いをしたとのことであった。



その日は打合せで忙しくあっという間に一日が終わったが、何となく心のどこかで気になっていた。翌日の朝は、GACKTさんのように、自分で席を決めようと思い床についた。

翌朝は時差ボケで早く目が覚めて、まずはメールのチェックをし、当日の打合せの資料を確認した。お腹も空いてきたので、「今日は自分で好きな場所に座るぞ」と意を決し、朝食レストランに向かった。


受付は前日と同じインド系のおじさんだ。よし、言うぞと思っていたら、周りを見ると大変な混雑。空いている席を見つけてもらうのがやっとであった。火曜日の朝で7:30ということもありたくさんの人であふれていた。特に人種によって区分けをしているわけでなく、純粋に近場で空いているところを紹介され、拍子抜けをした。

どこの国のホテルでもあることだろうが、団体客は別スペースに通すこともある。これは通常のビジネス客や自国の客のことを考慮している。

出張客としては、効率よく時間を使い朝食を摂る人もいるし、朝食で事前打ち合わせをする人もいるので、それらを考えれば、浮かれた団体客と一緒にすることは好ましくない。それらの区分けは理解できる。


ただし、今回は、同様にビジネス客として来ている一個人を区分けすることは腑に落ちなかった。また、そのホテルの同じ1Fのレストランには中華料理があり、アジア系には寛容とも思えたのであったが・・。

人種差別自体はなくなるとは思えないが、お互いが異文化理解を進めていくことで少しでも改善されることを望みたい。旅行客は訪問先の国の価値観やマナーを知ろうとし、受け入れ側も同様に相手の国の方々を知ろうとすることは大事である。それを逆に相手の国を受け入れるのでなく、忌避するために、どこかに追いやる、隔離するという手段には転じてもらいたくないものである。


爆買いの話を書いたが、上海行きの機内で驚くことがあったのでそれを書きたい。

お伝えしたように機内には中国人旅行者がたくさんいた。海外旅行は初めての方が多いと思うが、もう少しマナーや立ち振る舞いについて基本的な理解をしてきてほしい。驚いたのは、トイレであった。


離陸後、水平飛行にうつり、食事も提供されて映画を見ながらくつろいでいた。到着後すぐに打合せだったのでお酒は控えていたが、トイレに行きたくなった。食後のトイレラッシュもおさまり、そろそろと思い、トイレ近くに座っていたので、右斜め後方にあった「空き:Vacancy」のマークを確認して立ち上がった。


扉を押した開けたところ、な、なんと年配の女性が中腰で、開いた扉を慌てて閉めようとしたのである。こちらも慌ててしまい、立ち尽くしてしまった。そう、鍵を閉めずに用を足していた(?)、もしくは、足そうとしていたのである。


更に困ったことに、扉は閉めたはいいが、鍵を掛けずにそのまま用を足している。他のトイレに行って、他の客が同じようなことになっても困るだろうから、その場で立つことにした。その直後に「どうしたんですか?」とCAがやって来た。

「中に入っているんですよ。でも、鍵を掛けずにしてるので、ここで待ってます。」と伝えた。「困りましたね」と言いつつ、おもむろに「Vacancy/Occupied」の表示の上にある「LAVATORY」の表示板をめくりあげ、レバーをずらして鍵を閉めようとした。「え、そんなことできるんですか?」と驚きの声を上げてしまった。



本来、中で気分が悪くなった方や、子供などが開け方をわからなくなったときにを外から開けるための方式のようだが、今回は閉めるために使っていた。こんな簡単にできるとは知らず、つい感動してしまった。

ただし、そのおばさんは、閉められるのが嫌なのか、抵抗してロックを開けたままにした。そのため、CAも諦めて一緒に待つことにした。やっと終わったようで出てこようとしたら、そのロックをガチャガチャとして今度は閉めて出られなくなり、あたふたとしているのが見て取れた。最終的には何食わぬ顔して出てきたが・・。さすがどこの国でもおばさんは肝っ玉だ。


よくよく考えるとロックが掛かると電気がつく仕組みになっているのに・・。最初から、機内のトイレは暗がりの中で用を足すもんだと思っていたのか。逆に外からロックを掛けられて明るくなって恥ずかしくなったから、ロックを解除したのか・・。

その背景はよくわからないが、基本的な飛行機の乗り方やトイレの入り方は理解してほしいものだ。そのおばさんのおかげ?でトイレの鍵は外から簡単に開けられると今回知ることができた。20年以上海外出張しているのに・・。

皆さんもシートベルト着用が点灯している時にトイレでくつろいでいると開けられて席に戻されることになるかもしれませんので注意しましょう!