今週12日の広島神楽定期公演、

出演は安芸高田市の吉田神楽団です。

演目は
第一幕 『土蜘蛛』(およそ40分)
第二幕 『滝夜叉姫』(およそ40分)
の予定です。

土蜘蛛も滝夜叉姫も神楽の中では
代表的な演目で多くの神楽団が
舞われています。

それぞれの団で細かな言い回しや
見せ場、しぐさなどを大変工夫して
特徴づけておられるので
同じ演目でもどんなふうに舞われるか
大変楽しみなところです

先日の神楽公演で
お客様に感想を聞いたところ
(海外の方だったのですが)

迫力があってすごかった
衣装もきらびやか
面替えや衣装の早変わりなど
すごくエキサイティング だったよ

でも、ストーリーはわからない
知ってたら感じ方も違ったんだろうけどね
とのことでした

あれ、でもこれって、海外国内問わず
同じように言えることですよね
きっと。
ストーリーを知ったら感じ方の幅もひろがる

なので、
今週の演目についての
あらすじをご紹介することにします


ご存知の方も
今ひとたびおさらいのつもりで
見ちゃってくださいませo(^-^)o


『土蜘蛛』

大和の国を一望する葛城山
(かつらぎざん)に棲み付き、
天下を撹乱(かくらん)しようと
する土蜘蛛の精魂が、
都の守・源頼光(みなもとのらいこう)
へ忍び寄ります。

時に頼光は病に伏し、
頼光の美しい侍女・胡蝶(こちょう)が
典薬(てんやく)の守から
薬を持ち帰るところを、
土蜘蛛の精魂は襲います。


そして、胡蝶になりすますと
頼光に毒薬を薬と偽って飲ませます。


しかし、頼光に正体を見破られ、
伝家の宝刀「膝丸(ひざまる)」で
一太刀浴びた土蜘蛛の精魂は
葛城山へと逃げ帰ります。

頼光は、
我が身を救った宝刀「膝丸」を
「蜘蛛切丸(くもきりまる)」と改め、

四天王である
卜部季武(うらべすえたけ)や
坂田金時(さかたきんとき)に
この刀を授け
土蜘蛛退治を命じます。


四天王は、
葛城山へ向かい
精魂の妖術に立ち向かい
壮絶な戦いの果てに
土蜘蛛の精魂を
成敗するという物語です。




『滝夜叉姫』

東の国の新皇を名乗った平将門
(たいらのまさかど)は、
天慶(てんぎょう)の乱で
藤原秀郷(ふじわらのひでさと)と
平貞盛(たいらのさだもり)の
軍に敗れ去ります。

平将門の娘・五月姫(さつきひめ)は
父の怨念を果たす為、

貴舟(きふね)の社(やしろ)に
「願」をかけ、

満願と共に貴舟の神より
妖術を授かります。



五月姫は、名を「滝夜叉姫」と改め
父の因縁の郷、下総(しもふさ)の国
相馬(そうま)の地に立ち戻り
多くの手下を従えて反乱を企てます。


陰陽師、大宅中将光圀
(おおやのちゅうじょうみつくに)らは
姫征伐の朝命を奉じ、
下総の国へと向かいます。

陰陽の術と邪心の妖術の
激しい戦いとなりますが、

滝夜叉姫の朝廷に対する
復讐は成らず、

無惨に敗れ去っていく
という物語です。


(写真提供:ゆっきーさん) 


これはほんとうに「あらすじ」ですので
その場面の人間模様や
それを観た時の感じ方は
皆さんそれぞれ違うと思います。
ぜひ、間近で神楽を観ながら
その舞台で繰り広げられる模様を
体感してください

※出演団体、演目は
変更になる場合がIございます
あらかじめご了承ください

※台風などで荒天の場合は
中止になる場合がございます。 


お問い合わせ
広島県民文化センター TEL.082-245-2311
http//:www.rcchall.jp/bunkac/
※プログラムより引用許可

広島定期公演プログラムダウンロード
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