こんにちは
ひろしま神楽女子です

広島県民文化センターで
水曜恒例開催の
広島神楽定期公演、
阿坂神楽団の舞、見せてもらいました


天気が心配だったんですけど
まぁ、天気が良くて
そのかわり、
ぶち蒸し暑かった~


ちゃぁんと本番では
ホールの涼しくて音や声もよく響く中
熱い演技を見せてもらいましたよ


☆葛城山☆

悪の精魂がいかに妖艶に、
美しく化けて周りをたぶらかすかが
かなり楽しみ で、
ドキドキして待ってたんですよ



で、胡蝶を目にした感想。  
 
とにかく存在感に圧倒されました
源頼光に毒薬を盛って殺したろうという
悪企みを隠して美しく舞うとこ、
艶やかっていうより


あんたぁ、わっりい奴よのぉ

ちゅうて、
ホンマに思うてしまいました



綺麗なんですよ、
綺麗なんですけど
華麗で美しいというより
悪さを前面に出したその存在感が

カッコよくって感動 しました

それに、
正体を現した土蜘蛛の精魂と
四天王との戦いの場面。

(写真提供:ゆっきーさん)


パンっ破裂音とともに
蜘蛛の糸が飛び出して
蜘蛛の糸がバァ~っと飛び散る
パフォーマンスの派手さが
まぁ何ともえかったです


観客の皆さんも驚いて
一瞬どよめいちゃったんですが
大きな拍手、送っとられました


☆殺生石☆

演目「殺生石」は、
三つの悪狐シリーズの中では後篇だそうで
前編・玉藻前、
中編・悪狐伝 、
後編・殺生石の三つからなるそうです

実は恥ずかしながら
前編と中編にあたる演目は
見たことがあったんですけど
殺生石は初めて見してもらいました

何といっても
シリーズの核になる流れは変わらんのに
登場人物が変わってて
面白かった


 
ここではお寺の和尚さんでもなく
修行中の剛力さんでもなく
飛脚の飛び助が登場します
 


で、街道をひた走って
くたびれる

くたびれてくれればくれるだけ
面白いという(←意地悪い?)

それに舞台上に
殺生石がちゃんとあって
 



「あ、いったん退治された悪孤の怨霊は
この石になったんだ~ 」って
シリーズの後編だってことを
こういう場面からも感じ取れるから

見ててさらに面白かった


舞台においてあるものや
登場人物の細かな違い、
演出や口上の違いを
神楽鑑賞の醍醐味として
どうぞ皆さんも楽しんでください



私自身も
迫力や存在感がたっぷりの
奏楽と舞とで
随分心つかんで
魅せていただきました



公演後の写真撮影会 でも 

来場の皆さんも
団員さんたちと写真を撮って
随分と身近に話もできて
終始ご満足だったご様子


良かった

阿坂神楽団さま、
ありがとうございました

おまけ
神楽女子も一緒に
写真を撮っていただきました

 
 
7/22、来週の広島神楽定期公演は
茂田神楽団のみなさんです
皆さん是非見に来てくださいね!



あら、長くなりました、、、
残念やのくちおしやの
本日はこれまで
また次回もごひいきに