制限された肉体の物質世界。
目に見えない精神世界がそれを動かしている。
こころの目で見る愛は、誰にも奪えない。
生き方は誰にも決められない。
社会に生きて群れを作り、群れからはみ出さない生き方をする。
こころを打つものはいつだってはみだしている。
等しく想うもの、はかなく、温かく揺るぎないもの。
生き物のぬくもりの中で目覚める朝。
何度も血と涙が流れる。
いつか見た青すぎる空はもう無い。
青さを忘れた水色の空の下。
人は嘘をつく、嘘が世界を塗り固めてしまった。
今日も生きる争いに明け暮れるケモノ。
馴れ合いと冷酷な世間の中で、生きてゆくだけで精一杯。
生き方を語る生意気な私は、あなたの笑顔が見たい。
どうか自分の信念のせいで人が泣かないように。
誇りも理想も、誰かを傷つけるためのものじゃないから。
言葉なら何とでも言える。
癒える魂が愛を望むなら。
光が指し示す道が何なのか、この胸に解るまで。
何を求めて時代が動くのか、この冷たい夜の中。