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辛かったことは 消え去り、

甘美な思い出だけが残る。

――記憶とは、そういうものだろう。

 

ところが、物心ついたころから 現在までの人生を、

映像を巻き戻すように、全て思い出せる人が、

世界には まれにいる。

 

その記憶力を 人はうらやむかもしれないが、

当人にとっては、何十年も前の、

思い出したくない 出来事まで、

突然、克明に再現され、苦しみにさいなまれるという。

 

「忘れる」ことは、人間の自己防衛の 本能なのだ。

NHKのシリーズ番組「新・映像の世紀」を見た。

 

その「第3集」で、ナチスの強制収容所を解放した、

連合軍が 惨劇の現場を、

ドイツ市民に見学させる場面があった。

 

なかった、知らなかったとは言わせないという、強烈な執念。

それでも戦後、時がたつと“ナチスのガス室はなかった”

などと言い始める人間も現れた。

 

負の歴史を 記憶することは難しい。

だれしも、わざわざ嫌なこと、

辛いことを 思い出したくはないからだ。

 

それでも、いな、だからこそ

「語り継ぐ」「心に刻む」営為を、怠ってはならない。

 

人間の「忘れたい」本能を利用して、歴史は繰り返す。

1月、原爆投下の地・広島で大きな反響を呼んだ

「勇気の証言――ホロコースト展」も、

その努力の一つである。

まさに「忘れない勇気」こそ平和への一歩だ。(飛)

                「名字の言」2016.2.20より

                聖教新聞「SEIKYO ONLINE」 

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「出会ったことすら、後悔させるような、

 そんな人には、なってはいけない。

 それ程、侘しい 生き方はない。」

 

中学の時の担任が、最後の授業で、

皆に言った 言葉である。

               

「あの人との出合いが あったからこそ、

  今の自分がある。

 そう言われる人に、なれ。 」

 

あの先生との出合いが、大切な宝物だ。

                      ~ 蓮華 ~

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「崇峻天皇御書」日蓮大聖人御書全集P1170

 

​​仏法の中に内薫外護と申す大(おおい)なる大事ありて宗論(しゅうろん)にて候​​


~通 解~
仏法の中に、「内薫外護(ないくんげご)」という

大変に大事な法門があって、それは仏法の要(かなめ)である。


~池田先生のご指導~同志への指針


内なる仏性(ぶっしょう)を薫発(くんぱつ)すれば、外からの守護が必ず現れる。

「内薫外護」の法門の通り、四条金吾夫妻は不屈の信心で相次ぐ苦境を大逆転した。
誰が見ていなくとも、誠実に積み重ねた善行を、仏天は御照覧である。因果の理法に照(て)らされて、全て自身を荘厳(そうごん)する大果報となるのだ。
陰徳(いんとく)の人生に栄光の陽報(ようほう)はいよいよ輝く。私の70年の信仰の大確信である。

 

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<教学> 生命論 「 十界論 」

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