スヴニール・ドゥ・ドクトール・ジャメイン | ☆間違いだらけのお庭づくり☆

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     ゆさまの雑木のお庭と奈良のお山の風景のブログ。

●オールドローズ(つる性ハイブリッド・パーペチュアル系)の育て方

・日向を好むが、深い花色と芳香を重視する場合には半日陰・日陰の方が良い。
・植穴は大きく掘り、元肥に腐葉土や乾燥鶏糞を混ぜた土を入れて、根が肥料に直接触れないようにする。
・接ぎ木部分は土がかからないようにする。
・株周りは藁などでマルチングする。
・3~11月にうどんこ病やアブラムシが発生するので注意。
・剪定は12~1月に行う。
・植付けた年は、夏が終わるまでは蕾を取って株の充実を図る。


●スヴニール・ドゥ・ドクトール・ジャメインの植栽記録

2013年12月

悩みに悩んでバラの苗を購入した。植える場所が限られるので玄関の前、お庭の中では一番北西の場所になった。このバラは意外と半日陰でも大丈夫らしい。加えて芳香が豊かで、咲き始めから少しづつ花の色が変わっていくらしい。


(2013年12月)


10月頃からバラをお庭へ植えつけることを考えていたが、早くも実現した。
11月にブログで公言してからというもの、花屋の前を通るとバラがたくさんあるある・・・。ちょっと覗いてみるとスヴニール・ドゥ・ドクトール・ジャメインは売って無くて、わざわざ探しに行っても売ってない。ネットでもなかなか気に入ったのが見つからなくて春まで待とうと諦めていたんだけど、相当検索したためネットの画面がスヴニール・ドゥ・ドクトール・ジャメインで埋め尽くされてしまい、相次ぐ誘惑に待てなくなって多少の予算オーバーで購入したのだった。
これって、ある意味「サイバー攻撃」?
スヴニール・ドゥ・ドクトール・ジャメインは、ゆさまお気に入りのブログで知った。たくさん植物を植えておられてバラの種類も多いけど、その中でも芳香が強くて色もシックなこのバラを一目見て気に入ってしまった。
バラを育てるならハイブリッド系よりもオールドローズの方が病害虫には強くて育てやすいらしいという断片的な知識だけがあったので、欲しいバラがオールドローズでありますように。祈るような気持ちで調べる。
そして、共に気になっていたゼフィリーヌ・ドルーアンとスヴニール・ドゥ・ドクトール・ジャメイン。両方ともオールドローズだった。
両方とも、つる性のバラでゼフィリーヌ・ドルーアンは棘が無く、スヴニール・ドゥ・ドクトール・ジャメインも棘が極めて少ない種類だということも気に入った。また、ともに芳香が強いバラ。
決選投票で、最後の決め手となったのはやはり花の形と色。
特に、色はゼフィリーヌ・ドルーアンが明るいショッキングピンクなのに対して、スヴニール・ドゥ・ドクトール・ジャメインはシックなワインレッドという感じか。

植付けた場所は玄関前。お庭では一番北西に位置するお庭の入口の場所。
花期は春だけど、今年の春は花は摘むつもりだから、来年の春には花がみられるかも。楽しみ。


 

 
Souvenir du Docteur Jamain
花形:カップ咲き
花径:6~8cm
開花期:一季咲き(春のみ開花)
樹高:180~300cm
樹形:つる性
香り:強香
用途:鉢植え・庭植え・フェンス・トレリス
作出年:1865年

 


このスヴニール・ドゥ・ドクトール・ジャメインは、フランス語で「ジャメイン博士の思い出」という意味らしい。どんな思い出なんだろう?興味津々・・・。