入院患者のつめを切除し、ケガを負わせたとして、傷害の罪に問われている看護師に対し、検察側は懲役10か月を求刑しました。

一方、被告は、涙ながらに無罪を訴えました。

求刑を受けたのは、北九州八幡東病院 の看護課長だった上田里美被告です。

起訴状によりますと、上田被告は一昨年6月、認知症だった女性の入院患者ら2人の足のつめを切除し、全治10日間のけがさせたとして、傷害の罪に問われています。

きょうの論告求刑公判で、検察側は、「仕事上のトラブルなどの煩わしさから逃れるため、患者の爪を切除することに楽しさを求めており、看護行為とはほど遠い自己中心的かつ身勝手な犯行」として、懲役10か月を求刑しました。

一方、上田被告は意見陳述で、「より質の高いケアを提供したいと思い爪のケアをした。自分のストレス解消のためにわざと傷つけたりは絶対にしていない」と涙ながらに無罪を訴えました。

判決は来月30日に言い渡される予定です。

RKBよりhttp://news.rkb.ne.jp/rkb_news/archives/011738.html





傷害の罪に問われましたが、無罪じゃないのかって思います。

ニュースで初めて聞いた時から、看護課長がこういう事をするのか?という疑問がありました。

嘆願書の数なども見ますと、信頼された優秀な看護師ということが分かります。


そして、犯罪を犯した人が涙ながらにTVに出るでしょうか?

どう見てもロクな調査もしなかった病院に過失があるでしょう。

どう見てもどちらが正しいか分かるでしょう。


上田里美さんは、病院を相手に解雇の無効と解雇後の賃金などの、

支払いを求める訴えを福岡地裁小倉支部に起こしている。


ちなみに日本看護協会は適切なケアという見解をしている。

http://www.nurse.or.jp/home/opinion/newsrelease/2007pdf/20071004.pdf


ザ・スクープでは良い取材をしています。

http://www.tv-asahi.co.jp/scoop/update/asx/scoop_080518-01_0300.asx

真実はひとつです。

裁判所の適切な判断が望まれます。