8月9日、今日はイスラエルを出てイスタンブール経由し、オランダに向かいます。
そしてその道中、僕の身に様々なことが降り掛かったのでここに記しておきます。
とりあえず言えることはイスラエルの空港スタッフ怖いわ…ってことと、
トルコの警察お転婆だわ…ってことです。
ではいきましょう。
フライトが9時10分、テルアビブ空港からだったのでエルサレムを6時前に出ました。
宿の人曰く、「空港からの出国は時間がかかるから早めに行った方がいい。」という助言を受け、とりあえず寝坊しました。
またです。また遅れたのです。
ピックアップのおっさんはちょっとキレてましたけど、僕もすごく眠かったし、バックパック重いしでうっせええキレてえのはこっちだよってなりました。いやまあ、完全に僕が悪いんですけどね。おっさんには一切の非がないですよね。
とりあえず車をかっ飛ばすこと1時間、空港のターミナル1に着きました。
この時点でフライトまであと2時間。まだ全然いける。
車を降り、空港内に入ろうとすると入口のスタッフにパスポートを見せるよう要求されました。
さすがはイスラエル。チェックが厳しい。でも大丈夫。なんたって最強の日本のパスポートだから。
ちらっと見た後、今度はチケットを見せろと。
スタッフ「ん?ペガサス航空じゃないか。ここじゃなくてターミナル3だよ。」
やっちゃった…時間ないのに…可愛い…
とりあえずターミナル3にシャトルバスが出てるらしいので言われた所で待つことにしました。
バスは一向に来ませんでした。
もう…なんなの…時間ないのに…
最近バスが来ないパターン多いわ…
本格的に焦り始めたのが7時30分くらい。
もうバスは来ないだろう。ていうか来るなよタクシー乗るって決断したんだから。という意気込みでタクシー捕まえました。
捕まえたはいいものの、イスラエルのお金を全然持ってないことに気付きました。
全然使い道のない0.1シュケルコインはじゃらじゃらありましたけどね。
まあ言ったら1円玉みたいなもんですよ。そして僕は1円玉たくさんもってイキりながらタクシーに乗り込んで来た馬鹿野郎ですよ。
どうしよう…と思い、
「ドル払いでいい?」と聞くと快く承諾してくれるドライバー。
そして勢いよくぼったくってくるドライバー。
素直に払う僕。
いやもうこの際どうでもいいんです。
飛行機に間に合いさえすればいいのです。
こういう時は金にものを言わすのです。
空港の入口では簡単な荷物検査がありました。
しかしこれも最強パスポートと偽りの笑顔で難なく通過。
中に入り、急いでカウンターを探します。
カウンターを発見したんですけど、その手前で空港スタッフによるパスポートチェックが。
こっちは最強パスポートの主ですからね。楽勝です。
とりあえずそこに立ちっぱなしで10分くらいひたすら質問攻めされました。
えっ…日本のパスポートが全然効かない…
質問内容は、
・なぜイスラエルに来たのか。
・イスラエルのどこにいたか。
・イスラエルに友達はいるのか。
・イスラエルはどれくらいいたか。
・次の目的地はどこか。そこで何をするのか。
・なぜエジプトに行ったのか。(危ないのにバカじゃない?的な感じで)
・エジプトのどこにいたのか。
・なぜマレーシアに行ったのか。
・マレーシアはどれくらい前にいたのか。
みたいな感じです。マレーシアはイスラム国家だからかな。
ちなみに、また別のスタッフも同じような質問をしてきたので計3回くらい全く同じことを話しました。
感じましたよ。僕、完全にターゲットだなって。怪しいんだなって。
そして思いましたよ。ライオンに喰われる前のシマウマってこんな感じかなって。
この時初めて髭くらい剃っておけばよかった…と後悔しました。
質問攻撃が終わったあとは荷物検査です。
機械に通して終わりだと思ったら、「鞄の中身全部だせ。」とのこと。
とりあえず、プライバシーガン無視でしたけど素直に全部出しました。
そして空港スタッフが喰いついたのがペットボトルに詰め替えた洗濯用洗剤。
旅人の方なら結構みんなしてますよね?持ち運び楽ですし。
もちろん中身は純度100%の洗剤なんで僕的には「いやいや…」って感じだったんですけど、もうスタッフの皆さんはすごく真剣。この上ないくらい真剣。
何度も機械に通しては7,8人で話し合ってました。真顔で。僕の洗剤について。
スタッフ「おい。これは何だ?」
僕「えっ?ただの洗剤ですけど…」
スタッフ「なんでペットボトルに入れてるんだ?」
僕「えっ?持ち運びやすいからですけど…」
スタッフ「これはどこで手にれたんだ?」
僕「えっ?ダハブのスーパーですけど…」
スタッフ「洗剤の入ってた袋はどうしたんだ?」
僕「えっ?捨てましたけど…」
スタッフ「中に変なものが入ってるんじゃないか?」
僕「えっ?まじで本気の洗剤です。ガチです。」
スタッフ「…そうか。わかった。」
チェック厳しくしないといけないのはわかるんですけどね。
僕の洗剤について討論してる大人はなかなか面白かったです。
しばらく待っていると1人のスタッフが「おい。こっちに来い。」とのこと。
無愛想に歩いて行くスタッフ。
はああああんもういやだあああって顔の僕。
これが例の別室行きですか…
さあこのあとどうなるんですか僕。
次回、「体触られてビクつく僕!」
お楽しみに!
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