仕事で使える英語力を身につける:Part1 | Startup-log

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スタートアップが成長していく過程を書いていきます!

スタートアップで世界を目指すなら、英語は避けて通れないと思います。

僕は大学4年の夏頃まで、全く英語が話せませんでした(TOEICも630点)。
それから半年でTOEIC855点になり、英語が公用語の会社に入社。さらに1年半たった頃には、英語のミーティングで持ち帰りたい結果を持ち帰ったり、アメリカ人のVice presidentにプレゼンしてチームのVisionを通したりが、なんとかできる所までいきました(ものすごくうまくいった場合ですが…)

正直僕の英語力はまだまだで、前職の職場でもできない部類でしたが、全く英語が話せないレベルから、ある程度英語で仕事ができるレベルまで上げる方法なら、自分の中にある程度確立されています。

僕が遠回りしながら学んでいった経験から、「こうしたら最短で英語が出来る様になる!」と思ったやり方を具体的にお伝えできればと思います。

量が多くなると思うので、

1. [Part1] TOEICで800点以上取る/外国人と日常会話ができる →今回
2. [Part2] 英語でミーティングが出来る →次回

の2回に分けます。

ちなみに、楽だとか、1~2ヶ月でできる様なものではありません。レベルにもよりますが、どんなにコミットしてもある程度話せる様になるまで半年はかかると思います。そこから、英語で仕事ができる様になるまで1年程度でしょうか。英語のトレーニングはやはりストイックです。

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[Part1] TOEICで800点以上取る/外国人と日常会話ができる
1)独学編 3ヶ月程度
  ・文法
  ・単語
  ・リスニング
  ・リーディング
  ・スピーキング
2)実践編 3ヶ月程度
  ・英会話
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まず、外国人とある程度話せて、かつTOEICも800点以上にまで持っていくための方法です。

TOEICをここに出した理由は、ある程度きれいな文法がわかって、かつ英語が聞き取れているかの指標になるからです。TOEICのために勉強する必要はないのですが、しっかり英会話できる様になるためにトレーニングすれば、結果的にTOEIC800点以上にまでなっているはずです。

注意点ですが、いきなり英会話スクールに行ったり、スカイプ英会話をやろうとするのはおすすめしません。基礎力がない状態でスクールに行くと、独学でもできるようなことを先生と一緒に行い、高額の料金を払うことになります。まずは基礎力を独学でしっかりつけ、その後英会話をする環境に飛び込んだ方が、お金も時間も節約できると思います。

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1)独学編

【文法】

文法は、「TOEIC TEST文法完全攻略―必須単語も同時に身につく (アスカカルチャー)」を一冊買えば充分です。名前はうさんくさいですが、もの凄く良書で、会話に必要な文法が網羅されていると思います。出てくる単語を覚えながら、パパッと3回ぐらい通しちゃってください。これで文法は充分。

【単語】
受験の時に買った「DUO 3.0」があればいいです。パパッと全部覚えちゃってください。別売りのCDは後述のシャドーイングにも使えます。

【リスニング】

 1. 発音を聞き取る
発音が聞き取れないから、英語が聞き取れない場合が多々あります。「オバケの英語」と、「英語舌のつくり方 ――じつはネイティブはこう発音していた! (CD book)」がおすすめです。それぞれ3回ぐらいパパッと通して、おしまいです。また、英語は 単語の連続の仕方によって発音が変わる場合が多いので、その辺も「英語の発音パーフェクト学習事典」で押さえておくと、大分楽になります。
 
 2. リズム感をつかむ
気に入った記事(音声付き)を見つけて、同じものを何度もシャドーイングするのが、効果的でした(日本語訳で意味を理解してからでもいいです)。「VOA」というアメリカが運営している英語ニュースサイトや、自分の気に入ったポッドキャストなんかを使って、毎日10分は時間を割きたいところです。僕の場合は、お気に入りのSteve jobsのスピーチを数百回シャドーイングしました。今はSQLIPTなんてサービスもあるのでいいですね。



 3. 瞬間的に理解する
発音がわかって、リズム感もつかめれば、リスニングは「早めのスピードで記事を読んでいるのと同じ」です。前述の英語ニュースサイトの中の非常に簡単な記事を見つけて、スピードを意識して、量読んでください(できれば音読で!)。「簡単なものを大量に」がポイントです。
  
【スピーキング】
 
1. 瞬間和文英訳をする
「どんどん話すための瞬間英作文トレーニング (CD BOOK)」という本がおすすめです。中学生レベルの英文を繰り返し口頭で和文英訳をすれば、何かを話したい時にとりあえず英語が出てくる様になります。この瞬間和文英訳は、英語を話せる様になる基礎練習の中で最も重要な部分だと思います。僕らは頭の中に日本語で文章は描けます。それをクイックに英語として話せればいいのです。そのための訓練に特化した本です。

 2. 自分の言葉で文章を作る
今度は、自分の言葉でまとまった文章を話す訓練です。今日の出来事や、昨日の出来事をひたすら独り言でつぶやくことがおすすめです。どう思ってその行動をしたのかも含めて。これによって、自分の言葉で英語を構築していく感覚をつかめたら、あとは実践あるのみです。

 3. 定型文を暗記
よく使われる定型文は覚えて、一人英会話に組み込んでいってください。「ネイティブなら子どものときに身につける 英会話なるほどフレーズ100―誰もここまで教えてくれなかった使える裏技」が参考になります。

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2)実践編 3ヶ月

【英会話】


上記の独学編が終われば、9割終わったも当然です。実践に移ります。ここで重要なのは、英語でコミュニケーションを出来る環境における、自分が自分の言葉で話す量です。おすすめは、「レアジョブ」というスカイプ英会話です。値段が安いことと、講義内容が自由なことが理由です。
使い方は、カジュアルトークとディベートがおすすめです。
普通に受講すると、テキストを使った授業をすすめられますが、それは独学で出来ます。あくまでも自分の言葉で話す量を意識してください。僕の場合は、カジュアルトークがしたいとリクエストし、自分のことを自分の言葉で話す訓練の場として使っていました。慣れてきたら、お題を指定してもらいディベートをしていました。相手がフィリピン大学という日本でいう東大の学生なので、ある程度のディスカッションはできます。これを3ヶ月週2回60分ほど続ければ、最低限の時間でTOEIC800点以上、日常会話もできるレベルになっているはずです。

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次は、ビジネス英会話編を書きたいと思います。